目標達成のために忘れてはいけないものとは?

こんにちは。

立志財団の森川応樹です。

 

今回は

「目標達成のために忘れてはいけないものとは?」

というテーマでお届けします。

 

お役に立ちましたら、幸いです。

 

目標を達成する人には、

いくつかの共通点があるそうでして、

その一つに、

「目標の立て方が正しい」

ということがあるそうです。

 

代表例の一つに

「SMARTルール」というものがあります。

 

あなたもご存じかもしれませんね。

これは、

目標をたてるときに、

守るべき5つのルールを頭文字で表しています。

 

S ⇒ Specific(具体的である)

M ⇒ Measurable(測定可能である)

A ⇒ Agreed upon(自分で同意ができる)

R ⇒ Realistic(現実的である)

T ⇒ Time-sensitive(期限がある)

 

それぞれの頭文字をとって、

「SMARTルール」といいます。

 

(教えている方によっては、

「A」「R」の単語が異なることもあるそうですが、

意味はおおむね同じです)

 

例を挙げて簡単にご説明しますと、

 

「今年は昨年よりも頑張ります!」

 

という目標をたてるよりも、

 

「今年は去年よりも、

 売り上げを120%達成!

 内訳は、新規30%+既存70%で、

 売り上げ増分の20%は、新商材案件」

 

という方が、実現の可能性が高い!

 

という感じです。

これは、「SMART」で言うと、

 

「120%達成」

「新規30%+既存70%」

「売り上げ増分の20%は、新商材案件」

 

というのが、

 

「S(具体的=数字で表現できる)」

「M(測定可能=数字なので測定ができる)」

 

です。

 

さらに、

 

「今年」と期限を明確にして

(「T=期限がある」)、

 

「20%増」については、

「新商材案件」で目途を立てている

「R」=現実的である

 

ので、

目標としては適格となります。

 

※少し補足ですが、

 「R」(=現実的である)について。

 

 この例で申しますと、

 「R」に当たらないものとして、

 

 「20%増を根性で何とかします!」

 「現実的には20%増のようですが、

  ルーキーの自分こそ200%増して見せます」

 

 というような、

 

 「本当にできる?」という疑問がわくものが、

 「R」に該当しないものとなります。

 

「S」「M」「R」「T」の法則に従って、

具体性のある目標を立てることによって、

目指すゴールは明確になりました。

 

これによって、

目標達成の確率はかなり高くなります。

 

ただ、1点、忘れてはならない盲点があります。

というのも・・・

 

 

数字や○×で判断できる目標を立てたとしても、

それでも、年末に振り返ると、

未達成の人がいます。

あなたは、その理由、おわかりになりますか?

それは・・・・・

 

「SMART」の「A」(=自分で同意している)

 

なんです。

 

あなたが、あなたの目標に

本音の部分で同意していなければ、

未達で終わるのです。

例えば・・・

 

「完璧な目標は立てたが、

自分の働いている会社が嫌いだ

 

「目標はノルマだけど、

達成しても上司がすべて

手柄を横取りするので、

やる気がわかない

 

他の人がやれというから

やらなければダメだけど・・・

 

という気持ちがあれば、

それは、目標に同意したことにはなりません。

 

このような感情は、

ブレーキになってしまいます。

日々、目標を達成しようと

アクセルを踏み込んでも、

それ以上の勢いで、感情がブレーキを踏むので、

なかなか進みません。

 

ここでいう「同意」とは、

 

「自分の価値観にあっている!」

 

「心底やりたい!と思える」

 

「生まれ変わっても、この選択肢を選ぶ!」

 

というような表現と同じと思ってください。

 

要は、

 

「あなたが情熱を傾けられる想いの部分」

 

ですね。

 

 

この「同意」が大事なのは

 

・還暦を超えてからも、

「おいしいもので人を幸せにしたい」

という情熱は止まらず、

成功するまで1000回以上も

断られ続けたカーネル・サンダー翁

 

貧困問題の解決に、

起業という点からの貢献を志した

マザーハウスの山口社長さん

 

などの例に顕著ですが、

 

成功した人、夢を叶えた人の多くは

まず「S」「M」「R」「T」が

完成されていたというのではなく、

やはり「A」のようです。

 

あなたの「A」にあたるのは、

どんな想いでしょうか?

 

あなたが、来年の目標を立てる際には、

この「SMARTルール」の内容が

お役に立ちましたら、幸いです。

 

今日も最後までお読みくださいまして、

ありがとうございました。