成功する人の行動、習慣、特徴とは

【はじめに】

こんにちは、坂本です。
今日は『成功する人』について、行動、習慣、特徴という視点からお話します。

 

【成功する人の行動】

●成功している人は行動力が半端ない

私もたくさんの起業家や経営者を見てきましたが、とにかく行動量がすごいです。そして人の何倍も仕事をしながら、それを苦しみながらやっているではなく、好きでやっています。成功している人は、基本的に仕事を楽しんでいます。嫌々やっているのではない、ということが大事です。成功していない人というのは、無理やりやらされているパターンが多いです。成功するためには、自発的に行動していかなくてはなりません。

●寝食を忘れるくらい没頭できるものを見つける

皆さんも経験があると思いますが、面白い本を読んでいたら夜中になっていたとか、面白いゲームをしていたら徹夜をしてしまったなどです。このように没頭できることを仕事にすることが大事です。嫌々行動していると、ストレスがたまってきますし、場合によっては鬱になることもあります。成功するためには、まずは没頭できるものを見つけなければなりません。究極の理想としては、一生没頭できるものを見つけることです。それを見つけることが、人生の意義であるとも思います。

●嫌なことは長続きしない

人から強制されているものというのは、気持ちとしてしんどいものですので、自分が何がやりたいかを早めに見つけて、行動を起こしていくことが大事です。プロ野球選手などは、夜中でも素振りをやりますが、それが苦になりません。
ブログでお客さんを集めましょう、というときにも、好きなことであれば記事が書けますし、続けられますが、嫌いなことだと、続きません。まず副業から始めようというときも、疲れた体で仕事から帰ってきて、嫌いなことができる人はいません。そのかわり楽しいと思えることであれば、疲れていてもできます。

●苦にならないものを見つける

人生を賭けてやりたいことが見つかれば、自然と行動できます。本当にやりたいことであれば、モチベーションも高いまま安定しています。成功する人というのは、自分のジャンルのプロになるということですから、長時間やっても苦にならないものを見つけなければなりません。ぜひ、長時間やっても苦にならないものを見つけてください。

 

【成功する人の習慣】

次に、『成功する人の習慣』についてお話します。

●成功者は感性全開

成功する人をたくさん見てきましたが、共通している習慣があります。

まず一つ目は、やることが明確で感性が全開です。成功していない人というのは、頭で考え過ぎています。成功者というのは、頭がいい人というイメージがあるかと思いますが、それ以上に感性が全開になっています。ぶっ飛んだ人が多いので、やりたいと思ったことをすぐに行動に移します。逆に頭でっかちな人は、やりたいと思っても行動に移せません。

経営には、頭で考えても分からない部分がたくさんあり、経営者は勘でやっていかなくてはなりません。感性が大事になってきます。喜怒哀楽が豊かであることや、おいしいものをおいしいと思う、いい音楽を聞いて感動する、そういう感情豊かな人が経営者には多いように思います。

●人の話をよく聞く

人の話をよく聞く人が多いです。自分のことばかり話して、人の話を聞けない人というのが、人の上に立つのは難しいです。お客さんの話、社員の話、関係者の話を聞いていくことにより、意思決定の材料を得ますので、人の話を聞くことは大切です。

●人を喜ばせることが好き

人を喜ばせることが好きな人が多いです。自分が楽しい以上に、人を楽しませるほうが好きという方が多いです。これは結局、お客さんを喜ばせたい、楽しませたい、というところにつながっていきます。そういうことが自然にできる人が、ビジネスもまた成功するようです。

●建設的な悲観思考

もうひとつあるのが、建設的な悲観思考を持っていることです。マイナス思考は、世間一般にはよくないとされますが、成功者には意外と悲観主義が多いです。裏を返すと、リスク察知能力が高いということです。

悲観主義だから「これをやっておかなくては駄目だ」というように、いろんな問題に気付くことができます。単なる悲観主義ではなくて、建設的であることが大切です。単なる悲観主義だと、「これは危ないからやめておこう」で終わりますが、建設的な悲観主義だと、「これは危なそうだから、対応策を考えておこう」と準備をすることができるので、問題が起こっても乗り越えることができます。

●淡々した行動ができること

さらに、成功している人の特徴として、淡々と行動する、ぶれない行動力というものがあります。毎日一定量の行動を、繰り返しできる人、こういう人が成果を出しています。その日の気分によって変わるのではなく、気分に関わらず、一定の行動ができることが大事です。

 

【成功する人の特徴】

最後に、『成功する人の特徴』についてお話します。

●自分のビジョンを定める

今まで2,000名以上の人を指導させていただき、いろんな方を見てきました。自己投資をされている方が多いですが、やみくもに自己投資をしても成果にはつながりません。まずは自分のビジョンが定まっていることが大切です。何をしていいか分からないので、とりあえず勉強しています、という人はなかなか成功するのが難しいです。

●目標は超長期で定める

成功し続けている人というのは、自分が何を成し遂げたいかということが、明確に定まっています。未来が明確になっていないと、そこにたどり着くことができません。こういう方向に行きたいという、5年後、10年後の目標が定まっていないと、成功は難しいです。

ちなみにソフトバンクの孫さんは、19歳のときに「人生50年計画」というものをつくっています。20代ではこう、30代ではこう、と決めて、その通りにいかれてます。中長期でどういう人生を歩んでいくのかが定まっているのが、成功する人の特徴かと思います。

成功しない人というには、短期的な視点しか持っていない人が非常に多いです。ここ3カ月、半年も大事ですが、もっと大きな目標、ビジョンを意識した上での3カ月、半年でないといけません。人間というのは、1年ではたいしたことはできませんが、10年かけると結構大きなことができます。私は10年単位で考えることをおすすめしています。

●夢と行動をつなげる

実行力がある、というのも成長する人の特徴です。夢だけ見ていて、現実の行動が伴っていないという方がいますが、大きな夢と今日の行動をつなげることが大事になってきます。

●諦めないこと

成功する人というのは、諦めない理由を持っています。多くの人が成功しないのはなぜかというと、途中で諦めてしまうからです。これは松下幸之助さんもおっしゃっていますが、自分が事業に成功したのは、才能があったからではなく、電気屋をやめなかったからだと。ずっとやり続けてきたので、大きな成果を出せたということです。やはり継続が一番大きな力になります。

事業でも人生でもそうですが、必ず困難なことが起こります。問題というのは、結構まとまって一気にやってくることが多いです。そのときに諦めずに、困難に打ち勝つことが大切です。ひとつ問題を乗り越えると、また次の大きな問題がやってきます。そこで諦めない個人的な理由を持っていることが大事です。

 

【おわりに】

いかがでしたでしょうか?
今日お話した成功する人の行動、習慣、特徴を、ぜひ参考にしていただいて、成功する人生を歩んでください。