5年で84％倒産する時代、100年続く企業を作る為の経営理念の作り方とは

●はじめに

こんにちは、坂本です。
今日は100年続く企業になるための経営理念の作り方についてお話します。

●非常に大事な経営理念

経営者の方は経営理念を考えられていると思います。特に初めて会社を経営する立場になったり、スタートアップでこれから会社を創っていく方、あと会社が成長してきていろいろ変わってきたときに、改めて自分たちが何のために会社をしていくのか、ということで経営理念が非常に大事になってきます。

●経営理念の基礎となるもの

経営理念を作る前に、もうひとつ大事なことがあって、まずは経営者の理念を作るということです。私は経営者のミッションという言い方をしていますが、人生の目的です。経営者自身がなんのために仕事をしているのか、なんのために生きているのか、どんな人生を送りたいのか、ということです。個人のミッションです。ここを作った上で、それが会社の経営理念になってきます。

●経営者のミッションと会社の経営理念をつなげる

会社の経営理念と、経営者個人のミッションがつながっていないと、おかしなことになってきます。会社というのは、最終的に経営者が判断をしていきますから、経営者の考えは多分に影響してきます。
経営理念をポンと作るのはなかなか難しいです。よくあるのが、しっくりこない、ということです。まず経営者自身のミッションを明確にして、その次に家族のミッション、家族でどうなっていきたいか、その次が会社の理念になります。個人、家族、会社という3段階があります。これを知っておいていただきたいと思います。それをないがしろにして、いきなり経営理念を考えるのは難しいです。
経営者が過去にどういうことをやってきたのかを掘り下げて、会社としてどういう方向性でいくのか、なんのために事業をやるのか。ここをつくることで、経営者個人と経営理念が一体となったものができてきます。そうすると、その経営理念に対して、経営者の納得感が強く、経営者自身が魂のレベルでそれを実現したいと思えるものになってきます。

●おわりに

まずは人生の目的からしっかり考えて、経営理念を作っていただければよいかと思います。