「孤独から解放されて一人のビジネスで成功する方法」 たなべまさお氏

一人ビジネスは孤独です。

特に1人で仕事をしている個人事業主の方は、
誰も相談する相手がいなくて、悩んでいます。

治療院のリピート率を2倍3倍に改善するスモールビジネスの専門家の
たなべ まさお氏は、現在、主に一人で経営している
治療家さんの集客のサポートを行っています。

お客様が集まらない、
リピートしてくれないという悩みを、
お持ちの方がとても多いようです。

そこで今回は、一人ビジネスの治療家さんが集客に成功し、
夢をかなえていく方法にについて、たなべ まさお氏に
「孤独から解放される一人社長の成功法則」としてお話していただきます。


皆さん、こんにちは。私は

「スモールビジネスで夢の実現をサポートする専門家」、
たなべと申します。
最初に一つ、質問させてください。

この中で、一人でビジネスをされてる方はいらっしゃいますでしょうか?どうもありがとうございます。

もう一つ、質問させてください。ビジネスをされてる中で孤独を感じてる方はいらっしゃいますでしょうか?ありがとうございます。

 

私も長年孤独を感じながらビジネスをしていました。

 

一人ビジネスはほんとに孤独ですよね。新規の集客や営業活動、商品やサービスの提供。すべて一人でやらないといけません。ビジネスをやっていると絶対問題があります。何かあったとき、困ったときに相談する相手もいません。ただ私は、困っている側でしたが、あるときから一人で孤独な思いをしている経営者さんをサポートできるようになりました。

 

どんな方をサポートしているのかといいますと、治療家さんです。こういう方たちも、ずっと孤独に治療院経営をされていました。ですが、今は私がサポートさせていただくことによって、それぞれの夢を叶える術を見つけて、皆さん地域に貢献される先生に変わっています。

 

今日は、孤独から解放されて一人ビジネスで成功する方法についてお話させていただきます。一人のビジネスで成功するために最も大切なこととは何でしょうか。

 

一人のビジネスで成功するために必要な「他者貢献」とは

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他者貢献だけではピンとこないと思いますが、たった四つの要素だけです。

安心、納得、満足、喜び。

多くの経営者さんを見てきました。一人でビジネスをされている多くの経営者さんは、自分向きの考え方になっている方が本当に多いです。商品やサービス、その向上のことばかりに力を入れようとされます。

 

例えば、私がサポートする前のある治療家さんですが、治療技術の向上こそが繁盛治療院になるための道だと、その技術をずっと磨かれていました。治療技術の向上こそが繁盛治療院になるための手段だ。ですがこれは間違いです。思い込みです。患者さんは求めていません。

 

患者さんが本当に求めていること

患者さんが求めていることは、例えば今の状態、何に困っているのか、痛みで何ができなくて辛いのか。例えば肩が凝って仕事に集中できないOLさんとか、腰痛で好きなゴルフに行けないお父さんとか、小さなお子さんを持たれている方でしたら、産後の体質の変化で育児が辛いとか、それぞれ患者さんにとって悩みがまったく違うわけです。なのでまずそれぞれの方の悩みや問題を聞いてあげることが大切です。

 

患者さんが納得できる伝え方を知らない治療家

もう一つ大切なことがあります。

体の痛みを改善するには、治療に通うことが大切です。体は長年の生活習慣からゆがんだり、痛みが出たり、悪い状態を覚えてしまっているので、一回の治療で楽にはなりますが、すぐに戻ってしまいます。その大切なことを先生は患者さんに伝えてあげないといけないのですが、経営に悩んでいる先生や売り上げに困っている先生は、なぜ治療に通うことが必要なのか、患者さんが納得できる伝え方を知りません。

 

だから、患者さんがリピートしてくれないわけです。

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治療院経営というのは、一人の患者さんが何度も何度も通っていただくことによって成り立つビジネスモデルです。患者さんのほうは、通わないので、痛みが解決しないので、問題解決のためにまた新しい治療院を探すことになります。

ということは、今までかけたお金や時間や労力が無駄になります。これではどちらにとっても得になりません。

 

安心、納得、満足、喜びで、治療家さんたちをサポートするには

私はそんな経営者さんたちに、

他者貢献の考え方を伝えてサポートすることにしました。

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他者貢献というのは、先ほども言いましたように、安心、納得、満足、喜びです。治療の流れも四つの要素で構成されています。痛みがあって来られて、その悩みをお聞きする。痛みが出ている原因を検査で解明します。そして施術、治療。次回への予約。この治療の流れに、他者貢献の要素を取り入れることにしました。

 

まず問診のとき、患者さんの話を聞いてあげます。患者さんは痛みがあって不安や悩みや、いろいろ誰かに聞いてもらいたいというニーズを持っています。なのでまず、患者さんの悩みを聞いてあげて、安心していただきます。聞いてあげることによって「この先生は、私の悩みを聞いてくれる先生だ」ということで安心してくれます。

 

そして検査では、痛みが出ている因果関係の解明をします。それをわかりやすく患者さんに説明して納得していただきます。そのときに、なぜ治療に通うことが必要なのかということを、ちゃんと説明すると患者さんは理解してくれます。そして施術です。治療が一番の得意分野ですが、治療することによって体に変化を出します。そうすると患者さんは満足してくれます。よくなる夢を見せてあげて、喜んで予約をとって帰っていただく。

 

最高のサービスを受けていると実感してもらうために

この中でも、一番最初の問診が最も大切です。なぜかといいますと、先生は何年も治療を学んできて、最高のサービスを提供するものは持っていますが、患者さんのニーズがわからないとそれの提供しようがないです。なのでまずは患者さんの話を聞いてあげないといけません。治療を受けて、どう変わりたいとか、どの程度痛みを改善したいのか。これもいろいろあります。

 

とりあえず痛みがとれればいい、という方もいらっしゃいますし、仕事や家事、育児に支障がない程度の改善を希望するとか、何年も悩んできたのでこれからは通うから痛みのない状態を続けていきたい、という方もいらっしゃいます。

 

自然にリピートしてもらうには

未来を見せてあげることも大切です。

痛みが改善したら何がしたいのか、聞いてあげましょう。これらのニーズを、問診時に詳しく聞いてあげます。患者さんのニーズを聞いた上で、「こうやっていきましょう」と治療計画を提案します。すると、自然に患者さんがリピートしてくれるようになります。

 

ニーズの把握とリピート率の相関関係とは

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私がサポートする前の先生、ニーズを聞けない先生が多いです。

そういう方の場合、リピート率が20パーセント―から50パーセントです。これはどういうことかというと、初診で仮に10人の患者さんが来られて、2回目の来院が2人から5人に減ってしまっているということです。治療院経営というのは、何回も患者さんが通ってくれることで成り立つビジネスモデルですから、これでは経営が成り立ちません。なので私は、ニーズを聞くことの必要性を先生にお伝えして、それを実践していただきます。

 

そうすることによって、ニーズを聞けるようになった先生のリピート率は、80パーセントから90パーセントに改善します。

リピート率がアップすると、先生の治療院の売り上げが上がります。患者さんは痛みがとれて体が楽になって喜んでくれます。これが双方にとってメリットがある形です。

これは治療院経営に他者貢献の考えを取り入れた結果です。

 

 

 

他者貢献を伝えて、私は何人もの先生に夢を叶えてもらえるようになりました。私はこれからも一人でビジネスに悩んでいる方に、他者貢献という考え方を伝えて、夢を叶えていく活動を続けていくつもりです。

 

私もずっと孤独を感じていた。だから、一人ビジネスの方を応援したい

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なぜ私は、会社や大きな組織ではなく、治療家さんのように一人でビジネスをしている方の応援をしていきたいのかといいますと、実は私も社会に出てからずっと孤独を感じていたからです。

 

社会に出てから20年ぐらい悩んでいました。

あんまり思い出したくもないですが、最初卒業して大きな会社に就職しました。そこそこ給料もらえましたが、仕事も人間関係も合いませんでした。7年ほど我慢しましたが我慢の限界になって、あてもなく仕事を辞めました。

 

サラリーマンはこりごりだと思いました。

 

飲食店経営とか、個人事業主でダムの建設所で働いたり、5年ぐらいそんなことをやっていました。収入がないときも1年ぐらいありました。何も考えずにやっていると、さらに怖くなっていきます。そのときはもう30歳を過ぎていました。

 

5年間の職歴が書けない

これはやばいと思って、また転職活動を始めましたが、履歴書に書けないんです。5年間の職歴が書けないので、とても肩身の狭い思いをしました。今も会社勤めはしていますが、在職中にその会社も倒産しました。運がいいのか悪いのか、再生ファンドに買収されて、今は一応ある会社の傘下として存続はしていますが、会社イコール安定ではない、ということを思い知らされました。

 

心の病とも戦っていた

もっときついことがありまして、私は今でもですが心の病があります。

診断結果はうつ病と社会不安障害です。正直、今日も薬を飲んでいます。私は社会に出てから、長いトンネルにいました。アドバイスをしてくれる人に、誰か一人でも会えば、そのトンネルはもっと短かったかもしれませんが、そういう方と会うことはできませんでした。

 

私みたいな人間のサポートを必要とする人がいる

でも、トンネルが長くても短くても、必ず出口はあります。

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私の場合は「ホームページを作ってほしい」という1本の電話が、私自身を変えてくれました。私はホームページだけは作れたので、それを知ってる友達の治療家さんからの依頼でした。私は本当に嬉しかったです。私みたいな人間のサポートを必要とする人がいるのだ、ということで本当に嬉しかったです。

 

気がつけば、孤独からも解放されていた

彼の治療院のホームページを何カ月もかけて必死で作りました。

そして、繁盛治療院になっていただくために、私は彼の治療院に毎週毎週通って、マーケティングも教えに行きました。そこから私がサポートさせていただく先生の輪が広がっていきました。

 

私はサポートしながら、他者貢献を一番に考えることがビジネスの成功の秘訣だということを彼らから学びました。ふと気がつけば、私は他者貢献をすることによって、人とのつながりを感じていました。と同時に孤独からも解放されていました。

 

もしあなたがビジネス以外で悩んでいるなら、本当に私もそうですが、どうしても内向きの考えになりますし、人のことなど考えられなくなります。私みたいに心の病がある人もいるかもしれません。

 

少しだけでいい。相手への貢献に目を向けて

でも少しだけででいいです。自分のほうへ向いた考えを、相手への貢献に少しだけ向けてください。何かできないか。他者貢献、本当に簡単です。

 

何か安心を提供できないか。お客様に納得していただけないか。満足していただけないかとか、喜んでいただけないとか、その四つだけです。きっとあなたにとっても何かが変わるはずです。

 

幸せな未来をあなたに。

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ありがとうございました。