夢を叶えるために日々できる5つのこと

ここまで夢をかなえるビジネスを作るというところからお話ししてきました。

お話ししたことを実践していただければ、
自分の夢をかなえるビジネスを作ることはできます。
ただこれからやっていく方は、
いきなりすべてをやるのは難しいので、
日々できることをまとめてみました。

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1.常に自分の人生の目的から考えること

1つ目が、「常に自分の人生の目的から考える」ということです。
ビジネスを作る、経営する中で、常に問題が降りかかってきます。
問題がなくなることはありません。
判断、決断をしないといけない状況がたくさん訪れますが、
経営者は常に、自分の人生の目的を心の芯に置いておくのを忘れないで
いただきたいと思います。

迷ったら、自分の人生の目的は何かと質問を投げてみて、
自分の人生の目的に立ち戻ってください。
ミッションに立ち戻るということです。

自分が立ち戻る原点があるかないかは大きな違いです。
ぜひ自分の人生の目的、ミッション、
志を基準、軸にして、そこから考えていくと
いつも意識していただければと思います。

2.10年後のビジョンを忘れないこと

次は「10年後のビジョンを忘れないこと」です。
自分たちはどこへ行きたいのか、
会社はどこに向かわせたいのかということを、
リーダー、経営者、起業家は常に忘れないようにします。
それを念頭に置きながら行動していきます。
そういった目標は従業員とかスタッフの人だと
なかなか見えないことが多いのですが、
リーダーは遠いビジョンをしっかりと見定めて、
そこに向かって行動していく、
活動していくということを忘れないようにするのが大事です。

3.マイストーリーを周りの人に何度も語ること

3番目が、「マイストーリーを周りの人に何度も語ること」です。
リーダーは自分のミッション、ビジョンにまつわるストーリーを、
従業員、お客様、取引先、周囲の人に何度も何度も語ることが大事です。
もうその話聞いたよと言われるかもしれません。
そう言われるぐらいまで語ることによって、
自分の思いがようやく伝わります。

1回や2回で伝えることは難しいのです。
自分では語ったつもりでも、
意外と伝えていなかった人がいることもよくあります。
語れば語るほど自分の中にも落ちてくるという効果もあります。

4.ミッションを明確に持っている友人やメンターに教えを請うこと

4番目が、
「ミッションやビジョンを持っている友人や先輩に教えを乞うこと」。
自分の使命をしっかり持っている友人やメンター、
先生などに教えを乞うのが大事です。
そういった人と日常で接したり、いろいろな機会で接する、
仕事で接したりしていると、おのずと自分の中の軸も目覚めてきます。

 

5.今を楽しみながら夢の実現に向けて歩んでいくこと

最後は、「今を楽しみながら夢の実現に向けて歩んでいく」ということです。
ビジョンや目標ももちろん大事ですが、
いちばん大事なのはやはり今を生きるということです。
今をしっかりと生きるからこそ、遠い未来の夢も実現するのです。
決して遠い未来だけを見て、今をおろそかにせず、
ぜひ楽しんでください。
夢は叶ったら楽しいのではなくて、
夢に向かう過程がいちばん楽しいのですから、
その過程、今を楽しみながら、
ミッション、ビジョンの実現に向けて進んでいただければと思います。

 

 

終わりに

なぜ私は「ビジネス成功の5サークル」を伝えたいのか?

最後に私がお伝えしたいことをお話します。

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私がお伝えしたいのは、ビジネスのすべてにおいて、
ミッションを中心に考えていくということです。

常にミッションを軸にして考えるということです。

お客様を集めるのも、ビジネスモデルも、
商品の企画も、人事制度もミッションを軸にしていきます。
ミッションを軸にしたビジネス計画を進めていきます。
すべてミッションを軸にしていけば、迷いがなくなります。

ミッションを軸にしたビジネスを伝えたいと思った動機は、
私の人生にあります。30歳のときに起業という道を選びました。
学生のころからいつかは起業したい、
独立したいと思っていましたが、そのやり方が分かりませんでした。
そこでとりあえず経済学部に行こうと大学に進みました。
でも、どうやって起業すればいいのかまったくわかりませんでした。

じゃあ就職しようと思い、選んだのが銀行でした。
銀行に入ったら、お金の動きが理解できるだろうし、
会社の経営者と話す機会もありますから経営のことが
分かるのではと思いました。

でも銀行はすでにビジネスがあるところについては
いろいろ分かるのですが、
ゼロから作っていくことについてはわかりませんでした。
銀行でずっと過ごす、
という選択肢もありましたが、
30歳という年齢を迎えて、ちょうど10年前になりますが、
このままここで働いていていいのかと考えました。

30歳で銀行を辞めて上京

自分はいろいろな世界を見たいと結論が出て、
30歳で会社をやめる決断をしました。
やめるなら東京に行こうと思い、
知り合いもツテもない中、上京しました。
そこで転職活動に失敗したりしながら、
たまたまある方と出会うことがあって、
ビジネスの基礎や、ウェブのマーケティングを
学んでビジネスを立ち上げることができました。

最初に作ったのは不動産投資の教材です。
銀行にいたことで不動産投資が少し分かっていたので、
それをもとに教材を作って販売したのがスタートです。
2年半ぐらいで5000万円ぐらい売れました。
成果が出たので、その当時先生だった人たちと一緒に会社を作ろうと、
ジーニアスファクトリー株式会社という会社を立ち上げました。
2008年ぐらいの話で、池袋の事務所からスタートしました。

起業して、小さな成功をつかむ

その後、不動産教育関連のビジネス、
ビジネススクールのビジネス、速読講座、英語の講座、
集客代行、経営コンサルティング、
いろいろなビジネスを立ち上げました。飲食店も経営しました。

起業して7年ぐらいでしょうか。
いちばん多いときで売上5億円を超えて、
スタッフや業務委託の方も含めて約30人をかかえていました。
まったく何もないところから起業して、
成功したように思っていた部分もありましたが、
売上の増加に合わせて問題がふくらんできました。

顧客、従業員、取引先、仲間との対立

スタッフからの不満、お客様からのクレームです。
きついクレームもありました。思い出すのはつらいのですが、
コアなメンバーを集めて行った会議でも、
不満やクレームがいろいろ出ました。
当時、その会社で代表をつとめていましたが、
どう解決していいか、当時の私はわかりませんでした。
自分に足りなかったモノは何なのか?

皆のためにとがんばってやっているけれど、
皆からいろいろ言われてしまう。
それで会社の代表を辞任しました。

そこで私は考えました。自分自身に何が足りなかったのか。
何が自分に必要だったのか。
そんな時期に出会ったのがスターバックスジャパンの
元執行役員の方です。

言われたのが「ビジネスの中心はすべてミッションだよ」という言葉でした。
そこでミッションというものを初めて教わりました。

ビジネスの中心はすべてミッションだよ

ミッションを中心にしてすべて考えていくことの
重要性を学びました。

スターバックスを含めエクセレントな結果を
出している企業、特に新しい企業はミッションステートメントと
いうのを作っています。
ミッションを中心にビジネスを作っていくということを知り、
自分もそうすることを誓いました。

私の使命は、ミッションを中心にビジネスを
作っていけばすべての問題は解決する、
ということを伝えていくことです。

亡くなった父と母から人生の目的を知る

私個人のミッションとしては「すべての人を真に導くこと」です。
この言葉にたどりつくまでに、
自分の親子関係などを振り返ってきました。

父が亡くなって、いろいろなことを本当に
学ばせもらったと思っています。
父はいろいろな人の世話をするのが好きで、
地元の自治会長もさせていただいたりしました。
PTAの会長も、私が小中高とやっていました。
仕事はサラリーマンですが、
和歌山県のソフトボール協会の理事長もやったりしていました。

だから週末は全然家にいない。
好き勝手やっているお父さんだと思っていましたが、
私も今似たようなことやっていると思いました。
形は違うかもしれないけれど、
皆さんのお世話をさせていただいています。

もう1人私の人生に大きな影響を与えたのが母です。
私のミッションは「すべての人を真に導く」で、
父と母の名前からいただいています。
うちの父の法名が釈義導という名前です。
「ギ」というのは義理の義ですね。
「ドウ」は導くという字です。

では母親の法名は何なのだろうと気になりました。
どこにあるのか探したら、
仏壇の前に過去帳という本のようなものがあるのですが、
そこに書いてありました。
釈妙真。「ミョウ」というのは、
女性の方につく敬称ですが、「シン」というのは
真実の真ということですね。

その字を見たときに、
この2つが1つになればいいと思って考えたのが
「すべての人を真に導く」、
これが与えられた使命だと考えて、
させていただいています。

私は母がなぜ亡くなったかずっと教わらず、
姉も知りませんでした。
病気で亡くなったのかなと思っていました。
最近になり、姉が親戚から、
最終的には母は自ら命を絶ったと聞いたそうです。
こういう歳になってそれを知ったのも、
それを受け入れられるタイミング
だったのだろうと思いました。

そういう2人からいただいた名前、
想いで、私の人生にとっては
「すべての人を真に導く」というのが使命だと思って、
お話させていただいています。
ビジネス教育で人々を幸せに

ナレッジアクションの志は、
「ビジネス教育で人々を幸せに」ということです。

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私もいろいろなビジネスのジャンルでやってきました。
今40の歳を迎えて残り20年勝負できるのは何か、
やらせていただきたいのは何かを考えました。

私は教育が1つのテーマでしたし、教育といっても
、国語や算数、英語を教えるのは得意ではありません。
ビジネスを教える、
ビジネス教育で人を幸せにするのが私の役割だと思いました。
志を立て、志からビジネスをつくっていく方の
をサポートしたいと思っています。

あなたの志が世界を変える

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1人ひとりの力は小さいかもしれません。
しかし、どんな大きな会社もいきなり
大企業として生まれてきたわけではありません。

小さいところから皆スタートします。
一人ひとりの志が世界を変えるのだと思っています。

半年後、1年後に儲かるとかそういう話ではなく、
あなたの志を明確にして長期的なビジネスの礎を、
10年、20年もしくは本当に生涯かけてやりとげたい
ビジネスの礎を作っていきましょう。

夢は必ず実現する!

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ビジネス教育を通じて、幸せになる人を増やしていくというのが
私の使命だと思っています。

多くの方が、いろいろな問題に直面して悩んでいると思います。
ビジネスをこれから始める方もそうですし、
すでにやっている方もそうです。

しかし私が確信しているのは、
あなたのビジネスは必ず成功するということです。
あなたの夢を応援しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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