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どんな大変な時でも自分らしさを取り戻して、もっと輝く方法

 2018/12/20 ビジネス 独立・起業 起業ストーリー
この記事は約 10 分で読めます。 168 Views

自分を抑えて生きることで

他人から見て「良い人」として振舞うと、

結果として自分がなくなってしまいます。

そうして自分らしさを失うと、

人はストレスを溜めてしまい、

病気になってしまう場合もあります。

そこで、健康でいるために大切な

「自分らしさ」を取り戻す方法を、

「どんな大変な時でも自分らしさを取り戻して、もっと輝く方法」

として臨床心理士の新井励氏にお話しいただきます。

 

 

なんだか思う通りいかないな。

自分らしくないな。

生きづらいな。

そんなふうに感じたことはないでしょうか。

職場・家庭・学校で悩んだ経験はないでしょうか。

例えば

周りの空気や人に合わせすぎて、

自分を抑えすぎてストレスが溜まってしまった、

そんなような経験は誰でもされたことがあると思います。

私もたくさん悩みを経験してきました。

そしてまた仕事上でも多くの人々の悩みを聞いてきました。

筑波大学付属病院での実績

ここで、少しだけ私のこれまでの仕事についてお話しいたします。

臨床心理士として、

子どもから高齢者まで

がん、発達障害、うつや不安障害、PTSDなど、

さまざまな病や障害を抱える方と相談業務をしてきました。

11年間勤めてきた筑波大学付属病院では

院長賞を受賞して臨床心理部を創設しました。

今は3代目のチーフが継いでくれています。

そして今年3月に退職して、私は

もっと広く社会に心理の支援を広げていきたい

と思いまして独立しました。

病院で、特に入院など入ると

大人も子どもも制限が多い中で

我慢を強いられることが多いですし、

また良い患者として振舞う、

そんなふうにして自分を抑えてしまうことがよくあります。

大きな装置の中に一人だけで入る、

小児の陽子線治療というのがあります。

ここに入るのは本当に不安や恐怖があるので、

そうした不安や恐怖を軽減するために、

みんなで考えて

その子に合った心の準備ができるようにしようと、

絵本を作る企画を担当して活動したこともありました。

結果これは小児科を中心としたチーム医療の

ベストプラクティス賞をいただくことにも繋がりました。

今日は、病気に限らずですが、

どんな大変な時でもあなたが自分らしさを取り戻す方法についてお話したいと思います。

呼吸に注意を向けることで自分らしさを取り戻す

自分らしさを取り戻す2つの方法を紹介させていただきます。

1つは、自分に気づく時間を作ることです。

もう1つは、自分の強みに目を向けることです。

まず、自分に気づく時間を作るにはどうしたらいいでしょうか。

おすすめしたいのはマインドフルネスです。

これは、今ここであるがままに気づく態度と方法です。

私たちの心は

絶えず少し先のことや過ぎたことを思い返し、

今ここから離れてしまいがちです。

そこで自分という本当の家に帰るために、

例えば自分の呼吸に戻る練習をします。

自分の呼吸にだけ注意を向けて、

気持ちが逸れたらまた優しく自分の呼吸に戻る、

そんなような練習をしたりします。

不安が強くて薬を飲んでも眠れないがん患者の女性がいました。

その方に、

1分間だけ一緒に自分の呼吸に注意を向けてみましょう

とやってみたことがあります。

その女性は1分間その作業をした後に、

すごくすっきりとした表情で

「自分に還ることができました」

とおっしゃいました。

その後、

不安や不眠というような症状がなくなって、

ちゃんとがんの治療に専念することができるようになりました。

これはすごく極端な話なんですけども、

時にはそんなことも起きたりします。

もしできるなら1分、1呼吸でも結構です、

自分の呼吸に注意を向ける、

そんなことをやってみて頂ければと思います。

BASIC-Phと個性

もう1つ自分らしさを取り戻すための方法があります。

自分の強みに注目します。

BASIC-Ph

あまり聞きなれないかもしれませんが、

これは誰もが生まれながらに持っている6つのチャンネルです。

開発者のムーリ博士

「BASIC-Phは心の柔術だ」

というふうに表現されたことがありました。

これは、

大変な危機であってもそれをチャンスに変えることができる、

そんな発想からの発言です。

突然ですが、ちょっと想像してみてください。

あなたは無人島に行くことになりました。

何か1つだけ持っていくことができるとしたら何を持って行きますか?

Belief、信念や価値観。

Affect、感情、気持ちのチャンネル。

Social、オンラインなどを含めた人との繋がり、コミュニケーション。

Imagination、想像、ユニークな視点。

Cognitive、認知、思考、問題解決。

そして最後にPhysiology、身体、体のチャンネルです。

食べることや休むこと、活動、

さまざまなものが身体のチャンネルです。

この6チャンネルのバラエティは誰もが持っているんですが、

すごく発揮しているチャンネルは人によって違います。

そのチャンネルのバラエティが個性であり自分らしさじゃないか

と私は考えるようになりました。

無人島に何を持っていこうかなと皆さん思い浮かべましたでしょうか。

サバイバルナイフでしょうか。

聖書でしょうか。

食べ物でしょうか。

あるいはドラえもんのポケットを持っていくなんて想像した人いませんでしょうか。

私の場合は息子を持っていきます。

ソーシャルのチャンネルですね。

チャンネルを引き出し自分らしく生きる実感を取り戻す

こうした自分らしさのチャンネルをさらに引き出すために、

トラウマ解消や未来像構築など、

10種類以上の心理療法を必要に合わせて活用して、

自分らしく生きる実感を取り戻すサポートをしています。

とても強い怒りが体の不調に表れる、

苦しんでおられる男性がいました。

相手のことを許せない感情の背景には、

会社役員として会社の社員のことを思うが故に

大切な使命、信念というものが見て取れました。

ですのでその大切な信念のチャンネルに合わせて私はお会いして、

その人のトラウマや問題に取り組んで、

結果、病を克服してこの方は社長になられました。

強みのチャンネルが1つでも自分らしさは表れる

強みのチャンネルというのは、

多くなければいけないということはありません。

ある小児がんの男の子とはアニメのワンピースの話題で仲良くなりながら、長く関わっていました。

残念ながら亡くなってしまったんですけども、

非常に印象深い思い出があります。

小児病棟のイベントでアイスパーティーが開かれました。

彼も参加していました。

もう意識はちょっとなくて、

喋れる状況ではなかったんですけども、

両親と一緒に参加していました。

用意していたバニラとかストロベリー、そういう味は口にしないんですね。

それで聞いてみると

チョコミントが好きだ

と。

私もアイスが好きなので、

病院の近くに自動販売機があるのを知ってたんです。

そこへ走って行って買ってきました。

そして口に持っていったら食べてくれたんですね。

両親もすごく喜んでいらっしゃいました。

こんなふうに

食べるっていうチャンネル1つ取っても、

人によって本当にその人らしさが出るんだな

って教えてもらいました。

人生の目的と目指す社会

自分のチャンネル、

強みのチャンネルを知っていると、

危機やストレスを乗り越えるための支えになると思います。

iPresenceの「プレゼンス」は存在、存在感を意味します。

私たちの中にある小さな私と繋がって、

自分らしくそこにいることを大切にしていきます。

私の人生の目的は、

自分らしく生きる喜びを伝えることです。

目指す未来は

障害や特性を超えて

互いに自分らしさを大切にし合い、

誰もがそっと輝ける社会です。

iPresenceコンサルティングとして私が目指すのは、

小さな1人から始まって、自分らしさが互いに繋がり合う、そんな社会です。

なぜそんな世界を目指したいのか。

自分は人が普通にできることができない、

何か確実に人の役に立ちたいとそんなふうに思っていました。

ADHDと1冊の本

なぜそう思っていたかというと、

私は4年前にADHDの診断を受けたのですが、

実は発達障害の特性を抱えています。

元々小さい頃から

片付けられない、

忘れ物やうっかりミス、

時間がかかりすぎて遅刻が多い、

入った大学でも苦戦して留年、

周りの人が普通にこなせることでつまづくことが多くて、

いつも自分に自信が持てませんでした。

そんな最中、

大学の図書館で1冊の本と出会って運命が変わりました。

ミルトン・エリクソンという、

20世紀最大の心理療法家についての本でした。

彼は、薬ではなくコミュニケーションで人をその人らしい方向に導いていく名セラピストでした。

そして病や症状があってもその人らしく生きられるんだということを私は教わりました。

自分が持っている症状も生かせるんだと、

注意が飛んでしまう反面

自分の関心のあることには

人並み以上にエネルギーを注げる力がある、

ここを伸ばしていけばいいんだと、

自分はそれでいいんだ

と思えるようになりました。

私の父は1つの会社に勤めあげ、

性格は私と真逆ですごく几帳面で器用な人です。

母は専業主婦で、

父と私と姉を縁の下の力持ちで支えてくれました。

小さい頃から、両親から

「やればできるのにどうして普通にできないんだ」

とずっと言われ続けていました。

ただADHDの診察を初めて受ける時も、

お前は障害なんかじゃない

と散々言われましたが、

結果的には一緒に専門病院に行ってくれたことで

診断と適切な治療が始まりました。

支えてくれた家族と、仕事で大切にしたい思い

臨床心理士を目指したいと

就職活動を中断した時もすごくもめましたが、

最終的には全面的に応援してくれました。

そんなふうに応援してくれたことが今の力になっています。

またこんな私を10年以上支えてくれている

妻の存在なくしては今の私はありません。

長年勤めていた病院を退職し、

不安定な道でもある独立を決意したときも、

変わらずサポートの限りを尽くしてくれています。

同じ臨床心理士でもあり、

子どもの専門家でもある彼女から、

いつも子どもへの大切な眼差しを学んでいます。

そして今私には5歳の息子がいます。

これまでがんになった子ども達と何人もお会いしてきました。

その中には残念ながら亡くなった子ども達もいます。

自分の子どもを腕に抱いていたある時、

ふと小児病棟で出会ったお母さんのことを思い出しました。

子どもにそそぐ気持ち、愛おしいという気持ちを強く感じました。

何かができるから愛されるのではなくて、

そこにただいてくれることがとても嬉しい。

そういう思いを、仕事においても大切にして、

時にはそこに戻っていきたいと思っています。

自分らしさ、その人らしさを大事に

たくさんの応援をしてもらってきた自分だからこそ、

私は出会う人たちに対してこれからも

諦めない応援者であり続けたい

と思っています。

誰もがそっと輝ける社会を目指すことも諦めません。

どうかあなたの中の小さなあなたと、

そしてできるならば身近な大切な人のその人らしさにもほんの少しだけ心を注いでみてください。

そこから世界が変わっていくかもしれません。

私はそう信じています。

自分らしく生きる喜びをあなたに。

ありがとうございました。

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