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なりきりSNSで日本のRPGを元気に

 2019/02/10 ビジネス 独立・起業 起業ストーリー
この記事は約 10 分で読めます。 320 Views

RPGが登場して40数年。

始めはキャラクターになりきって

対面で会話をするテーブルゲームだったRPGですが、

今ではネット上でセリフを文字にして楽しむ形のものもできました。

そんなRPGが、今大きな転機に差し掛かっています。

川崎篤氏は就職活動の辛い時期にPBW型のRPGに出会って、

それが心の支えとなったことをきっかけに

「なりきりSNS」

を作りました。

発達障害の自分を救ってくれたRPGを守りたい、

SNSで「心を繋げる勇者」を育てたいと考えている川崎氏に、

「なりきりSNSで日本のRPGを元気に」というタイトルでお話いただきます。

 

みなさんこんにちは。

ベネチアンカーニバルという

サークルの代表をさせていただいております

川崎篤と申します。

よろしくお願いいたします。

ベネチアンカーニバルというサークルですけど、

ベネチアの仮面祭というのをご存知でしょうか。

後ほどその写真も出てきますので。

今日は「なりきりSNSで日本のRPGを元気に」というお題でお話をさせていただきます。

RPGの中では何にでも変身できる

あなたには変身願望がありますか?

弱気な少年ヒーローに変身したり、

変なおじさんぴちぴちギャルになりたいと思ったりするような。

RPGならそれができます。

今日は

別人になりきることで視野を広げて人生を豊かにする方法

についてお話いたします。

RPGとはどんなものか

まずは

RPGって何、

というところからお話いたしましょう。

RPG、ロールプレイングゲームというのは、

一言でいうと「大人のごっこ遊び」です。

ドラマみたいに設定の決まった役を演じたり、

舞台に合った形で

オリジナルのキャラクターを作ったりできます。

演劇と違うのは、決まったセリフがないことです。

ゲームソフトのRPGですとお話を読ませる都合上

キャラクターが勝手にしゃべったりもしますけど、

本来のRPGでは

セリフは全てアドリブで、

プレイヤーが感性のままに紡ぎ出します。

またRPGも世間的にはゲームの一種ですけど、

勝ち負けは重要ではありません。

勝ち負けよりも

架空の世界に入り込むこと、

別の誰かになりきることがRPGの目的です。

臨場感を高めるために

ゲーム要素を取り入れたりしていると、

補助的なものとお考えください。

本質的には

ヒーローごっこやおままごとと同じです。

また防災訓練もロールプレイングの一種といえると思います。

わかりやすくまとめますと、

お父さんは演劇、母はゲーム、という家庭で

自由に育った感性の子、それがRPGです。

今、RPGには大きな転機が訪れている

次は私の人生とRPGとの出会いについてお話ししましょう。

私がRPGを初めて遊んだのが中学1年生の時ですね。

社会現象になりましたドラクエ3です。

それからさかのぼって、

ゲームソフトではない、全てのRPGの元祖、テーブルゲームの

「ダンジョンズ&ドラゴンズ」が発売されたのは1974年。

その翌年に私が生まれました。

なんでたい焼きかというと、

「泳げたいやきくん」がヒットした年だからです。

で、RPGの歴史はまだ50年いってません。

D&Dの翌年に生まれたわけですから、

私もRPGもほとんど同じ年なんです。

生まれてから40年経ちますけれど、

40代は人生の転換期といいますように、

私と一緒に歩いてきたお友達のRPGくんにも

大きな人生の転機が訪れています。

ちょうど今まで

営業の最前線で頑張ってきた人が、

新人の指導を任されて教える立場になったら、

自分でやっているのと違う

教えるための工夫というのがまた必要になってきますね。

そんな感じです。

ドラクエも、2016年で30年を迎えました。

伝説的なクリエイターの方々も、もう還暦超えていらっしゃいます。

次の30年後、日本のRPGはいったいどうなっているでしょうか。

好きなことを仕事にできず挫折

自分は、小さい頃からごっこ遊びが好きでした。

たぶんこの写真見るとなんか、

木をお馬さんに見立てて

乗ってるんでしょうかって感じですね。

で、私は中学校に入ると、

好きなゲームやアニメを混ぜ混ぜしたお話を書いておりました。

混ぜ混ぜ、納豆みたいな感じですね。

この写真本当面白かったんで。

私はやっぱり進路として

本当にゲーム会社に就職したかったんですけど、

そこで大きな壁にぶつかり挫折を経験しました。

私は集団行動が大の苦手だったのです。

自身のADHDについて

私は35歳を過ぎてから

ADHD、注意欠陥多動性症候群

の診断を受けました。

今は専門医の方に診てもらって適切な薬を処方してもらって、

その症状が改善していますけれど、

そこに至るまでの道は本当にいばらの道でした。

といいますのも、私の子ども時代は

発達障害というものが広く知られていない時代で、

母には大変心配をかけました。

それで、このように発音の悪い私を

母はことばの教室に通わせてくれたんですね。

これを見ると、

「カーッとしないで人の話をよくきくようにね」とかね、

「夢いっぱいのあっちゃん」とか、

本当に今の自分のことを言っているんですね。

学校の先生って本当に人物観察がすごい

と思いました。

あと他に、お医者様に診てもらって

脳波を調べてもらうってことになって、

やってもらったんですけど、

それが発達障害ということまではわからなかったです。

ADHDの人がRPGのキャラだった場合

もしADHDの人がRPGのキャラだったとしたら、

冷静さが1、

協調性1、

好奇心が200

というように、

得意と苦手がありえないくらい両極端になるでしょう。

こういうキャラクターだと

本当に活躍できる場が限られてくると思います。

ですので、

なかなか周囲に馴染めなくて

些細なことでトラブルになったりしますけれども、

自分の強みを生かすことができれば、

ADHDの有名人として知られています

apple経営者のスティーブ・ジョブズですとか、

発明王のトーマス・エジソンですとか、

彼らのように活躍することもできると思います。

ADHDであることによる苦労

私は子ども時代、

本当に友達が少なかったです。

この性格ですから、

小中高とずっといじめられっ子でしたし、

怒りっぽくて落ち着きがない性格でしたので、

本当に人と衝突が多かったです。

20代になりましても

一度大学に通ったり、

更にはゲームの専門学校に通いましたけど

やっぱり就職には結びつかなかったです。

それで浅草でしたか、

ゲームソフトの不具合をチェックするアルバイト

お仕事もしましたけれど長続きしなくて、

1年ほどで転職をしております。

やっぱりその、

変化に乏しい単純作業っていうと

どうしても眠くなってきちゃうんですね。

それで勤務態度が悪いと言われちゃいまして、

そのおかげで

職を転々とすることになっています。

こういうものですから、

1年程引きこもりになっていた時期もあります。

このように現実から逃げております。

ネット上ではみんな平等

そんな辛い時期に心の支えだったのが、

PBW型のRPGというものです。

これはSNSの発言で

キャラクターになりきって表現することができるもので、

キャラクターになりきって

人を笑わせる面白さというものがありました。

このゲームがすごく性に合っていたものですから、

私にも親しい友達ができました。

ネットの世界に入ってきたら、

健常者も障がい者も本当に関係がありません

ネットでの交流は、本当に私にとっては

闇夜を照らす心の灯りでした。

ベネチアンカーニバルのなりきりSNSとは

 

ベネチアンカーニバルのなりきりSNSは

そんなPBWでの経験が基になっています。

演技といいましてもSNSを舞台にテキストで演技しますから、

対面が恥ずかしい人でも大丈夫です。

普通のSNSで架空の人物を演じる人もいますけれど、

ベネチアンカーニバルは演じる専用のSNSです。

これがそのベネチアンカーニバルの由来になりました、

ベネチアの仮面祭の写真になります。

演じる専用のSNSですから、

誰にも迷惑をかけません

実際のなりきりSNSの例を見てみますと、

こんな感じになっています。

ちょっとこれだと小さいので拡大してみますけど、

まあこんな感じですね。

これは掲示板の発言で

喫茶店ごっこをしております。

このようになりきりSNSでは、

演劇でいうところの

衣装ですとか舞台ですとか

大道具、小道具の代わりとして

イラストをオーダーメイドすることができます。

このイラストをもし1人で頼んでしまいますと

ゲームソフト1本分を軽く超える

お金がかかってしまいますけれど、

実際は割り勘ができますので、1人3000円くらい、

だいたい飲み会の割り勘くらいの感じで頼むことができます。

また演劇に勝ち負けはありませんので、

普通のゲームにあるような

対戦とかガチャといった要素は

うちは扱っておりません

スポーツが競技を通して心身を癒すことが目的であるように、

ベネチアンカーニバルではキャラクターを演じることで

優しさですとか思いやりを育てることを主眼に置いております。

演じることで心を育てると。

心を繋げる勇者を育てる

そんな私には、ベネチアンカーニバルでの活動を通じて

達成したい人生の目的があります。

それは、

心を繋げる勇者を育てることです。

ここでの主人公というのは、

ドラクエの主人公のように

街の人の話をよく聞いて、

みんなの悩みを解決する人のことです。

今RPG業界はいろいろな困難を抱えていらっしゃいます。

例えば

過去に人気のあった名作のシリーズであっても、

経営者が人を大事にしなかったばかりに

優秀なスタッフが離れてしまって

続編も作れない、

で若手が育っていないので

リメイクすら満足に作れない

というような状況になっています。

この問題、状況を打開するには、やはりRPGの勇者のように

コミュニケーションで人の心を繋げる、

芯の通った人が必要なのではないか

と思います。

正にRPGが抱えている困難を解決するために、

人の話を聞くというRPGの基本が必要な状況です。

父が母を支えるようにRPGの未来を守りたい

大手企業でさえ苦戦している状況ですが、

でも私は諦めません。

今まで心の糧になった

RPGへの恩返しもありますし、

父からの影響もあります。

父はとても厳しい人でした。

子どもの頃よくお説教されたり

叩かれていた記憶があって、私がだらしないものですから

ゲーム禁止されまして、その禁止されたときに

こっそり遊んで怒られたり

とかそんな記憶があります。

そんな父への印象が変わったのは最近です。

父は2年前に私の祖母を、1年前に私の祖父を亡くしまして、

私の母も祖母のお葬式の時に具合がおかしくなりまして

後に認知症だとわかりました。

その時以来、

父は母に変わって家事を担当するようになりまして、

本当に献身的に働いてくれます。

私もそんな父の思いに影響されて、

家事ですね、カレー作りですとか

洗濯ですとか食器洗いとか覚えまして、

一緒に母の面倒を見て頑張っております。

そんな

父が母を支えるように、

私もまたRPGの未来を守っていきたい

と思います。

そして自由な発想で、これからも創作文化の発展に貢献してまいります。

溢れる喜びをあなたに。

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