「生きづらさと孤独を手放し最高の人生を手にする方法」 三木ヒロシ氏

あなたはこれまでに「生きづらさ」を感じたことはありませんか?
・人とのコミュニケーションが苦手
・人の輪の中に入れない
・すぐに落ち込んでしまう
などなど、多くの方が「生きづらさ」を実感しています。

1800名以上のパニック障害に悩む方を治療してきた
心理カウンセラー 三木ヒロシ氏が

そういった「生きづらさ」と「孤独」を感じる人が多い現代社会の中で、
どのようにしていけば「最高の人生」を送れるようになるのか?その秘密をお伝えしていきます。

生きづらさというのを、感じたことがありますか

皆さん、こんにちは。
心理カウンセラーの三木ヒロシと申します。

本題に入る前に、皆さんに一つだけご質問したいことがあります。

 

「あなたはこれまで生きづらさというのを、感じたことがありますか」

 

生きづらさといっても、いろんな種類があります。

例えばですが、人とのコミュニケーションが苦手で、ちょっと打ち解けられなくて苦しくなってしまうとか、人の輪の中に入って楽しめないとか、いろいろ思い悩んで考えまくって答えがまとまらないとか、いろいろあります。

 

が、何か少しでも生きづらいと感じたことがあれば、ちょっと手を挙げていただければと思います。

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ありがとうございます。そうですね。

この世界、生きづらいと感じている人は結構多いです。かくいう私も、昔、生きづらさをすごく感じていた人間です。

少しだけ、私の紹介をさせてください。私は心理カウンセラーとして、主にパニック障害という心の病の専門家として、1,800人以上の方の回復・改善のお手伝いをしています。パニック障害だけでなく、夫婦関係改善、他の心の病、日常のストレスのケアのカウンセリングをさせていただいてます。

 

パニック障害について

パニック障害の説明を軽くさせていただきます。

突然、心臓がドキドキしたり、呼吸が荒くなったり、めまいが起きたり、汗をかいてしまったり、パニック発作といいますが、いきなりそういう状況になって、死んでしまうんじゃないだろうかと恐怖に包まるという発作があります。それを何回も繰り返していくと、パニック障害という診断がつきます。

そして、これは統計で出ていますが、50人に1人がパニック障害を発症しているといわれています。主に女性の人に多いといわれてます。ここは一つポイントですが、パニック障害は誰もがなり得る心の病であります。

 

「生きづらさと孤独を手放し最高の人生を手にする方法」とは

今日は、私から「生きづらさと孤独を手放し最高の人生を手にする方法」をお伝えしたいと思います。生きづらさと孤独を手放し最高の人生を手にするためには、何が必要でしょうか。

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一体どのようなことをすればいいでしょうか。

私は数々の経験の中から一つの答えを導きました。

 

自分を愛すること

それは、自分を愛することです。

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例えば、私がこれまでカウンセリングをしてきた人の中には、こういった方たちがいました。

 

すごく真面目で一生懸命ですが、結果無理をしてしまう人。自分の気持ちを抑えて、他者を優先して、それで苦しくなる人。自分に厳しくて甘えることがまったくできず、自分の中だけに取り込んでいって落ち込んでいく人。いろんな方がいました。

 

その方たちにトータルしていえることは、皆さん、自分を愛せていませんでした。実は過去、私も自分自身を愛せていませんでした。自分を愛する、といっても方法がよくわかりません。

 

私がこれまで学んできた中から、実は愛することのために重要な二つのポイントがあることに気づきました。それを実践していくことによって、私の中から辛さ、怖さ、恐怖、不安などを取り除き、今では幸せに毎日を過ごしています。

 

「自分を愛する」ためのポイント

ポイントの一つ目です。自分を責めないことです。

人は何か失敗したり、うまくいかないことがあると自分を責めやすいです。自分を責めても、楽しいこと、嬉しいこと、幸せになることは一切ありません。自分を責めずに、ただ肯定する、それが大切だと思います。

 

二つ目、自分を誰よりも優先することです。

この世界の主人公はあなたです。他の誰でもありません。他の人を優先するのではなくて、自分の気持ち、思いを素直に表現して歩いていく。私はこの二つを実践していくことによって、本当に心が楽になって、今も生きやすい毎日を過ごしています。

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パニック障害の方が自分を愛した結果

パニック障害の方が自分を愛した結果というのがあります。

それは、明るくなり前向きになりました。今まですごくトーンダウンして、落ち込みがちだった人たちが、前を向いて歩ける、新しい人生を手に入れるきっかけになりました。そして笑顔が増えました。今まで忘れていたような笑顔、それを取り戻すことができました。大きな自信が身についてきました

今まで、パニック障害や心の病に苦しんでいた方が、前を向いて新しいことにチャレンジできるようになりました。自信を身につけた結果、そのようなことになっていきました。

 

もしこの会場のあなたが、生きづらさを感じたら、ぜひ自分を愛すること。

先ほど言った二つのポイントを忘れないでください。

 

私の人生の目的は、愛する幸せを提供すること

「愛する幸せを提供すること」

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愛するということには、いろんな意味があります。自分自身を愛することはもちろんですし、私が誰かを愛する、そして誰かから愛される、すべてを含んだ幸せのことです。すごく辛く苦しい方に、愛することで幸せになってほしいという願いから、このミッションを立ち上げました。

 

これからも私は、孤独や不安、とても辛い思いをしている方々のサポートをしていきたいと思っています。

 

パニック障害改善のためのコミュニティーを創りたい

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そして私には一つ、夢があります。

それはパニック障害のネットワークを立ち上げて、そこにいる方が、誰でもが安心できるコミュニティーを創りたいです。

パニック障害の方々は、毎日不安で怖くておびえて暮らしています。その方たちがしなやかに人生を歩いていけるように、お手伝いをしたい、コミュニティーを創りたい、という夢があります。

 

なぜ私は、パニック障害改善のためのコミュニティーを創りたいのか

ではなぜ私は、パニック障害改善のためのコミュニティーを創りたいのでしょうか。

実は私自身、孤独と不安という生きづらさを30代半ばまで感じて生きていました。

 

漠然とした不安と孤独が自分の中にずっとありました。

なぜ私はそんなに孤独と不安を抱えて生きてきたのでしょうか。

 

母親の温かさ、優しさ、温もりを知らないまま育った幼少期

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実は私には母親がいません。私が3歳位の頃に母親はすでにいませんでした。長距離トラックの運転をしていた父、10歳年上の姉、8歳年上の兄の3人に育てられました。

 

とても私を愛してくれて、可愛がってくれて、育ててくれたことを覚えています。ですが、あるとき、その兄と姉が我が家のキッチンで泣いていました。小さい私は何が起こったのか全然わかりません。そこで二人に聞きました。「お兄ちゃん、お姉ちゃん、なんで泣いてるの?」。

 

すると、とても衝撃的な言葉が返ってきました。「お母さん、もう帰ってこないのよ」、3歳だった私はとてもショックを受けました。姉と兄に質問しました。「なんで帰ってこないの?どうして帰ってこないの?僕は一人になっちゃうの?」。姉も兄も答えられず、ただシクシクと泣いていました。

 

私もそれが辛くてずっと泣いていたのを覚えています。その夜、父が帰ってきて、お母さんは交通事故で亡くなった、ということを知らされました。
しかし実は、違うことがのちほど判明しました。
私の20歳の誕生日に知りましたが、私の父の会社の同僚と母親は駆け落ちをしていました。20歳になってそれを聞いたとき、また違うショックを受けました。

 

お母さんという存在がとても好きだったんですが、私を見捨ててどこかに行ってしまった、違う人といなくなってしまったという事実を突きつけられたとき、すごく大切な人が私から離れていくのではないかという不安が生まれました。

実は私は母親の温かさ、優しさ、温もりを知らないまま育ちました。

それが私の孤独と不安の正体でした。

 

孤独と絶望に打ち震えていた子ども時代

私が小さい頃、どうしても忘れられないエピソードが一つあります。

父は長距離トラックの運転手ですので、帰りが遅いです。

大体夜8時9時は当たり前です。兄と姉もいましたが、遊びもしたいし、勉強もしたい、そうなると必然的に私は一人でずっと留守番することになります。

 

ちょっと皆さん、イメージしていただきたいですが、3歳の子どもが一人部屋で話す相手もいない、遊ぶ相手もいない。孤独と不安を感じますね。私はそういった状況の中で絶望を感じました。誰もいないという状況で、孤独と絶望に打ち震えました。

 

私はあるとき、意を決して、5キロぐらい離れた親戚の家に三輪車で向かいました。もちろん3歳ですので、行き方はわかりません。道順も覚えていません。それでも私は、助かりたい、生きていたいという気持ちから、三輪車をこいで、親戚の家を探し回りました。そして奇跡的に私は親戚の家を突き止めました。

 

最初、親戚はとても驚きました。「ヒロシくん、なんでこんなところにいるの?どうしたの?お父さんは?お兄ちゃんお姉ちゃんは?」と質問攻めにされましたが、私は何も答えることができませんでした。ですが、すごく温かくしてくれました。

 

温かい食事を出してくれて、私は安心しました。気持ちがほっとしました。親戚の方が、父に連絡をしてくれて、そのあとすぐに父が駆けつけてくれました。父は私を怒ることなくニコッと笑い「さあ、帰ろう」と言ってくれました。父は、右手で私の手を握り、左手には今まで私がこいできた三輪車をつかみ、今来た道を一緒に歩いて帰りました。夜の8時ぐらいだったと思います。私は父と歩いたあの光景を、たぶん一生忘れることはないでしょう。

 

私には母から見捨てられたという気持ちがあります。

ですから、見捨てられたくないがために、人から依頼される、人から物事を頼まれると、その人のために頑張ってしまうという癖があります。その結果無理をしてしまいます。

 

見捨てられたくないために頑張りすぎたサラリーマン時代

私は20代前半から30代後半まで、サラリーマンをしていました。とても厳しい部署でした。休日が2週間に1回、あるかないか。朝から深夜まで仕事をして、寝袋を持ち込んで会社に寝泊まりもしょっちゅうでした。なおかつ、人の仕事までもやろうとしたので、疲労は蓄積していくばかりでした。

 

その結果、とうとう過労で倒れて、救急車で運ばれました。私は運ばれる救急車の中でいろんなことを考えました。私の人生はこれでいいんだろうか。本当にこれでハッピーなんだろうか。すごくたくさん考えました。考えて考えて考えた結果、たどりついた答えがありました。

 

それは、今のこの人生は「ノー」ということに気がつきました。

 

心理カウンセラーという職業との出会い

そして私は、そのあとちょっとした機会があって、新聞記事を見たときに、心理カウンセラーという文字が目に入りました。そこには心理カウンセラーの方と、心の病から改善された方の対談が載っていました。私はとても興味を持ちました。心理カウンセラーという職業があること。そして心の病はこの世界に多いということ。私はそこで初めて知りました。

 

そして、その心理カウンセラーが所属しているスクールの体験講座に行きました。そのあとに本校に入学しますが、たくさん学んだときにさらに気づきました。私の中に一つの決意ができました。心理カウンセラーになることを心に決めました。

 

今は独立開業して、心理カウンセラーとして日々忙しくしていますが、最初からうまくいくことはありません。ですが、今では多くの孤独と不安になる方をサポートさせていただいてます。

 

 

パニック障害だけではありません。いろんな方から問い合わせをいただいて、いろんなカウンセリングをさせていただいてます。そしてこれは今でも私のモチベーションになりますが、そういう方たちから「回復しました」「改善しました」「ありがとうございます」という感謝のお手紙をよくもらいます。それが私のやる気に火をつけました。

私はずっとこのカウンセラーという職業を続けていくという、また新たな決意、あきらめない理由が自分の中にできました。

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最後に

あなたがもし、これから生きづらさを感じたら、

自分を愛すること、先ほど申し上げた二つのポイントがあります。

自分を愛することをぜひ実践してみてください。

思い出してください。きっと最高の人生になるでしょう。

そしてあなたが実践したあかつきには、最高の未来を手に入れることを、私は確信しています。

 

幸せな未来をあなたに。

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ありがとうございました。