住宅営業コーチの起業ストーリー
住宅営業コーチの石川 智忠です。
仕事は8年ほど前から
独立して起業しまして、
個人事業でやっています。
業務内容としましては、
住宅会社の営業マンに対して
営業の指導をしています。
またその中で、
自分で作った教材の販売やセミナーを開催、
個人個人でコンサルティング、コーチングだとかをやっています。
最初はブログやメルマガからスタートしたのですが、
今はおかげさまで
指導させて頂く方が増えてきている状態です。
起業しよう!と思ったきっかけ
起業する人のほとんどは、
起業したいから起業すると思いますが、
実は
私の場合はそうではありませんでした。
もともと住宅メーカーに勤務していて、
営業経験が約10年ありました。
10年間で4社経験していて、
最後の会社では
上司と折り合いが合わず、やむを得ず退職をしたのです。
在職中、
退職したら何をしようと考えていなかったので、
退職後はしばらく転職活動をしていました。
しかし、
44歳という年齢は転職には厳しく、
書類が通らないことも何度もありました。
もともと父が自営業という環境で育った私は、
今思えば
心の奥で独立願望がありました。
また、
3度の転職を経験しているうちに、
自分は
サラリーマンとして働くことに向いていないのではないか
と思うようになってきました。
そんな状況だったので、
いっそのこと
自分で何をすればいいか考えようと決断し、起業に至りました。
起業の準備~始めてから軌道に乗るまで~
退職後、
インターネットで何かできないか
と考えました。
調べていると、
情報販売のビジネスプログラムを知り、
参加することにしました。
文章を書くのが全く得意ではありませんが、
まずは
ブログを始め、1~2週間に1度更新していました。
しかし、
すでに
成功している先輩住宅営業コンサルタントの方は毎日更新している
と聞きました。
これではだめだと思い、毎日更新するようにしました。
しかし、
1か月たっても2か月たっても
全く反応はなし。
心が折れそうになったとき、
1通のメールが届きました。
その内容は本当に嬉しいもので、
私のブログの内容を参考にしているというものでした。
反応があると俄然やる気になり、
毎日更新し続けたところ、
検索上位ページに表示されるようになり、
多くの人の目に触れてもらうことができるようになりました。
セミナーをブログで告知し、
専属のコンサルタントとしてアドバイスを行ったり、
教材を販売するための活動につながりました。
起業するに際に一番大切なのはメンタル
ブログでセミナーを告知し、
初めてのセミナーだったので緊張しながら会場へ向かうと、
参加者はなんとたった1名でした。
もちろんセミナーは全力でやりましたが、
自分の思い通りのセミナーの内容にならず、
かなり自信を喪失してしまいました。
それから半年間はセミナーを行いませんでした。
半年後、
ある起業家の話の中で、
セミナー準備を始める前に
まずは会場を予約して告知する、
というやり方を知りました。
最初からうまくいく人なんていないから、
まずは行動に移すことが大事
というものです。
それを聞き、
すぐさまセミナーの告知を行い、
その後準備に取り掛かりました。
すると、
前回より上手にセミナーを進めることができたのです。
起業するときはほとんどの場合一人です。
一人だと不安になったり、
自信がなくなって行動に移せなくなることがあります。
行動に移すための強いメンタル、
絶対成功させるぞ
という気持ちが起業には大切なのだと
痛感しました。
ライバルに打ち勝つ秘訣
住宅営業コーチをやっている人は多くいます。
数多くいる競合に
勝っていくために何をするかというのは、
実はほとんど考えていません。
サラリーマン時代に
セミナーを受ける機会が何度かありましたが、
内容について
1週間もしたら忘れている人が多かったです。
それではセミナーの意味がないのでは、
と以前から疑問を抱いていました。
同業他社では、
営業トークやテクニックなど、
すぐに使える各論を教えていることが多いです。
しかし、そういったことで
営業成績がすぐに改善される場面を見たことがありません。
そこで、
私は本質的な問題にフォーカスを当て、
やるべきことをシンプルに指導するように心がけています。
結果的に
それが顧客の成績向上につながっていますし、
私を選んでくれている理由なのだと思います。
起業する理由・目的を決める必要性
私が会社勤めをしていた30代の頃、
生活とお金の為だけに
ただただ働いてきました。
そんな日常でしたので
仕事が楽しいと思えなく、
ひたすらこなすだけの毎日に疲れ、
自分は何をしているんだろう
と悩みました。
そしてある日ふと、
このままでいいのだろうか
と考えはじめたのです。
やはり
仕事というのものは人生の半分以上を占める訳ですから、
私自身、
楽しくなければ意味がないように思えたのです。
では、
どのようにすれば仕事が楽しいと思えるようになるのか?
まずは、
仕事をしていて
自分が楽しめることを重点的に考えました。
私にとっては
人に喜んでもらえること、感謝してもらえるということが
何よりも仕事をしていて楽しい、
やりがいであるということを起業して実感しています。
その仕事というのが今の仕事である、
住宅営業コーチという仕事になります。
起業のアイディアを見つける
起業するにあたり、
どのようなアイデアで進めていくかなど
準備も万全に整っている場合もあると思います。
でも私の場合は、
実は会社を退職した際、
まだ具体的なビジョンを立てていませんでした。
何をするかどうかも不明でした。
ではなぜ今の会社を立ち上げるまでになったのか?
その経緯というのが、
ビジネスを教えてくれるプログラムに出会ったのがきっかけでした。
その内容というのが、
まず自分の人生を子供の頃から振り返り
どんなことをやってきたか、経験したかを最低でも100個書き出す
というものでした。
例えば、
幼稚園の頃劇の主役とやったとか、
母親にこんなことでよく怒られたなど
些細なことまで何でも書き出してみました。
すべて書き終わり、
メモを振り返ってみたところ
人に対して
自分はこのようなことが出来るのはないか、
人に教えられることがあるのではないか
とだんだん見えてきました。
何が自分にできるのか分からなかった私にとって、
このように
振り返るという作業はとても大切なこと
となりました。
起業してから想う実現したい未来
私は今、
30~40代の方を中心に
営業のノウハウを教えています。
ちょうど
私が会社員だった頃で、
このままでいいのかどうか
悩んだ末起業という道を選びました。
私の考えとして、
人生を振り返った時に
これでよかったと思える人生にしたかったからです。
ですので、
今の仕事などに不満や疑問を持ってる方に
少しでも行動を起こして、
何が自分にとって相応しいのかを追及して欲しい
と思います。
私のように起業するもよし、
会社員として
不満な部分をどう解消していくか
を考えるのもいいですし方法は様々です。
人生を振り返った時に、
自分の人生がよかったものだった
と思ってもらえるような人を
これから増やしていければと思います。
起業しようとする方・起業すべきか悩んでいる方へ
今の会社を起こして、
8年がたちます。
一番大事なことはやはり
途中で諦めずに、続けていくことだ
と思います。
確かに軌道に乗るまで、
大変なこともあると思います。
そんな時は、
例えば
1週間自分を見つめ直す時間を作ったり
関連する本を読んだり、
またセミナーなどに行ってみて話を聞いたり
知人などからも話を聞くのもいいでしょう。
やはり色々な考えの方がいるので、
話を聞くことはとてもプラスになると思います。
ただ軌道にのるまで、
収入の面が心配という方もいらっしゃると思います。
その場合は、
会社員の際に
副業としてスタートする
という方法もあります。
私も実際、起業してから
アルバイトで繋いでいた時期もありました。
継続も大事ですが、
行動に移すことも成功するためには大事なことです。
まとめ
確かにこれまでの生活と変わるわけですから
一歩を踏み出すのは勇気がいることだと思います。
ただ、
悩んでいる時間が一番もったいなかった
と私は思いました。
一歩踏み出すことで、
あなたにも明るい未来が待っているかもしれません。
【執筆者】
住宅営業コーチ、セミナー講師 石川 智忠
住宅営業に特化したブログ、メルマガ、セミナー講師、教材販売、コンサル・コーチを8年ほどやっています。
住宅業界では唯一と言えるノウハウを持っています。
セミナー50回以上開催、企業研修依頼10社以上、個人コンサルコーチ現在15名指導中。
独立起業に関して、ブログ、メルマガ、セミナー開催、商材販売、コンサルティング販売、コーチング販売、企業研修のアドバイスなど。