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3大大手牛丼屋から考える生き残る「ビジネスUSP」とは?

 2017/09/28 ビジネス 集客法
この記事は約 7 分で読めます。 1,294 Views

はじめまして。

立志財団メンバーの三木ヒロシと申します。

 

この度、ザ・ミッションで記事を

書かせていただくことになりました。

 

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

私は独立開業の心理カウンセラーを職業として、

日々忙しくカウンセリングをしています。

 

心理カウンセラーとしての観点から、

あなたのビジネスのお役に立てる記事を

提供してまいりたいと思います。

 

さて、今回は、

 

「3大大手牛丼屋から考える生き残る「ビジネスUSP」とは?」

 

という内容でお届けいたします。

 

◆3大大手牛丼屋の2017年5月営業成績(既存店)

あなたは牛丼って好きでしょうか?

 

私もたまに食べていますが、私の地元には、

吉野家、すき家、松屋という、

 

“3大大手牛丼屋”

 

が軒を連ねています。

 

毎回牛丼を食べたくなると、どれに入ろうか?

ほとんど迷ってしまいます。

 

それぞれのお店に特徴があり、それぞれに

USP(選ばれる理由)がありますので、

いったいどちらに入ろうか?迷いに迷って

しまうんですね。

 

さて、先日ですが、3大大手牛丼屋、

2017年5月度の営業成績が発表されました。

 

1年前の2016年5月と比較しての推移となっており、

それぞれの状況は下記のとおりです。

(※日本経済新聞調べ)

 

<吉野家>

 

売上高 +0.6% 

 

客数 -2.7%

 

客単価 +3.5%

 

<松屋>

 

売上高 +0.4%

 

客数 +0.4%

 

客単価 +0.0%

 

<すき家>

 

売上高 +5.4%

 

客数 +0.5%

 

客単価 +4.9%

 

ぱっと見てわかりますが、前年と比べても、

すき家が1番手となりプラスとなっていて

好調ですね。

 

続いて松屋が2番手としてプラスになっており

好調です。

 

しかし、吉野家だけが唯一客数でマイナス

つけています。

 

ひと昔前であれば牛丼屋といえば

 

「早い、うまい、安い、の吉野家」

 

だったのですが、どうしてこのような差が

表れたのでしょうか?

 

◆過去の栄光は現在の栄光ではないことがある

昔は牛丼屋といえば吉野家。

 

「牛丼」という食事のカテゴリーにおいては、

右に出るものはおらず、ほとんど独壇場でした。

 

テレビCMもバンバン流れ、記憶している方も

いるかもしれませんね。

 

そんな吉野家ですが、売上高、客単価はプラス

だとはいえ、重要な「客数」がマイナスという結果。

 

「客数」というのは単純にお客様が吉野家を

選んでいないということです。

 

これには、どのような意味があるのでしょうか?

 

昔は独壇場でありほかの追随を許さないといった

「栄光」がありましたが、その「栄光」がいまに

マッチしていないのかもしれません。

 

◆すき家、松屋が吉野家の客数を追い越した理由

「客数」が低下したということは、お客様が

吉野家を選ばなかった確実な「理由」があります。

 

その理由とはいったい何なのでしょうか?

 

とても気になるところですよね。

 

お客様が吉野家を選ばずにすき家、松屋に足を向ける

理由として考えられることは、

 

“お客様に選ばれる理由(USP)を適切に打ち出している”

 

からと言えるかもしれません。

 

もちろん吉野家がUSPを打ち出していないわけでは

ありません。

 

牛丼のカテゴリーにおいてひとつの時代を作った

ほどですので、USPは存在します。

 

ですが、すき家、松屋に比べて吉野家はいまの時代に

あったニーズからUSPを打ち出し切れていない

可能性が考えられます。

 

例えばですが、松屋はもともと「中華飯店 松屋」として

創業し、中華の定食を提供することをメインとしていました。

 

ですが鳴かず飛ばずでヒットせずに閉店。

 

その後、創業者の瓦葺利夫が吉野家の味に感銘を受け、

牛めし、定食店としての「松屋」を開業しました。

 

開業当初から以前おこなっていた定食をコンセプトに

取り入れ、牛めしだけではないとても多くの選択肢を

取り入れることに成功しています。

 

また、他の店では有料である「味噌汁」を無料で

付属させており、小さなことではありますが、

お客様目線の価値を提供していると思います。

 

すき家は「牛丼 カレー」をメインコンセプトにしており、

時期によっての期間限定商品を売り出しています。

 

時期によっては「まぐろ丼」「うなぎ丼」などを販売し、

固定客、ファンをつかんでいます。

 

吉野家、松屋と大きく異なる点は、自動車での利用客を

想定し、郊外の幹線道路沿いに展開させ、そしてそれを

展開の主軸としている点です。

 

すき家、松屋のそのような展開性から考えていくと、

最近では牛丼以外のメニューの取り入れ、郊外店舗の

拡充などを図っていますが、吉野家は非常に厳しい

闘いを強いられている感じがしますね。

 

◆あなたのビジネスにも同じことが起きていませんか?

吉野家で起きていることは、実はどのビジネスにも

起こり得る可能性があります。

 

過去の栄光を持ったまま、あくまでメインコンセプトは

「牛丼」として走ってきた吉野家

 

吉野家から牛丼のヒントを得て、定食屋のノウハウを

発展させ拡大させてきた松屋。

 

牛丼以外にも季節限定品を拡充させ、郊外店舗を

主軸として展開させてきたすき家。

 

すき家、松屋が吉野家を抑え、客足を増やした

理由は、

 

“いまの時代にマッチしたUSPを確立させたから”

 

と言えるかもしれません。

 

過去に良い感じで商品が売れたから、そのままの

状態でビジネスをしているのであれば、それは

もしかしたら売り上げ縮小のきっかけとなるかも

しれません。

 

今後、自身のビジネスを発展させ、売り上げを拡大

させていくサイクルは、

 

「いまの状態に固執せず、常に商品のUSPを磨く」

 

と言えるかもしれませんね。

 

今回のお話が、あなたのビジネスの

お役に立ちましたら幸いです。

 

今日も最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

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執筆者紹介 執筆者一覧

三木ヒロシ

三木ヒロシ

三木ヒロシのミッション

「私の人生の目的は愛する幸せを提供することである」



カウンセリングオフィス・スウィーニー代表


1972年神奈川県生まれ。
人材派遣企業にて約12年間勤務し所長代理、経理補佐、
営業、パートやアルバイト、契約社員の面接など複合的な
業務を担当するが、激務のため体調を崩し救急車で病院へ
搬送される。

運ばれる救急車のなか「一度きりの人生、これで良いのだろうか?」
とこれまでの生き方に疑問を抱き、以前から関心のあった心理学を
本格的に学びたい気持ちが強くなり、2006年3月に退職

横浜敬愛カウンセラー学院にて2年間交流分析理論及び
実技トレーニングに参加しカウンセラー資格を習得。
2009年6月「カウンセリングオフィス・スウィーニー」
を開業し独立。現在に至る。日常のお悩みから心の病理のカウンセリング、企業内カウンセラー、各種講座やセミナー講師、心理カウンセラー
育成支援及び養成、ビジネス・コンサルティング、講演会など
活動は多岐に渡る。

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