成長が実感できる環境を造る 筋トレ営業コーチ 島田皓一氏

皆さんは“営業”という言葉を聞いて、どんなことを思い浮かべるでしょうか?

「辛い」「目標達成が難しそう」など、そんなイメージを持たれる方も多いかと思います。しかし、ある調査によると、営業経験者の約8割が「やりがいがある」「非常に成長を実感した」と答えているデータもあります。

ただ、営業経験者にとっては、このステップがまるで“壁”のように感じることがあるかもしれません。しかし、この一歩一歩を歩んでいくことで、人は成長を実感できるのではないでしょうか。

今日はその「成長」について、筋トレ営業コーチの島田氏に「成長が実感できる環境を造る」

というタイトルでお話していただきます。

私が辿り着いた「挫折の乗り越え方」


私は、4歳から器械体操をしています。全国大会出場や優勝経験、スポーツ特待生として進学をした実績もあります。

大学卒業後は専門商社に入り、営業の仕事を始めました。その時は新規開拓営業で目標値の4倍の件数を達成したり、社内でトップ成績を出したり、事業所の責任者になって事業所を社内トップに押し上げるなどの数々の実績を出してきました。

ここまで聞くと、まるで順風満帆に聞こえますが、決してそうではありませんでした。体操では、スランプに陥り、怪我や病気を繰り返して7回もの手術を経験しました。

営業では、営業成績の不振が続き、クレーム対応の嵐。そんな状況が続きました。

そんな中でも時は刻一刻と過ぎていき、なにをすれば良いのか分からない…ただ時間だけが過ぎていく。

そんな時、どうすればいいのか?私なりに出した結論は、「筋トレ」でした。なぜここで筋トレ?と思う方は多いでしょう。

でも、考えてみて下さい。筋トレはまさに、自分自身と向き合わなくてはいけない。自分の身体と向き合って、何が足りず、どこが強いのか?自分の中で考えなければなりません。そういった地道な積み重ねをしていくことで、はじめて身体は生まれ変わっていきます。そして身体が変わっていくことで、自分の成長を実感していくでしょう。それをまさに端的に表したのが私自身です。

 

筋トレのロジックで“壁”は越えられる!


私は2年前に右足首の靭帯を二本切る大怪我をしました。その後手術をして、一年後には試合に復帰をしています。手術後から、わずか一年のことです。オペをしてから半年間、苦しいリハビリに耐え、なかなか回復しない自分の脚に苛立ちを感じ、正直本気で引退を考えました。

ただその辛い状況を自分自身で見つめ直し、コツコツと努力をしていくことで、ここまでできるようになったのです。

これは営業においても同じです。営業でよく使われる「営業ノルマや、営業目標」もあると思いますが、まず考えるべきは今達成率が何%なのか?そして達成しているものがどれだけあるのか、その上で自分の足りない所はどこなのか?

つまり先程の筋トレと同じです。自分の身体に何が足りないのか?そして今後、なにをしていかなければいけないのか?この地道な努力を積み重ねていくことで、確実に成長を実感していけるのです。そして人が実感を続けていくと、一人で前に進んでいける。そんな勇気を持っていくことができるのです。

 

「成長をサポートし、成長を喜び合える世界」をつくりたい


そこで私の真志命は、「前に進もうとする人をサポートすること」です。人の成長をより促していけるような、そんな活動をしていきたいです。

僕が目指す理想の未来。それは、成長しようと頑張っている人が集まり、そしてその成長を実感した時に皆でハイタッチできる、そんな環境を作っていきます。それはスポーツの世界でも一緒。

これは東京都にある、ナショナルトレーニングセンターという、日本のトップアスリートが集まる施設ですが、私はここにビジネスの要素を取り入れ、スポーツとビジネス共に成長していく人達が集まる場所を作っていこうと思います。

皆さんも、今年のラグビーワールドカップで感動をした人が多くいるのではないでしょうか?そして、あの感動をもらった方々が自分のビジネスでがんばり、また選手たちを応援しにくる。選手たちは応援をしてくれたサポーターの力を受けてより頑張っていける、このような良いサイクルを作っていくことを目指します。

 

“父の想い”を受け継ぎ、走っていく


私は今までたくさんの人たちに支えられて生きてきました。スポーツしかり、営業しかり。だからこそ、今度は私がサポートする側に回りたい。人の成長を促していけるような活動をしていきたい。

私のその影響は特に父親から多く得ています。父親は、自動車の関連会社に勤めていて、38年間ずっとその会社で働き続けてきまた。その中では、海外の人への技術指導をしていました。そんな父親は、実は転職も独立もしたかったそうです。ただ彼は、様々なしがらみがあってできませんでした。当時は転職に関する情報も少なく、更に祖父は父親が20歳の頃に亡くなったために資金面も情報面でも頼れる人がいなかったのです。

しかし今の私は違います。父親からも資金の援助をしてもらえる環境で、たくさんの仲間に支えてもらうことも様々な情報に触れることもできる。だからこそ私は、父親の想いも背負って自分が独立して頑張っていきたいです。

今私は器械体操歴28年。その経験を活かして身体づくりや皆さんの健康をサポートする活動をしつつ、そこで得た経験とたくさんの方とのコーチングスキルを活かし、営業と筋トレの技術を組み合わせたコーチングをしています。

身体づくりや営業に関して何か興味がある人はご相談ください。

幸せな未来をあなたに!

ありがとうございました。