美容師に話しかけれたお客様の本音
こんにちは。立志財団の森川です。
野球のキャンプが行われている沖縄県から今回もお届けしております。
さて、あなたは、こんなこと、聞いたことありませんか?
「お客様との楽しい会話が私のやりがいなんです!」
「お客様と楽しく会話できているほど、そのお客様は、リピーターになってくださいます!」
「だから、積極的に、お客様と、楽しく会話しましょう」
というような、感じです。
サービス業の方から、よくお聞きすることなのですが・・・
なんと、盲点があるようなのです。
実は、上記の「お客様との会話」については、「お客様と、提供側では、認識にギャップがある」という現実があることを、ご存知でしたでしょうか?
顕著なのは、美容室。
というのも、私事ですが、縁あって、美容関係の方と、お仕事をさせてもらうことがありまして、冒頭のことは、美容室の経営者の方や現場の責任者の方から、よくお伺いするお話なのです。
曰く、
「お客様との楽しい会話が私のやりがいなんです!」
曰く、
「お客様と楽しく会話できているほど、そのお客様は、リピーターになってくださいます!」
曰く、
「だから、積極的に、お客様と、楽しく会話しましょう」
ですが、お客様側はというと・・・
「うざいんですよ」
「話したくないんですよ」
「必要以上は、話しかけないでほしい」
「あなたと友達ではないのですから」
というようなことを、口にはしないけど、内心思っている場合が少なくないようでした。
なぜ、私がそれを知ったのかというと、たまたまある人から、「実は、うざいんだよね。あの美容師さんから話しかけられるの」と言っているのを聞いてしまったからです。
そして、裏を取るために、ネット検索してみました。
「美容室 うざい」
「美容室 話かけられたくない」
などで検索すると、目も当てられないほどの本音の山が出てきました。
ですから、「話しかけると、喜ばれる」というのは、逆効果でしかない思い込みである可能性があります。
ただ、そうすると・・・・・
リバウンドで、振り子が逆に振り切れてしまうように「それであれば、話かけるのをやめよう」と思ってしまうのも、また、要注意なのです。
話をしてほしいかどうかは、自分が決めるのではなく、あくまで、お客様が決めることなのです。
話しかけるのを控えた方がいいとネットにたくさん出ていても、逆に仲良くなれることで、リピートされているお客様も一定数、いらっしゃるわけです。
大切なのは、「コチラが、どう思うか?」ではなく、「お客様が、どう思っているか?」にフォーカスすることです。
これは、ほんの一例ですが、お客様にフォーカスすることで、ビジネス上の迷いは、少なからず解決してしまいます。
あなたがビジネス上で、何かに迷うことがあるかもしれません。
そんなとき、あなたの大切なお客様が、あなたを正解に導いてくれるかもしれません。
是非、お客様にフォーカスをして、あなたの起業を成功させてください。
立志財団では、あなたの起業の成功を応援しております。