成功する起業の方法を解説!①ビジネスの作り方6ステップ

「起業に興味があるけど難しそう」

「起業してみたいけど方法が分からない」

そんなことを考え“いつか起業しよう”と思いながら、なかなか最初の一歩が踏み出せないでいませんか?

今回は1万人以上の起業家を指導した実績のある、起業経営の専門家坂本憲彦氏に起業をするためのビジネスの作り方を伺いました。

まずはどうやってビジネスを作っていくのかを知ることで、起業をするためにこれからやるべきことがみえてくると思います。

起業とは

そもそも“起業”と聞くと難しいイメージをお持ちではありませんか?

特別な才能や能力、そして財力がないとできないと思われている方が多いと思います。

ですが、主婦や社会経験が少ない学生でも自分の持っているスキルやアイデア次第で起業が可能な時代になっています。

 

1.自分の能力を販売しやすくなった

例えば、“ココナラ”や“ランサーズ”といった自分のスキルを売り買いするサービスサイトがあるように、自分の能力を商品として販売しやすくなりました。

主婦として毎日やっている家事の能力も販売することができます。自分にとっては当たり前にやっていたり、大したことがないと思っていることも、他の人にとってはお金を払ってでもその力を貸してほしいというスキルがあるのです。

 

またはフリマアプリなどネットでハンドメイド商品を販売している方もいます。店舗を持たなくても、自分の商品を販売することができます。

 

2.お金をかけずに起業ができる。

起業を考えた時に心配なことの一つがお金の問題だと思います。

昔は商売を始めようとすると元手が必要なビジネスモデルがほとんどでした。例えば店を構えて商売をする飲食店や雑貨店、人手が必要な工場などです。

ですが先ほどもご紹介したように、自分自身のスキルを売ったり、店舗を持たずにネットで物販ができるようになるなど、現在はほぼ元手をかけずに起業ができるビジネスモデルが増えました。

 

3.起業の情報が得やすい

昔は本が主な情報源でした。起業は教育の科目にないため、ほぼ独学でやらなければいけない分野でした。

ですが、今はネットでなんでも情報を得られるようになり、起業の方法についてもネットを開けば多くの情報を得ることができます。

またインスタやFacebookでは様々な人とつながることができるため、今までは手の届かない存在であった社長や起業家とも直接つながることができます。

ネットやSNSの普及により起業の情報が誰でも手に入りやすく、身近になりました。

 

4.社会的抵抗が少なくなった

昔はサラリーマンとして終身雇用が美徳とされてきました。起業というと代々家業を引き継いでいるなど、ごく一部の人だけだったと思います。

ですが、現在は転職も普通となり、会社も副業を認めるなど、社会的な考え方も変わってきています。起業に対する周囲の抵抗感が少なくなり、起業がしやすい空気感に変わっています。

 

①商品のつくり方

ビジネスの肝となる商品やサービス。

何を売ったらお客様に喜んでもらえるのか、どんな商品やサービスをつくったら売れるのか、みなさん悩まれるところだと思います。

 

ただ単純に“流行っている”“人気がある”というものを選べば成功するというものではありません。

商品やサービスをつくる際に重要なのは『コアコンセプト』を明確にすることです。

 

コアコンセプトとは、『誰に売るのか』『何を売るのか』『独自性』というビジネスの核になるものです。コアコンセプトが明確になっているかどうかで商品が売れるかどうかが変わります。

 

1.『誰に売るのか』

ターゲットとなるお客様です。

あなたのビジネスを通して助けたい人はどんな人なのかを考えます。

ここで大切なのは「たくさんの人に届けたい」よりもターゲットを具体的に絞ることです。

こんなお客様を対象に仕事をしたいなという理想のお客様像を一人つくるといいですね。そのお客様のことを考えて商品をつくることで、よりお客様のニーズに合った商品になります。

 

2.『何を売るのか』

キャッシュポイントとなる商品やサービスです。

ここで大切なのは、ターゲットとなるお客様にどんな変化を提供できるのかということです。

お客様は、自分が欲しいと思っている変化が得られるものにお金を払ってくれます。

そして忘れてはいけないことは、その商品をあなたが本当に売りたいかどうかです。

流行っているからという理由であなたが興味のないものを選ぶと失敗します。そこにあなたの想いがなければビジネスは発展しないのです。

あなたが提供したい商品・サービスは何か、それはお客様にとってどんな価値があるのかを考え、価格を付けてみましょう。

 

3.『独自性』

たくさんある商品やサービスの中からあなたの商品が選ばれる理由です。

他とは違う、あなただからこそ提供できる価値は何かを考えます。

 

とはいっても、なかなか自分の価値を見つけるのは難しいですよね。

そのような方は、これまでの自分の経験を書き出してみましょう。一見、ビジネスとは関係がなさそうなことも、あなたの商品の素晴らしい価値になることがあります。

 

4.事例

コアコンセプトで売り上げが劇的に変わった事例をご紹介します。

趣味のバイクを副業にしている現役のサラリーマンがいました。

最初の商品は、『バイク初心者の若者に、ツーリングで一目置かれているライディングテクニックの教材DVD』を販売しました。

しかしほとんど売れませんでした。

そしてコアコンセプトを見直し、『中高年向けに、アメリカンバイクのツーリング会とレッスン会』を販売しました。

自分のバイクスキルをお客様に伝えるという核の部分は変わっていませんが、ターゲットを若者から中高年に変え、伝える手段をDVDからリアルな指導に変えることで売り上げが10倍以上になりました。

自分の強みを、誰に向けてどのように活かせるのかはとても重要な部分です。

ライディングマスター⇒https://www.riding-master.com/sl/direct/

 

 

②営業の方法

営業と聞くと“大変そう”“苦手”というイメージを持っている方が多いと思います。

それは、話がうまくて押しが強い営業マンや断られてなんぼの売込みの営業をイメージされているからではないでしょうか。

営業とは“売込み”ではなく、自分の商品に興味を持ってくれた人との“信頼関係づくり”です。

 

そもそも、営業は誰でもいいから買ってくれる人を見つけることではありません。自分の商品に興味を持ってくれている人を購入にまで連れていくプロセスです。

興味を持ってくれたら、買ってくれるまでに必要なものは“信頼”です。

「この人なら信頼できる。この人から買いたい」と思ってもらえるような関係づくりが営業なのです。

 

“売込み”ではなく“関係づくり”と考えると営業もワクワクしませんか?

 

具体的な営業の手段としては

ホームページやブログ、メルマガ、電話、店舗、DMなどがあります。

 

③集客の方法

集客は興味を持ってくれる人を選ぶ段階です。

つまり、営業で信頼関係を作る人を集める作業です。

ここで大切になるのがコアコンセプトです。

 

『誰に』誰向けなのかが明確でないとそもそも人を集められません。

『何を』ここに来ると何が得られるかが明確でないとお客様は来られません。

『独自性』他と何が違うのかが明確でないと商品を選ぶ決定打に欠けます。

 

あなたのコアコンセプトに人は集まります。

そのコアコンセプトを知ってもらう集客の方法としては

情報発信(SNSなど)、イベント、セミナー、紹介、口コミなどがあります。

 

④お金の管理

ビジネスをするうえで避けることができないのがお金の話です。

お金に苦しまずにビジネスを継続するポイントを2つお伝えします

 

1.自分の収支を把握する

あなたは毎月何にどれだけお金を使っているかを把握していますか?

支出が管理できていないと、起業した時に売り上げが減った際管理ができません。

銀行からお金を借りた場合は返済をしないといけないためキャッシュを計算できるかどうかは重要です。一時的に儲けても破産に追い込まれてしまいます。

 

自分のお金の流れを知るために家計簿をつけることをオススメします。お金が増える流れなのか減る流れなのかを把握し、お金を貯められる流れを作りましょう。

お金をコントロールできることが、起業で生き残る方法の一つです。

 

2.継続型の収入を作る

収入には一時的な収入と継続的な収入があることをご存じですか?

 

一時的な収入とは、その名の通り単発で発生する収入のことで1回入ったら終わりです。

大きな収入が入ってきたとしてもそれが続かなければ会社の継続が困難になります。

「なんでこんなに働いているのに、いつまでも苦しいんだろう」という状態に陥ってしまうのが、一時的な収入の仕組みしか持たない経営者です。

 

一方で継続的な収入とは、定期的に収入が入ってくる仕組みのことです。

定期的な売り上げを作るビジネスモデルを組み込めることで後々の経営が楽になります。

 

例えばコピー機を例に挙げると、コピー機自体は一度購入したら頻繁に買い替える物ではないので一時的収入になります。ですが、コピー機のインクは定期的に購入する必要があるので継続的収入になります。

苦しまずに安定した経営をするポイントは継続的な収入です。

 

⑤仲間のつくり方

人には得意なことと苦手なことがあり、持っている知識も限られます。起業に関することをすべて一人でやろうとすると行き詰まってしまうため、起業を一人で進めるのは難しいことです。

 

例えば、「ブログの作り方が分からないから起業できない。」という方がいました。相談できる人や頼れる人がいないと、このように本来注力すべきところとは違うところで立ち止まってしまいます。そもそもの目的はブログを書くことではないのに、進めないのはもったいないことです。

 

そこで大切なことは信頼できる仲間をつくることです。いろいろな人と助け合いながらビジネスは出来上がります。

 

仲間をつくるときに気を付けたいのがお金を目的に人を集めないことです。

「儲かるから一緒にやろう」と集まった人はお金が稼げなかったときには離れていってしまいます。

長く一緒にビジネスをやっていける仲間は、夢や志、理念に共感してくれる人です。

想いに共感してくれる人がいるだけで心強く、ビジネスへのモチベーションが上がり、楽しく活動をすることができます。

 

⑥メンターの選び方

初めて起業をする際にはアドバイスをくれるメンターを見つけるとよいでしょう。

起業をするならその道で成功している人の話を聴くことが成功の近道になります。

ただし、注意してほしいのは依存しないということです。“メンターについていったら成功させてもらえる”と思った時点で失敗します。

「メンターに言われたからやる」ではなくあくまでも最終的に決めるのは自分です。

また、メンターを一人だけに決めなければいけないということはありません。ビジネスのフェーズによって、必要なアドバイスは変わってきます。自分の段階に合わせてメンターを選ぶとよいでしょう。

 

メンターを選ぶときには、「誰でも簡単に稼げるようになる」といった魅力的な言葉には注意してください。甘い言葉よりもその人の想いややり方に共感をできるかが大切です。

必ず主催している人や実際の実績を確認してみましょう。

 

まとめ

今回はビジネスのつくり方6ステップをお伝えしました。

起業は難しいことではありません。ビジネスの立ち上げ時の基本は6ステップのうち①商品、②営業、③集客の3つです。

あなたの得意をお客様のお悩み解決のための商品やサービスにしてみましょう。

そして営業、集客はお客様と信頼関係を作るステップです。お互いに嫌な気持ちが残るような“売込み”とは違います。方法も一つではありませんので、ネットが苦手な方はリアルで行う方法も様々あります。自分で楽しくできる方法を見つけましょう。

 

そして、④お金の管理、⑤仲間づくり、⑥メンター選びをしてビジネスを発展させていきましょう!

 

坂本氏が運営する起業家コミュニティの立志財団は、起業を応援する仲間がたくさんいます。

立志財団についてはコチラから⇒https://risshi.or.jp/

 

起業の基本をお伝えするセミナーもやっていますので是非ご活用ください。

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