【5つの壁その5】経営理念が見つからない壁の乗り越え方
はてブ
送る今日は、経営理念の壁についてお話したいと思います。
経営理念なんて、私のビジネスには、
関係ないや。
と思う方もいるかもしれません。
ただ、経営理念のあるなしは、実は
あなたのビジネスの業績に大きな影響を与えています。
会社の売上げ規模と理念のあるなしを分類すると
売上げ〜2.5億円＝理念がある47%
売上げ〜10億円＝理念がある57%
売上げ〜30億円＝理念がある70%
売上げ30億円〜＝理念がある76%
※「経営理念の考え方・作り方」坂上仁志著より引用
になります。
上記のように、経営理念がある会社ほど、
売上規模も成長していきます。
一見、売上とは無縁のように思える経営理念が
なぜ、業績に関係してくるのか、
その秘密を今日はお話します。
経営理念は、会社が一定の規模になってくると
必ず必要になってきます。
特に、人を一人でも雇うようになってくると、
必ず必要になってきます。
経営理念とは、簡単にいうと、
大切にしたい価値観です。
どういった価値観で
自分たちの会社は運営していくのか、
というのを明示したのが、
経営理念です。
例えば、
「私たちはお客様を第一に考えます」
という経営理念であれば、
お客様を第一優先に考えていきます。
ここで、お客様を第一優先にせずに、
会社を優先したり、自分たちを優先するのは、
おかしいということになります。
で、人が何人も集まってくると、
みんな、それぞれ、自分の価値観で行動しだします。
人によっては、
自分が楽するのが優先、
給料をもらうことが優先、
会社の利益が優先、
などなど、いろいろな価値観の人がいます。
で、会社という組織で成果を上げていくときに
大切なのは、全員が同じ価値観で、
同じ方向を向いて行動していくということです。
全員が同じ方向を向いていないと、
どんなに個々人の能力が優秀であっても
相乗効果を発揮できません。
1+1が2にならないということですね。
1.5とか、1.8とか、
ときには、0.8になったりします。
それが経営理念を定めることで、
全員が力を発揮する方向性が固まるので、
1+1が、2とか3とか5に
なってくるということです。
そういった組織の力を発揮するためにも、
経営理念が必要だということです。
ただ、経営理念が大事だとわかっても
どうやって経営理念って作ればいいの？
こう思う方もいると思います。
なんか見よう見まねで、他の会社の真似をしても
とってつけたような感じで、
それを本気で守ろうとは思いません。
そこで、今回、経営理念をどのように作っていけばいいのかを
こちらの音声で解説しました。
「起業家が必ずぶつかる５つの壁とその乗り越え方
〜その5 経営理念が見つからない壁の乗り越え方」
→ http://mail.omc9.com/l/01QVOH/
（MP3ファイル、22分47秒）（坂本憲彦、野口 洋一）
私も経営理念の大切さが分かったのは、
起業してから7年くらいが経過したときでした。
当時、私は経営していた会社で
いくつもの問題を抱えていました。
顧客からのクレームの増加、
従業員からの不満の増加、
ビジネスパートナーからの不満、
など、あらゆるところから、
不満の声が上がっていました。
そして、すべての問題に対応しようと
努力していましたが、
うまくいきませんでした。
そんなときに、
ある経営者の方から教わったのが、
経営理念でした。
すべての事業は、
経営理念から作られる。
そのことを教わったのは、
初めてでした。
ただ、そこから
改めて色々な経営者の伝記を学び、
経営理念がいかに大切かということが分かりました。
そうして、今では、
経営理念を掲げたおかげで、
経営に対する自信が深まり、
事業に邁進することができるになりました。
経営理念とは、
すなわち会社の軸です。
軸がなければ、すべての物事は
うまくいきません。
あなたの中に、
どんな大きな問題や壁がきても倒れない軸を作ることが、
ビジネスにとっては最も重要です。
ぜひ、こちらの音声で経営理念について
学んでみてください。
あなたのビジネスをさらに飛躍させるきっかけになると思います。
「起業家が必ずぶつかる５つの壁とその乗り越え方
〜その5 経営理念が見つからない壁の乗り越え方」
→ http://mail.omc9.com/l/01QVOH/
（MP3ファイル、22分47秒）（坂本憲彦、野口 洋一）
あなたの志の実現を応援しています！