「志で始める起業」をサポート 。自分らしく生きる原動力を、あなたの中に見つけます。

立志財団には、さまざまな分野の専門家がコンサルタントとして在籍しています。

今回は「志の発見」と「志に基づく起業」に乗ってくださる川崎仁史さんにお話を伺い、その知見をまとめました。

  • 起業や新しいチャレンジを考えている
  • 現在の事業に迷いや違和感を感じている
  • やりたいことが周りにうまく伝わらない

といった悩みや課題を抱えている方に向けた内容になっています。

自分の場合はどうなのか、具体的な話を聞きたい場合は、無料個別相談も受け付けていますので、ご活用ください。

川崎仁史(かわさきひとし)

イマクリエイト株式会社 代表取締役CTO。

時間や場所などの様々な現実の壁をこえて、
全ての人がもっと自由に、便利に活動できる世の中の実現を目指し、
身体性のあるXRの研究開発と社会実装に取り組んでいる。

人生を動かす『志』

――専門分野を教えてください。

僕の専門は「志の発見」と「志に基づく起業」です。
僕自身、志が明確になったことで人生が大きく変わりました。
皆さんも自分の本当の志を明確にすることで、生き方や仕事のスタンスが大きく変わると信じています。
だからこそ、皆さんの「志の発見」と「志に根差した行動」のサポートをしています。

現在は、イマクリエイト株式会社でVR/ARを活用した訓練・設計システムの開発・普及に取り組んでいます。
元々はNTT研究所で10年ほどITの研究をしていました。
2017年に父が亡くなり、遺品のVR対応パソコンを引き継いだことをきっかけに、初めてVRを体験しました。
その体験が非常に感動的で、ITの世界にいるのにITにあまりワクワクしていなかったことに気付きました。
そこからVRを仕事にする手段は何かないかと考えるようになりました。

そんな時に坂本先生の書籍「6つの不安がなくなれば あなたの起業は絶対成功する」を読んで、本当にやりたいことは何か、自問自答を繰り返しました。
その結果、趣味だった「けん玉」とVRを掛け合わせた「VRけん玉」の開発に至りました。

けん玉はシニア世代に教える機会が多くありました。
その中で「球が速い」「ついていけない」という声がよく聞かれていたので、球の速度を変えて学ぶシステムをVRで作ってみました。
ゆっくりと球が動くところで練習をして、そこから徐々に現実の速さに近づけていくと、できなかった人ができるようになりました。
これはまさに、「できない」を「できた!」に変える体験を届けるものであり、僕の志の核でもあります。

僕の志は、
「愛と技術で『できない』を『できた!』に変えること」です。

この志の中の「技術」は、父親の存在から来ています。
父は半導体のエンジニアで、趣味はパソコンの改造という根っからの技術好きでした。
⼩さい頃の私に、顕微鏡を買ってくれたり、パソコンで遊ばせてくれたりして、私を科学好き、IT好きに育ててくれました。

一方、「愛」は母の存在です。
これは立志塾で自分史を振り返る中で気づいたことです。
小学校1年生の時、鉄棒の前回りがどうしてもできず、授業でも最後まで残され、非常につらい経験をしました。
坂本先生が「そのとき誰が助けてくれたんですか」と聞いてくださり、母の存在を思い出しました。
公園に一緒に行って、怖がる僕を手で支え、難易度を下げてくれながら何度も練習に付き合ってくれました。
まさに今の僕がVRでやっている「球のスピードをゆっくりにする」のと同じことを、母はやってくれていたんです。
「僕は母がしてくれたように、人の“できない”を“できた!”に変える人になりたいんだ」と気付いた時に号泣してしまいました。
母親に対する捉え方が、ただの感謝から尊敬に変わった瞬間でした。

この「愛」と「技術」は、まさに僕の原点です。

VRけん玉をきっかけに、現在ではより多くの人の「できない」に寄り添うVR訓練システムの開発を進めています。

「これだ」と言える想いに出会いたい人へ

――どのような人が対象になりますか?

  • 自分の志を明確にしたい方
  • 志を軸に仕事や事業を立ち上げたい方
  • 起業や新しいチャレンジを考えている方
  • 現在の事業に迷いや違和感を感じている方

志の明確化は、人生や事業の方向性をクリアにします。
僕はITベンチャーの立ち上げ経験を活かして、志を軸にビジネスを組み立てる方法についてもアドバイスできます。
どちらか片方だけでも、もちろん大丈夫です。
志の発見も、事業化のサポートも、必要なところから寄り添います。

心から信じられる言葉が人を変える

――あなたのコンサルティングを受けた方はどのような変化がありましたか?

「自分のやりたいことがはっきりした」「なぜそれをやりたいのか明確になった」
――そんな声をいただいています。

ある方は、すでに真志命を立てていたものの、自信が持てず「パートナーに理解してもらえない」と悩んでいました。
そこで、志を「他人に伝える」前に、「まず自分自身が本気で信じられるかどうか」という点を一緒に見つめ直しました。

対話を通して、亡くなったお父様との思い出や、その影響が志にどうつながっているのかを深掘りしました。
すると、自分の想いが腑に落ち、自然と自信を持って伝えられるようになりました。
結果としてパートナーだけでなく周囲にも、自分の活動の価値が伝わるようになっていったのです。

人は、自分の志を本気で信じてこそ、それが他者に伝わります。
志に向き合い、明確化することで、やりたいことに関する活動や事業が長続きする原動力になります。

あなたの「できた!」を一緒につくります

――これからあなたのコンサルティングを受ける方へのメッセージをお願いします。

自分のやりたいことは何か、志は何か、またそういったことは明確だけど志を元に仕事・事業にパワフルに取り組みたいという方はぜひお声がけください。

僕がそうだったように、志が明確になることで、人生は劇的に変わります。
僕はその変化を、あなたと一緒に作っていきたいと思っています。

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