技ありの「Call To Action」の方法とは?

 

「部下が言う通りにしてくれない」

 

「パートナーが言うことを聞いてくれない」

 

「お客様のためを思って購入を訴えても、

 なかなか受け入れていただけない」

 

「コンサルを依頼されているのに、

 アドバイスの通りに、クライアントが動かない」

 

こんなことで、お悩みでないですか?

 

「良かれ」と思って、他の誰かに行動を促す、

あなたの「Call to Action」が、

逆に、疎ましくさえ思われてしまう。

 

今回の内容は、

その解決の一助になるかもしれません。

 

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こんにちは。

立志財団の森川です。

 

今日もこのメールを開いてくれて

ありがとうございます。

 

今回も、私の住んでいる沖縄県から

お届けいたします。

 

お役に立ちましたら、幸いです。

 

さて、

「与奪の法則」

という言葉があるそうですが、

あなたは、ご存知ですか?

 

言葉の意味は、

 

・与 ⇒ 情報提供をする

 

・奪 ⇒ 行動を促す(もしくは辞めさせる)

 

となります。

 

「与奪の法則」

とは、

「与」「奪」のそれぞれをうまく使いこなすことで

相手の方に行動を促しやすくなるというものです。

 

具体例を挙げますと、

 

・与 ⇒ 無料レポートの提供、無料診断をする

 

・奪 ⇒ 購入を勧める(クロージング)

 

です。

 

なぜ、それぞれを「与」「奪」という言葉で

表現しているかというと、

 

・与 ⇒ NOと言われにくい

 

・奪 ⇒ NOと言われやすい

 

からです。

 

人間に共通した心理の一つのようですが、

 

提供されること(与)に対しては、

歓迎するのですが、

 

行動を促される(奪)と、

それが正論だとしても、

あまりいい気持ちはしないようです。

 

親御さんや先生方の

「勉強しなさい」

「整理整頓しなさい」

「早く寝なさい」

「野菜も食べなさい」

という正論に対して、

 

学生時代になかなか感謝できずに

反発しがちだったことに、

あなたにも、お心当たりがあるかもしれません。

 

逆の立場になって考えると、

相手のことを思った上での正論だからと言っても、

それがそのまま、相手の行動につながるかどうかは、

わからないのです。

 

むしろ、

ストレートであればあるほど、

逆効果の可能性もあったりします。

 

もちろん、

正論をストレートに伝えるのも、

正々堂々していて

清々しくはありますが、

 

もし、それで

相手の方が行動に移らない場合、

心のどこかで反発している可能性もあります。

 

では、

その場合は、どのようにして

相手に行動を促せばいいのでしょうか?

 

その場合は

行動の促し方に工夫が必要です。

 

その工夫の例として、

例えば、こんな事例がありました。

 

少し前の話ですが、

「DJポリス」

がマスコミで絶賛されました。

 

2013年、

サッカーW杯に日本代表が出場決定した時のこと。

 

いつもなら、暴動が起きて、

逮捕者やけが人が出てしまう

渋谷のスクランブル交差点で

 

逮捕者やけが人を一人も出さずにその場を納めた

機動隊員さんのことですね。

 

「こんないい日におまわりさんも怒りたくありません。

 皆さんは12番目の選手です。

 日本代表はルールとマナーを守るフェアプレーのチームとして有名です。

 12番目の選手である皆さんルールを守って。

 おまわりさんからのお願いです」

 

「今ここにいる皆さんは日本代表のチームメートです。

 怖い顔をしたお巡りさんも心の中ではW杯出場を喜んでいます」

 

という名スピーチを、あなたも、

ニュースで見たことがあるかもしれませんね。

 

それまでは、

「騒がないでください」

「走らないでください」

などの呼びかけだったので、

 

効果がないどころか、

火に油を注いでいたこともあったそうですが、

 

同じ内容を技ありの方法で訴えることで、

その意図する行動が、

相手の方に、その通りにしてもらえるようになる。

 

そんなことを教えてくれる、

とてもいい事例ではないでしょうか。

 

ちょうど、「北風と太陽」の話を

想起させますね。

 

事例をもう一つ。

 

沖縄県の有名観光地の中でも、

夕日がキレイなことで有名な場所の一つに

サンセットビーチがあります。

 

サンセットビーチは名前の通り、

沈む夕日がキレイな場所です。

 

ただし、ビーチなので、

心無い観光客がゴミを捨てていくことが

このビーチの問題であり、

管理している町役場の方の悩みでした。

 

観光客に、ゴミを捨てないようにしてもらうために

どのようにそれを訴えますか?

 

「ごみを捨てないでください」

 

もちろん、それが正論ですし、

もう一工夫あると、技ありかもしれません。

 

ちなみに、北谷町役場の方は、

ウィットに富んだ方のようでした。

 

役場の方は、

その注意を立て看板に記して、

注意を促す(奪)のですが、

 

そのちょっとウィットに富んだ

Call To Action、

 

あなたがその立場なら、

どのように促しますか?

 

「この海岸には、足跡と思い出以外は残さないでください」

 

と記載がありました。

 

「ごみを捨てないでください」

「ごみは持ち帰ってください」

 

と記載しても、

伝えている内容は同じなのですが、

 

前者の方が、いやな感じはしませんよね。

 

3つ目の例です。

 

これは、私がある本で読んだ内容なのですが、

あるご夫婦の話。

 

二人で出かける時に、、

奥様の身支度の長さに辟易していたご主人。

 

いつも、

「早くしろよ」

とイライラして言うのですが、

それがケンカの元でした。

 

そこで、このご主人があるとき、

言い方を変えてみたのですが・・・

 

その本に書いてあった

「技あり」とされている答え、

あなたはわかりますか?

 

「それ以上、キレイになって、どうするの?」

 

だそうです。。。

 

私は独身なので、

これが本当に効果があるのかどうか、

検証することはできないので、

 

どなたか、

検証結果を教えていただけたら・・・・・

 

ただ、

いつもの険悪な空気を、

少しでも、改善しようという意気込みは、

奥様はキチンと感じてくれるのでは、

と思っています。

 

最後に、タイムリーなお話を。

 

10月22日の選挙に向けて、

選挙運動が始まりました。

 

立候補者は、挙って、

 

「〇〇党から立候補の◇◇□□です。

 皆様の応援をよろしくお願いいたします!!」

 

と連呼します。

 

気持ちと熱意はわかるのですが、

これでは、

なかなか「応援しよう」という気持ちにはなりにくいのは、

 

奪いすぎて、

低くなっている毎回の投票率が

物語っているのではないでしょうか。

 

では、「応援してほしい」ときの

「Call To Action」は、

どのようにするのがいいか、

あなたはわかりますか?

 

正解は一つに限らないかもしれませんが、

例えば、こんな感じだといかがでしょうか?

 

⇒ https://www.youtube.com/watch?v=TxKQnhvj-kE&list=PLk3ioTqWkw-okVIPds7AHnRE-vYyPeXPS&index=4

 

これは、昨年行われました

第1回の「立志カンファレンス」で

お話をされた

三木ヒロシさんのプレゼンです。

 

これを聞かれた多くの方が、

その志に惹かれて

応援の挙手をしたそうです。

 

これって、

あなたのビジネスにも活用できませんか?

 

「応援してください」

と選挙の候補者のごとく、連呼するよりも、

 

あなたの志をお伝えする方が、

応援していただけます。

 

あなたも、志を発信しませんか?

 

http://themission.jp/category/story/

 

こちらのページから、

複数のスピーカーの動画をご覧ください。

 

今日も最後まで読んでくれて、

ありがとうございました。

 

今回の内容が、

あなたの「Call To Action」改善の

お役に立ちましたら、幸いです。