こんにちは。中小企業診断士の岩崎聡史です。
今回の志の事業に役立つ書籍紹介は「誠実な組織~信頼と推進力で満ちた場のつくり方~」です。
最強の戦略は「誠実さ」だと言います。
ビジネスで重要なことは「一貫性」です。
誠実さはビジネスに「一貫性」をもたらしてくれます。
一環性とはブランディングであり、マーケティングであり、ビジネスの軸です。そのためあらゆる課題の突破口となるのが「誠実さ」なのです。
誠実さは目的(よりよい善を為す)、公正(正しく公平な行いをする)、真実(相手を尊重しつつ、妥協せず率直に真実を伝える)の3つの条件によって成り立っています。この3つが同時に働くことで「誠実さ」は生まれます。
ビジネスの中で「誠実さ」機能させるために以下4つの取り入れてみましょう。
①アイデンティティにおける誠実さ―言葉と行動を一致させる
②アカウンタビリティにおける公正―尊厳を第一に考える
③ガバナンスにおける透明性―誠実な対話を通じて、信頼できる意思決定を行う
④グループ間の一体感―全員をひとつの大きな物語へ導く
立志財団の志を軸にした事業の教えと通ずることばかりですね。
真実、公正、目的に基づいた行動を選択していけば、自分も組織もより健全になり、パフォーマンスが向上します。
誠実さは、ただの性格的な特徴や倫理観の問題ではなく、「能力」です。能力なので筋力のように鍛えることができます。
最強の戦略である「誠実さ」をいかに身に付け、いかに事業に取り入れていくのかのノウハウが満載です。
ぜひ手に取ってみてください。
私たちのビジネスに強力な推進力を与えてくれる「誠実さ」を実践することで、事業を発展させ、志を実現していきましょう!