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起業塾のゴールは起業ではなく「やりたいことを実現すること」コロナ時代で大きく変わった働き方の価値観

 2020/12/23 FM那覇 Podcast Radio ビジネス
この記事は約 11 分で読めます。 589 Views

毎週日曜朝9時半から、FM那覇で放送中の『坂本憲彦のラジオ経営塾』。起業家の専門家、坂本憲彦がはじめての起業で成功するために大切なポイントをお届け。沖縄で起業したい人を応援するラジオ番組です。

起業をしてもしなくても、働き方のゴールは人それぞれ。今回は起業家もビジネスマンも人生を豊かにする働き方について坂本憲彦氏に答えて頂きます。仕事との向き合い方が変わる志、自分の世界を広げてくれる人との繋がりについてお伝えしています。

こちらの音声は、Podcastよりお聴きいただけます。

動画は、下記のYouTubeよりご覧いただけます。

起業だけがゴールじゃない!坂本立志塾とは

中田:怒涛の2020年でしたが、本日は今年の振り返りをしたいと思っています。よろしくお願いします。

坂本先生、起業家教育で長年多くの生徒さんを排出されていますが、改めて、起業塾の内容や期間、今年はどういう生徒さんが利用されて、どういうドラマがあったのかということをお聞きしたいと思っています。主宰されている起業塾のご紹介をしていただけますか。

 

坂本:私たちがやっているのは“坂本立志塾”という起業塾です。期間は6か月間で、月2回の講義と個別で指導を行っています。“志から事業をつくる”というコンセプトで、その方が本当にやりたいことを見つけて、それをかたちにしていくという内容です。

2020年良かったことは、運営しているコミュニティの会員が、年始に約85名だったのが、現在は110名になりました。会員の方が増えていることはありがたいところです。

一方で課題も感じています。志は定まったけれど具体的にかたちにしていく時、現実でビジネスをつくっていく時に、僕が思っていた以上にハードルがあることに気づきました。志から収益に繋げていくところを改善していく2020年だったと思います。

 

中田:面白いと思うのが、この起業塾を受けられた全ての方が起業しているわけではないですよね。禰覇さんは起業塾を受講されたお一人ですが、今の禰覇さんのように会社に勤めている方もいらっしゃいますよね。

 

坂本:僕は全員のゴールが起業や会社をつくることではないと思っています。大事なのは自分がやりたいことを実現することです。それが会社でできるなら、そんなに素晴らしいことはないと思います。ただ、会社でできないときに転職という選択肢があったり、転職しても自分のやりたいことができていないという時に、はじめて起業の選択肢が出てくるかなと。そういう選択肢を皆さんに手に入れてほしいと思います。

今回コロナになって副業がより一般化されてきたと感じています。今までも副業解禁の流れはありましたが、このコロナでそれが一気に加速しました。一つの会社でずっと働き続けることが価値観として難しい時代に入ってきたので、一人一人が自分でビジネスをつくれる能力を持っているかいないかは、大きな差になると感じました。

 

中田:私はすごくそこが印象的です。会社に勤めながら起業塾を卒業された方の多くが、働くことへの意識が変わったとおっしゃっています。“起業したいから起業塾”だけではないんですね。

禰覇さんもその一人ですよね。禰覇さんは今年、会社を変わったということで、そのあたりの振り返りコメントもお聞きしたいなと思っています。

 

禰覇:私自身は会社を変えて、いろいろあった2020年でした。

塾を終えて志は立った、でもその後自分の事業をどうしようかという時に立志財団のコミュニティを活用しました。楽しいし、いろんな人に会える。この財団の方は本当にいろいろな事業をしている方がいらっしゃるので、そういう方とお話をするだけでも自分のやりたいことがまた定まっていく。これもやってみよう、あれもやってみようと意識が変わっていったので、仕事とは別にそういう時間を大事にしたいと思いました。

 

自分の可能性を広げるコミュニティ

中田:今音声だけ聞かれている方は禰覇さんの年齢が分からないと思いますが、まだほんと若くてキュートなんですよね。若い時にこの学びに会って、仕事の仕方が変わったり人間関係が広がっていくって、すごくかけがえのないことだなと思います。先生これは起業塾を受けた方の大きな恵ですね。

 

坂本:人との出会いはすごく大事だと思います。指導をしていて、自分の世界、小さい世界しか知らない人が多いと感じます。日々会社と自宅の行き帰りだけで、たまに趣味に出るくらいの生活だと、仕事のことや自分のやっている世界は分かるんですけれど、それ以外のところとあまり接点がないんですよね。営業の仕事だといろんな会社に行くので、世界が広がる場合もあるんですけれど、多くの人は自分の小さい世界を全てだと思ってしまっていると思います。

今年私たちの起業塾でも、周りの人と1on1という1対1で話すことを推奨しました。これをすることで、ちゃんと相手の仕事であったり、その人の想いや志みたいなところを聞くことができて、こんな考え方があるんだなとか、こんな仕事のやり方があるんだなというパターンが増えてくるんです。

そうすると、仕事のやり方も、ビジネスの作り方も、決して一つではないと分かる。これを知るってすごく大事だと思います。人は何をやったらいいか分からない、手詰まりになった時が苦しいんですよ。

どう改善していいか分からないという時に、別のやり方もあるかもしれない、あの人に聞いたら何か教えてくれるかもしれない、という選択肢をいっぱい持っているかどうかで、人生の幅は広がります。それをこの1年やってよかったなと思うところですね。

 

中田:ビジネススクールや起業塾を含めて、トップダウンで学ぶ機会は多くても、卒業生同士や学んでいる仲間同士がいろんなことをシェアできるところはなかなかないと思うので、これも一つの財産ですね。禰覇さんもご利用されて人脈を広げられているということで、そのあたりいかがですか。

 

禰覇:私は最初すごく苦手で、できるかなという不安のスタートでした。でも、やり始めたら得るものが大きすぎて、しかも楽しいという気づきがあって、そこからどんどんやり始めたという経緯があります。

 

坂本:得るものが大きすぎたというのはどういうものがあったんですか。

 

禰覇:先ほど坂本先生がおっしゃっていたように、自分だけの思考じゃなくて、いろんな人の頭の中をのぞけるというか、自分の考えだけで凝り固まっていたところに新しい視点をもらえることです。人と話すことでいい刺激をもらえたり、言葉に出すことで改めて自分はこんな風に思っていたんだって気づくこともありました。1on1をやればやるほど、やりたいことに向かっていくスピードが上がっていく実感がありました。

 

坂本:意外とみんな人と話していないんだなというところで、他の人がどんな仕事をしているかって知らなかったりするんですよね。そこを聞いたり掘り下げたりすることで、自分の引き出しが増えてきます。

僕は今年の後半に入ってから“100という数字を超えましょう”と話をしています。100人と会うとか、100人に自分の想いを話すとか。100という数字はマジックナンバーなので、そこを超えると自分の中で進化や成長が起こってきます。100人と話すって意識をしないとやらないので、世界観や価値観が豊かになってきますよね。

 

中田:100人と話す環境をつくることはなかなか難しいですよね。それが、志の起業をしたい、経営をしたい、ビジネスをしたいという一つの純度の高い想いの中でつながっていく、貴重なコミュニティですね。

 

坂本:すごく価値があると思っています。立志財団に集まってくれる人たちは良い方が多いと感じています。ビジネスとか起業、経営というと、外の世界だと良くない人もいるわけです。悪く言うと騙してやろうとか、奪い取ってやろうという人もいます。

この立志財団というコミュニティは“志でつながる”がキーワードです。要は人に与える貢献の精神がある方が来てくれているので、安心できる環境だと思います。

 

中田:受け取る側の人ではなくて与えて貢献する方がほとんどというか、ほぼ全員ということで、禰覇さんそういう環境で学べた今年でしたね。

 

禰覇:人間関係は会社でつくられてしまう中で、自分がそこに身を置くことで環境を変えることができるので、私にとっては本当にありがたく使わせていただいています。

 

夢の応援で会社も育つ

中田:前半のお話だと、ご自身のやりたいことがあって、そのためのスキルを得て、貢献するために転職をしたということでしたよね。

 

禰覇:会社には感謝していて、私は最初の面接のときに、起業をしたいということをお伝えしているんです。仕事は週に5日行っていますが、会社もやりたいことを応援してくれるという姿勢です。仕事で学べる部分もあるし、やりたいことを応援してくれる会社があるってすごくありがたいと感じています。

 

坂本:会社さんも応援してくれているのは素晴らしいと思います。今後、企業側も社員をずっと縛っておくことは難しいのかなと思います。今はそれよりもやりたいことを認めることで、社員が外で頑張ってきたことが会社の中でも活かされると思うんですよね。それが本当の意味での人の育成に繋がってくると思います。

 

中田:私も仕事で採用面接をさせていただくんですけど、起業したいとか夢がある社員さんとも出会いがあります。そこを採用して一緒に仕事をしていくって、経営者サイドからしてもすごくドラマチックなこと、エネルギーが出ることだと思いませんか。

 

坂本:社員が夢を叶えるというのは会社にもいいことだと思います。社員が育ってくると、辞めて一時的には人手不足になるかもしれませんが、どこかで会社に還元されてきます。

辞めた社員さんが“あそこの会社ではお世話になった”と言ってくれるかどうかは大きくて、“あの会社最悪だった”と言われるとマイナスのブランディングが溜まっていきます。会社の調子が良いときはいいですが、悪くなった時にそういうのは目に見えてきて、人を採用できないことにも繋がる可能性があります。

 

“志”で変わる働き方

中田:経営者様はもともと経営者スピリッツがありますが、一緒に仕事をする社員さんにも大事ですね。今一社員として仕事をしているけれど次に何かを見つけたい、何をすればいいんだろう、という方にも、先生がやっていらっしゃるこの起業塾、ぜひご参加いただきたい学びの場です。

 

坂本:サラリーマンを続けるにしても、志を持っている人とそうでない人とでは大きな差が出ます。最初は起業目的で塾に来たけれど、結局今の仕事を頑張ることが自分の役割だと気づく場合もあります。そのような人も、志を持って働くことで会社の成績が上がった方は多いんですよ。

ある方は保険会社で出世して今は営業所長で活躍されていらっしゃいますし、ある方は転勤になった地方の営業所を全国2位の営業成績に伸ばした、という成果を出されています。今の仕事をするにしても志を持っているか持っていないかで全然成果が違うので、そういうサラリーマンを増やしたいなと思います。

 

中田:組織の中にいても、起業経営しているとしても、プロフェッショナルでありたいというモチベーションの差は人生を大きく変える要素ですよね。

 

坂本:志を持つとただ雇われているだけではなくなります。ただお金のために働くことは、数年、長くても5年くらいまではいいと思いますが、10年、20年、それで終わってしまうのは、僕は人生として寂しいのかなと思います。自分がやりたいことの実現を会社でもできたら素晴らしいですし、会社でできない時に自分でやるという選択肢になった時、助けになれればと思っています。

 

成長しあえる仲間

中田:今年はコロナで働き方が変わり、場合によっては勤めている企業に余波が出たり、起業されている方、経営者様に関しても影響が出ていると思います。だからこそ大事な志をしっかり導き出して進んでいくのが、来年特に大事かもしれないですね。

でも禰覇さん、なかなか一人では難しいですよね。

 

禰覇:だからこそ、いろんな人と関われるような環境に自分の身を置く。私はそうしないと何もしなくなるので、立志財団のようなこういう場所はうれしいです。

 

中田:自分の志を知って言語化し、そこから計画を立てて人生をつくっていく。それが立志塾であり、その後も100人と関わり合っていく、いろんなビジネスプランを話し合っていくというのが大きな味方ですね。

 

坂本:つながって安心できて話し合える仲間です。

新しいことをしようとする時に、批判したり否定されたりするとやる気がなくなってしまうので、僕らは批判否定を禁止としています。お互いに応援しあえるコミュニティというかたちでやっているので、仲間になりたい方はぜひ来ていただけると嬉しいです。

 

中田:多くの方の成長につながっていく新しい出会いが、立志塾で果たされていけばいいなと思います。例えばインターネットで検索をするときは、先生のお名前を入れれば大丈夫ですか。

 

坂本:坂本憲彦で検索していただけましたらホームページが出ますので、お問い合わせください。TwitterやFacebookもやっていますので、坂本憲彦で検索していただいて、直接友達申請やメッセージを送っていただいても大丈夫です。

 

中田:起業を考えられている方、そしてこれからお仕事をどうしようかなとモヤモヤしている方も、ぜひ先生と繋がっていただければと思います。

坂本先生、禰覇さん、本日もありがとうございました。

 

坂本禰覇:ありがとうございました。

 

次回:【第103回】坂本憲彦のラジオ起業塾「経営の方法は十人十色!大切なのは「信念に対する想い」事業継承で変えてはいけない部分、変えてよいものとは?」

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