お客様に行動を促す方法
こんにちは。立志財団沖縄志部の森川です。
宮古島から、お届けしております。
宮古島は、観光客が多く訪れる人気のある離島です。
特に、キレイな海は、見ているだけで、時間が経つのを忘れるほど。
そんな宮古島に、とりわけ人が集まる絶景スポットがありまして・・・
その絶景スポットは、『17end』と言われます。
島の北西部、下地島空港のそばにある桟橋あたりを指しています。
海水の透明度とグラデーションが、とてもキレイです。
干潮時には、白い砂浜が広がり、一番キレイに見えると言われます。
国内外問わず、多くの観光客が足を運び、写真を撮り、長く海を眺めています。
ご存知かもしれませんが、宮古島には、その『17end』だけでなく、
他にも多数、海の景色がキレイな場所があります。
その中で、なぜ、この『17end』が、今、独り勝ちをするかのように、
多くの観光客を集めているのでしょうか?
実は、この『17end』、もうすぐ、見ることができなくなるからです。
3月23日の7時以降は、車両が入れなくなるエリアになります。
下地島空港の新ターミナル開港に伴い、車両の通行止めになります。
(ですので、厳密には、車両で見に行くことが出来なくなります。
少し距離がありますが、徒歩でなら見に行けます)
3月23日を迎える前に、ぜひ、見に行こうと、観光客が殺到しているのです。
ですから、それまでに宮古島に行かれることがあれば、ぜひ、
観光するコースに入れてほしいのですが、
逆に言うと、この締め切りがなかったら、別の観光スポットを優先して回っていた人も、
少なからずいるようです。
それだけ、期間を限定する「締め切り」というのは、人の行動を促進する効果があるようです。
話は変わって、ビジネス、起業のお話。
鋭い方は、すでに本題をお気づきだと思うのですが、
上記の『17end』の話は、「締め切り」というのが、いかに、お客様の行動を促すのに有効か、
ということを、ビジネス以外の現場でも知ることができたいい事例だと思います。
人間には、不思議な感情がいつくかあって、そのうちの一つは、
「面倒くさいから後回しにしよう」という感情です。
だいたいの場合、後回しにしたら、それをやることはほとんどありません。
「後回し=やらない」のです。
あなたもご経験、ありませんか?
ネット上で、たまたま見つけた、有益そうな情報配信をしているメルマガ。
登録しようかと思ったのですが、メールアドレスを登録するのが、ちょっと面倒。
今ではなく、後でもいいかなと思っていたら、いつの間にか、日が経ってしまっていて、
いつしか、存在自体を忘れてしまっている。
お客様に行動を促しても、メルマガ登録一つ取っても、面倒で後回しにしてしまいがち。
それでも、あなたがもし、メルマガのマーケティングに力を入れていたとしたら、
メルマガ登録をして頂かなければなりません。
その場合、後回しにしがちな心理を理解した上で、上記の「締め切り」効果を活用していただくと、
お客様の行動を促しやすくなります。
もう少しだけ補足しますと、この「締め切り」は、「時間」だけでなく、
「人数の制限」など、応用も利きます。
例えば・・・
「本当は、このサービスを希望されるすべての方に、ご提供したいのです。が、
私も体が一つしかないし、一人一人に対して、手を抜きたくないので、
今回の募集は限定先着20名様までとさせていただきます」
というように。
どれだけあなたの商品やサービスの価値があったとしても、お客様に行動していただかないと、
それを届けることができない場合は少なくありません。
そんなときの、行動促進の方法の一つとして、ぜひ、この「締め切り」効果を上手にご活用下さい。
今回の内容が、あなたのお客様の行動促進のヒントになれば幸いです。
立志財団では、あなたと、あなたのお客様の人生が、
今よりももっと良くなることを祈念しております。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。