自立したプロ職人チーム作りが会社を成長させる

皆さん、こんにちは。
プロ職人チーム構築プランナーのみむらともこです。
私はシステムエンジニアとして15年、そして消しゴムハンコを6年作り続けている職人です。
そんな私がこれまでIT企業に勤める中で学んできた、誰もが気持ちよく仕事ができるチーム作りの秘訣について今日はお話し致します。

そして、今回私が制作した不気味な消しゴムハンコキャラクターも一緒にお話しをしていきます。
宜しくお願いします

社長、社員、顧客が信頼し合っていない


皆さん突然ですが、仕事でこんな状況に直面していませんか。実際に私も仕事をしてきた中で直面してきた問題をあげていきます。

まず、仕事を任せたいのに言い訳されて事が思うように進まないとか、やる気のあった社員が不満を持って辞めてしまう。
さらには顧客からのクレームが増えてきてしまっている。その結果、社長も社員も顧客もお互いを信頼し合っていない。
こんな状況に皆さん、身に覚えはありませんか。

でもやっぱり皆、お互いに信頼しあって気持ちよく仕事をしたいですよね。
そのためには自立したプロ職人チームにすることがとても大事です。

では、なぜ自立したプロ職人チームが大事なのか。
これから私が経験してきたことを元にお話しします。
まず、自立したプロ職人チームとは何かというと、一人一人がやる気を持って自発的に行動ができて、チームの中で信頼関係があって、仲間と助け合って皆が成長していけるチームです。

ところで、やる気のないチームはどんな状態になっていると思いますか。
私はやる気がないチームはやる気を消耗してしまうチームだと思っています。

まず、やる気をもって発言してもジャッジされてやる気がなくなってしまうとか、やる気をもって取り組んでもトラブルが発生したときに犯人探しが始まって不信感を抱いてしまう。

そうしてやる気を使い果たしてしまって離職してしまう。そんなことが起きているのではと思っています。

自立したプロ職人チームだったら


でも、もしこれが自立したプロ職人チームだったらどうなっているかというと、やる気をもって発言するとチームが助け合ってどうしていくかを考えるからやる気が増す。

やる気をもって取り組んで、もしトラブルが発生しても仲間が助け合って皆で解決に導いていける。
そうしてチーム内で信頼関係ができて離職がなくなっていく。

自立したプロ職人チームというのはやる気が枯渇していくのではなくて、やる気と行動と信頼によって成長が持続していくチームなのです。
だから、チーム作りがとても大事なのです。

では、自立したプロ職人チームはどうやって作るのかというと、3つステップがあります。
まずルールを作って作業を見える化し、テキスト化します。

そうすることによって社員は作業時間を短縮できます。そして、社長は社員に安心して仕事が任せられるようになります。
さらに顧客は会社を信頼して仕事を頼みやすくなっていくのです。

実際にこの3ステップを使ってクレーム対応に追われていたIT企業で、どんな変化があったのか見ていきます。なんと問い合わせクレームが1年間で90%減少しました。

そうしたことでやる気を失っていた社員にやる気が復活しました。そして、苦手だった顧客対応を自ら行うようになっていきます。
さらに管理職は社員から提案を受けるようになっていきました。

また、クレームを言っていた顧客は会社の品質が安定したことを感じて会社を信頼して相談するようになっていきました。
社員も社長も顧客も批判し合う関係から信頼しあう関係に変わっていきました

私の真使命 「全ての人を自立に導く」


改めまして私の真志命ですが、「全ての人を自立に導く」です。
そして私の理想の未来は、今は会社組織を自立したプロ職人チームにしていくことを目指していますが、ゆくゆくは一人一人が自立したプロ職人社長となって、プロ職人社長同士がタッグを組んで会社組織に匹敵するプロ職人チームを作り、仕事が成り立っていく社会を目指していきます。

そんな社会が広がった100年後は、身近にいるプロ職人社長を見た子供達が「早く仕事がしたい」、「早く大人になりたい」と思える世の中にしていきたいと思っています。

どうして私がそんなことを思うのかというと、これまで経験してきたことが大きく影響しています。
実は、私は自ら意見を言うことが出来ませんでした。
非常に周りの評価を恐れていて、意見を言っても無駄だと思っていました。

高校を卒業して就職をしたのは、人からの評価が高くて知名度のある日本道路公団でした。
実際に働いてからは、学歴や性別で定年までの人生がほとんど決まってしまう仕組みを目にして愕然としました。

そこで悶々として、どうしても抜け出したいという想いとやりがいをもって仕事がしたいという想いから4年で退職しました。
その後、エンジニアとしてIT企業に就職しました。

エンジニアとしての仕事は非常に激務ではあったのですが、熱い想いをもって働く人達との出会いによって、周りの評価ではなく熱意をもって仕事をしてもいいのだと教わりました。
そして、その後熱い想いをもってIT保守運用業務に携わりますが、なかなか行動させてもらえなかったです。

実は、保守運用業務というのはリスクを非常に嫌います。ですが、熱い想いをどうやって行動に変えたらいいのかを教えてもらってからは、その想いで提案しながら実践していくことができるようになりました。

こういった経験から、私は私自身が気持ちよく仕事ができるだけでなく皆が気持ちよく仕事ができるチームを広げていきたいと思うようになりました。

父から受け継いだ仕事への熱意、母から受け継いだ貢献への想い


では、なぜ私が自立したプロ職人チームを増やしたいと思っているのか、それは両親から受け継いだものが影響しています。
私の父ですが、欄干職人だった祖父の長男として若い頃は遠洋漁業の漁師として船長を務めていました。
その後、電気工事士として独立起業しました。

父は非常に仕事が好きだったようで、従業員を3人に増やしてこれから成長していこう、事業を大きくしていこうという矢先に42歳で亡くなりました。私が5歳の時でした。

そして私の母は父の事業を支えていたのですが、祖母が好きだった服作りを受け継いでよく服も作っていました。今でもお友達に服を作ってあげています。

決して先頭に立つ人ではないですが、人に貢献することが好きな人です。もし、そんな両親の事業を私が学んできたことで支えることが出来たとしたら、父が生きていれば今でも好きな仕事を続けていたかもしれません。

最後に両親が二人で写っている写真がないということがわかりました。
母に「どうして写真がないのか」と聞くと、「周りの人に頼むことが出来なかったからだ」と言っていました。

もしかして二人の事業が成長していって、どうしていったらいいのか人に相談することや助けを求めることができなくて、父は限界を感じていたかもしれません。

今、私が父の事業を支えることは出来ませんが、父から受け継いだ仕事への熱意、そして母から受け継いだ人に貢献する想いをもって父のような職人社長へ事業の成長を支援していきたいと考えています。

私は、父のような職人社長で事業の成長を考えているあなたに宣言します。あなたの会社を自立したプロ職人チームに変えていきます。

ありがとうございました。