時間貧乏から抜け出す方法
立志財団の森川です。
唐突ですが、あなたに質問させてください。
「こんなときに限って」って、けっこう多くないですか?
例えば・・・・・
◇ 目いっぱいアポイントを入れた日に限って、
1件の商談の時間が想定以上にかかって、焦ったり。
◇ 急いでいるときに限って、事故渋滞が起きていたり。
◇ 「もう出なきゃ間に合わない!」というときに限って、
超重要顧客から電話が入ったり。
「こんなときに限って」に振り回されると、時間貧乏になってしまいがちです。
アラフォーくらいか、それ以上のご年齢の方であれば、
『マーフィーの法則』
を思い出されるかもしれません。
1993年に発刊された本で、当時のベストセラーです。
20代の方は、まったくわからないかもしれないのですが。。。
いまでも「マーフィーの法則」でググると、
色々とユーモアあふれる「あるあるネタ」が出てきます。
ビジネス上でも、よくあるものとして、冒頭のものが「あるあるネタ」のようです。
もちろん、ビジネスシーンだけでなくても・・・・・
◇ 自分で洗車をしようとしたときに限って、にわか雨が降ったり。
◇ 電車で席に座りたいほど疲れているときに限って、満席だったり。
それどころか、最近ですと・・・・・
◇ たわいもない内容であれば即レスしてくれる異性に、
勇気を振り絞って、デートのお誘いのLINEをしたときに限って、
なかなか既読にならなかったり。。。
いわゆる、シーン別の「あるあるネタ」ですね。
日常のいたるところに、マーフィーの法則的な、「あるあるネタ」は
転がっているようです。
さて、閑話休題で、ビジネスシーンのお話。例として挙げたのは、こんな感じでした。
◇ 目いっぱいアポイントを入れた日に限って、
商談の時間が想定以上にかかって、焦ったり。
◇ 急いでいるときに限って、事故渋滞が起きていたり。
◇ 「もう出なきゃ間に合わない!」というときに限って、
超重要顧客から電話が入ったり。
これらに共通しているのは、
「想定していた時間よりも、多くの時間がかかってしまう」
という点です。
実は、時間貧乏に陥っている人の場合、これが原因の一つだったりします。
「こんなときに限って」
「よりによって」
「忙しい、忙しい」
と息をつく間もなく、走り回っていて、気が休まらない状態ですね。
これを受けて、あるコンサルタントの方は、こうアドバイスしています。
【今日のあなたがする行動の所要時間の見積 = 自分が見積もった時間 × 1.3倍】
1.3倍をすることで、想定以上に時間がかかったときに保険が利くそうです。
つまり、「忙しいときに限って、想定した以上の時間がかかる」ことを前提に、
そうなったときにも困らない計画を立てることになります。
もちろん、絶対に「1.3倍」という数字に限る必要はないと思います。
忙しいときに限って、想定した以上の時間がかかることに「ある!ある!」と共感されることがあれば、
あなたが想定する所要時間に、1.3などを掛けた時間を前提に、
1日の行動計画を作ってみてはいかがでしょうか?
「忙しい、忙しい」と振り回されている時間貧乏から、抜け出すことができたりします。
今回の内容が、あなたが時間貧乏から抜け出すきっかけになりましたら、幸いです。
立志財団では、あなたが金銭的だけでなく、時間的にゆとりある毎日になることを
祈念しております。
今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。