人生の目的の見つけ方、5つの方法を解説

人生の目的の見つけ方、5つの方法を解説

誰もが一度は人生の目的について考えたことがあると思います。

ですが、

「どうやったら自分の人生の目的が見つかるんだろうか?」
「このまま人生を終えてしまうのは嫌だ」
「人生の目的を見つけて、日々邁進している人がうらやましい」

といった悩みを持つ人も多いはず。

そこで、ここでは立志財団の創設者である坂本憲彦による人生の目的の見つけ方をまとめています。

立志財団は人々が自らの志に気づき、それを実現していける社会をつくるために活動している財団法人です。

創始者であり理事を務める坂本はこれまで起業家や経営者を中心に延べ1万人以上の人々を指導してきています。

人生の目的とも言える自分の志を見つけ、その実現に向けて日々精力的に活動している人たちを数多く輩出しています。

彼らをどう指導し、サポートしてきたのか、そのポイントをまとめています。

人生の目的の前にまずは自分を知る、5つの視点で自己探求

人生の目的を見つけるために最初に取り組みたいのが自分自身をよく知ることです。

自分のことは、案外分かっていないものです。

あなたはどんな人? と聞かれてパッと曇りなく明確に答えられる人はそうはいないでしょう。

ですので、時間を取って自分自身を深く探求してみてください。

具体的にどう進めたらいいか分からない場合には、次の5つを探ってみてください。

  1. 価値観
  2. 信念
  3. 強み
  4. 弱み
  5. 興味関心

パソコンやスマホなどで書き出しても構いませんが、お勧めは手書きです。

手書きのほうが脳の活動が活発になるので、その分、いろいろと出てくる可能性が高まると考えられるためです。

些細なことでも構いませんので、とにかく書き出すことが大切です。

書き出したことをもとに、新たな気づきや発見が生まれることがあるからです。

自分自身を振り返って自分史をつくる

より深く自己探求するためにも自分自身を振り返ってみるのもお勧めです。

決まったやり方はありませんので、自由に振り返って構いませんが、お勧めは感情に着目することです。

今までの過去に起きたできごととそのときの感情を表にして書き出してみると、あのときどんな気持ちでどんな判断や行動をしたのかが振り返れます。

それによって、自分が何を大切にしているのか、何を恐れているのか、何が好きで何が嫌いなのか、といったことも分かってきます。

これも些細なことでも構いませんので、できる限り書き出してみてください

他人の力借りる

自己探求というと、自分一人で進める印象を持つかもしれませんが、他人の力を借りてももちろん構いません。

他人の力を借りることで、自分が気づかなかったことに気づけることが2つあります。

1つは自己認識に対しての気づきです。

もう1つは、そういう考えや世界もあるのか、という新しい視点や価値観に気づけるということです。

仲の良い友人、あるいは親兄弟、子供などまわりの人の力を借りてみましょう。

普段、付き合いのない人たちと触れられる機会があれば、そうしたところに顔を出すのもお勧めです。

理想の未来を考える

自己探求し、自己認識を深めた後は自分が望む将来像を明確にするステップに進みます。

次のような視点で考えてみると、見えてくるものがあると思います。

  • 自分が5年、10年と続けたいことは?
  • 自分の価値観を実現するためにやることは?
  • 興味関心と強みが重なる分野は?

ここで重要なのはおぼろげなもので終わらせず、言語化することです。

あいまいなままだと言語化はできませんから、言葉にすることによってより自分の想いを明確にできます。

骨の折れるプロセスだとは思いますが、言葉にできれば自分の納得度合いも深くなるでしょうし、他人にも伝えやすくなります。

他人に人生の目的を伝えられれば、共感する人も出てくるでしょうから、協力者も現れやすくなります。

そうすれば、人生の目的の実現により近づいていけるはずです。

経験を積んで人生の目的を更新していく

人生の目的は更新していくものです。初めから不変な人生の目的が見つかることは稀でしょう。

自分が興味を持ち、情熱を持って取り組める分野について経験を積むことで、新たな視点を獲得したり、価値観が変化したりすることはめずらしくありません。

新しいことに挑戦することで、自分の可能性を広げることができます。

なかは自分が望んでないような形、例えば自然災害などで価値観がが変わる人もいます。

人との出会いや書物との出合いで、価値観が変化する人もいます。

人生の目的は一度、これだと思ったらずっとそのままにしておく必要はありませんし、そういう決まりもありません。

必要に応じて人生の目的をアップデートしていきましょう。

といってもガラッと変わるというわけではなく、抽象度が増して深まっていくようなケースが多いと思います。

坂本憲彦のプロフィール

立志教育の専門家。一般財団法人 立志財団 理事長。

新卒で西日本シティ銀行に入行。6年間、法人・個人向けの融資や営業を担当する。

30歳で独立し、ビジネススクール、速読講座、飲食店、貸会議室などを立ち上げ年商5億円まで成長させる。

現在は、立志財団の理事長として、志から人生を創るをコンセプトにビジネスマンや経営者向けのセミナーや研修を行なっている。

銀行員時代を含め、これまで20年以上にわたり、1万人以上の起業家・経営者の指導を行なっている。

書籍『6つの不安がなくなればあなたの起業は絶対成功する』は日本と台湾で出版され2万部のベストセラーとなる。

まとめ

人生の目的の見つけ方をまとめると次のようなプロセスになります。

  • 内省する
  • 自分史をつくる
  • 他人の力を借りる
  • 理想の未来を考える
  • 経験を積んでアップデートしていく

ぜひ、一度、時間をつくって取り組んでみるといいと思います。

もし、自分一人ではなかなか進められない、時間をつくれないなど、サポートが必要であれば、こちらのセッションに参加してみてください。

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