【第1回】坂本憲彦のラジオ起業塾「会社員と起業家の 一番の違いは?」

毎週日曜朝9時半から、FM那覇で放送中の『坂本憲彦のラジオ起業塾』。起業家の専門家、坂本憲彦がはじめての起業で成功するために大切なポイントをお届け。沖縄で起業したい人を応援するラジオ番組です。

第1回目のテーマは、坂本憲彦氏のこれまで歩んできた人生について。起業するまでの道のりや起業の失敗談、成功談、起業家育成を始めたきっかけなどご自身の経験を赤裸々に語って頂きました。そして様々な経験を通して気付いた、起業するうえで大事なこととは一体何か?坂本氏が未来の起業家たちへメッセージを送ります。

▼こちらの音声は、下記の「FM那覇」のサイトよりお聴きいただけます。(※2019年1月16日放送)▼

http://www.fmnaha.jp/program/radio_kigyojuku/

ラジオ起業塾とは?

森川 皆さん初めまして。立志財団の森川と申します。このラジオ起業塾は、立志財団の理事長の坂本先生と一緒にお届けしていきます。坂本先生よろしくお願いいたします。

坂本 はい、よろしくお願いします。

森川 ではまず今回から始まりましたこの「ラジオ起業塾」という番組につきまして、坂本先生からご紹介して頂けますでしょうか。

坂本  はい。まずはじめに私たち立志財団はこれまで起業家育成というものを行ってきました。実際に立志財団で指導してきた起業家育成のノウハウや、またこれから起業したい方に向け、どうすれば起業できるのか、実際に起業した人たちがどのようなビジネスをしているのか、そういった起業に関する様々な情報をこの「ラジオ起業塾」で毎回お届けしていきたいなと思っております。

森川 ありがとうございます。今お話に出てきました『立志財団』についてもご紹介して頂けますでしょうか。

坂本 立志財団とは志ある起業家を育成する為の教育団体です。約12年の起業家育成の経験を持つ私と、志ある仲間と共に2017年に設立いたしました。一人一人が志を実現できる社会を創りたいと思ったのが設立の理由です。立志財団では主に起業したい人向けのセミナーや研修、コンサルティングなどを行っております。

森川 分かりました。では坂本先生ご自身のことも、自己紹介を兼ねて教えてください。

坂本憲彦が起業するまでの道のり

坂本 私は1975年に和歌山県で生まれました。起業に関しては元々起業したいという想いはずっと持っていたんですけれども、どのように起業すればいいのか方法が分かりませんでした。そのため様々な知識を身に付けたいと思い、大学では経済学部を専攻、卒業後は銀行へ就職しました。しかし起業する方法がよく分からず、起業の事をもっと本格的に勉強しようと思い、30歳の時東京へ上京し、そこから起業塾に入り起業家の道を歩み始めることになりました。そこでは主にビジネススクールの授業を行っていましたが、それ以外にも飲食店、英語講座、不動産の賃貸、貸会議室事業、集客支援事業など様々な事業を展開していきました。そのような経験を通して得た知識などを皆さんにお伝えしたいと思い、起業家教育の専門家として、セミナーや講演など立志財団での活動を中心に現在行っております。

森川 坂本先生は大学卒業後、銀行員として働きその後起業したということですが、銀行員(会社員)と起業家の大きな違いは何だと思いますか?

坂本 私が昔会社員として働いてる時は、起業なんて自分には難しくて出来ないと思っていました。というかそもそもどうやって起業したらいいか分からないですし、自分は何をしたいのかが全く分からない状態でした。様々な起業雑誌を見てもフランチャイズの案内ばかりで。フランチャイズビジネスが悪いということではないんですが、自分がコンビニの店長になりたいわけではなかったんですよね。いくら起業といってもそういう起業の仕方は違うなと思い、ずっと模索してたという感じです。私の場合勢いで会社を先に辞めてしまったのですが、その時たまたま起業家の方と出会い、起業塾に入ることになり自分でビジネスを始めることになりました。一番最初に始めたビジネスはネット通販なんですが、会社を立ち上げたことにより、ビジネスの創り方など理解することができました。そのような経験を通して分かったことは、会社員と起業家の一番の違いは”自由”ですね。

会社員と起業家の一番の違いは”自由”

森川 ”自由”ですか?

坂本 多くのサラリーマンの方が会社から言われたことをやらないといけないので、自由に仕事をするということが難しいと思います。でも起業すれば自分のやりたいことができるので、そこが大きな違いだと思いますね。ただ一つ言っておきたいのは、サラリーマンとして働くことが悪いことではないし、もちろんそういう働き方が合う人もいるのでそれはそれで素晴らしいことだと思います。でもサラリーマンとして働いているのが苦しいと思う方は、起業すれば全て自分の自由にできるので、今までよりも楽しく仕事ができるようになると思いますね。そのかわり責任も同時に発生するので、上手くいったら自分の手柄、上手くいかなかったら自分のせいになります。なので自己責任をちゃんと取れる人にとっては起業することは非常に良いことだと思いますね。

森川 会社員と起業家の一番の違いは”自由さ”なんですね。私の周りにも自由を求めて起業に憧れるという人はいるんですけど、坂本先生の初めての起業はどのような感じだったのでしょうか?

坂本 僕の初めての起業は、最初に入った起業塾がネットマーケティングを教えてくれるところだったということもあり、ネット通販の事業を始めることにしました。そこで僕が企画したのは、不動産投資の教材を作って売ること。サラリーマンの方たちがアパートなどを買い、自分で資産を作っていく方法を教えるという教材です。これをやろうと思った経緯は、当時僕が不動産好きだったというのもありますし、元々銀行員として働いていたので不動産絡みの仕事をたくさんやっていたんですね。なのでその知識を活かしてセミナーを行い、それを教材にして販売したのが起業のスタートでした。

森川 実際その教材を売ってどれくらいの収益になったんですか?

坂本 不動産投資の教材を販売し始めてから4ヵ月くらいは収益はありませんでした。最初の1ヵ月目で50万円ポンと売ることができたのですが、その後売り上げがドンと落ちてその結果ゼロになって・・・どうしようかと悩み真剣にテコ入れしたら、月に5~60万円くらい売れるようになりました。その中で利益が約半分残ったので、月30万円は自分の収入として残せるようになってきましたね。そこから紆余曲折あり、色々紹介してくれる方もいたので売り上げも徐々に伸びていきました。その結果、不動産投資の教材は2年半の間で約5000万円売ることができました。

森川 その結果を見ると、起業をすればやりたいことを自由にできるようになり、またお金も自由に使えるようになったということでしょうか?

坂本 そうですね。自分一人が生活していく分くらいにはなんとかなったという形ですね。

森川 分かりました。坂本先生はその後も色んな事業をされてたそうですが、どのくらいまでビジネスは成長されたんでしょうか?

坂本 約4年前が一番規模が大きかったんですけれども、会社を3つ経営しておりました。約30名のスタッフと一緒に働き、年商は5億ほどになりました。私が起業を始めてから7~8年目くらいのときです。

森川 すごいですね!東京に来て右も左も分からない状況で起業塾に入って学び、自分で起業をして7~8年後には年商5億の会社にまで成長させたということですね。現在は経営ではなく起業家育成をメインでされているということですが、何がきっかけで起業家育成への道へ進むことになったのでしょうか?

起業家育成の道へ進むきっかけ

坂本 起業家育成は元々僕がお世話になっていた起業塾でやっていました。そこの起業塾の先生と一緒に事業を立ち上げることになりネットマーケティングを中心に教えていたのですが、年商が大きくなるにつれ色々キツくなってきました。とくに人間関係はすごくボロボロでしたね。

森川 起業の規模が大きくなっていくほど、人間関係が悪化していったということでしょうか?

坂本 もうボロボロでしたね。本当に大変でした。お客さんからのクレームが増えたり、そのクレームを対応する従業員が不満を持ったりとか色々ありました。ひどい時は従業員から毎日怒鳴られながら会社に行くこともあったので・・・。

森川 坂本先生が社長にも関わらず怒鳴られるんですか?

坂本 社長ではありましたが、女子社員の子から毎日怒鳴られていました(笑)。あと幹部同士がすごく対立するようになったんですよね。創業メンバーが5人いたんですけど、創業して7年経つとだんだん皆の方向性が違ってきて、少しづつ対立するようになりましたね。

森川 ”起業したら自由だ”と先ほど先生がおっしゃてたんですけれども、そういう状態だと自由を満喫できていないように感じるのですが。

坂本 確かにその当時は全然自由ではなかったですね。皆から不満を言われ、それに一生懸命対応してもまた別のところから不満を言われ・・・もうがんじがらめでした。自由ではなく不自由さを感じていましたね。

森川 ちょっと言葉が悪いかもしれませんが、皮肉にも自由を求めて起業をしたのに結果的には不自由になってしまったということですね。

坂本 その通りです。

森川 ではそこから何がきっかけで起業家育成の道を歩むことになったのでしょうか?

坂本 その時も一応メインでビジネススクールで色々教えてはいたんですけど、不自由さを感じるようになってから自分が経営者として続けていくのはキツイなと思ったんですね。その後はビジネススクールの会社の社長を辞めて、他の色々な事業を始めてみました。英語事業やワーキングスペースを作る、他の人のプロデュースなど色々やってみたんですけど、なかなか上手くいかなくて。そのとき改めて自分の事業って何だろうな、自分の志って何だろうなと考えてみた結果、僕が残りの人生をかけてやるのはやっぱり起業家育成なんだという答えにたどり着きました。そしてそれをビジネスにちゃんとしていこうと思い、自分で起業塾を立ち上げたのが3年くらい前になります

森川 そのとき立ち上げた起業塾が、この番組を提供している立志財団ということでしょうか?

坂本 そうですね。立志財団の前身で『坂本立志塾』という起業塾を立ち上げて、主にマーケティングを教えていました。でもビジネスって正直マーケティングだけ教えても成果が出ないんですよね。もちろん成果が出る人はいますしゼロではないんですけど、ノウハウだけ教えて成果が出せる人はどんなに頑張っても全体の約3割です。当時僕はこれから起業したい方向けに24時間365日コンサルしていました。例えばブログを書いたりホームページを作って集客しましょうと色んな集客のノウハウを教えたんですけど、なぜかみんな成果を出すことができませんでした。なんでちゃんと教えているのに成果を出せないのかなって考えたとき、その方が本当にやりたいことをちゃんとやっていくということが大事だと気付いたんですよね。それがその方の志とか使命に繋がっていきますし、人生レベルでやりたいことをやっていかないと成果は出せないんだということが分かったんです。

大事なことその①人生レベルでやりたいことを見つける

森川  ”人生レベルでやりたいこと”じゃないと成果は出ないんでしょうか?

坂本 そうですね。ビジネスを創る大原則なんですが、今の時期だけ儲かりそうとか、2~3年だけちょっとやって儲けようくらいのレベルのビジネスって上手くいかないパターンが多いです。もし上手くいったとしても、一過性のものであることがほとんどですね。事業は立ち上げが一番大変なんですけど、立ち上げる時に大事なことはノウハウやテクニックではなくて、やりたい人がどれだけの強い気持ちでやりたいのかってことなんですよ。これは別に変な精神論とかではなく、実際に事業の中心にいる人の熱量でその事業の成績が決まるので。なので人生レベルでやりたいことを見つけることが大事だなっていうのが分かりましたね。

森川 現在の起業塾ではマーケティングだけでなく、その前に人生レベルでやりたいことを見つけていくところから教えるということですね。

大事なことその②お金・マーケティング

坂本 やりたいことを見つけることから始めて、それを具体的に落とし込んでいく方法を教えています。前の起業塾ではマーケティング、いわゆる集客の部分しか教えてなかったので、お金のコントロールの仕方を教えてなかったんですね。どうお金を管理するのか、どう資金を集めるのか。事業をやっていく上でお金の部分は非常に重要になってきます。あとはマネジメントですね。人をどう活かしていくかということです。事業は1人でやる方もいると思うんですけど、1人だとどうしても限界があります。ビジネスは誰かと関わりながらやっていくと思うんですよね。どのように関わってもらうのか、関わってくれた人にどう貢献していくのか、そういうことをちゃんとマネジメントしていかないと事業は長くは続きませんし、大きくなりません。そういうことも合わせて教えていますね。

坂本憲彦のこれまでの実績

森川 分かりました。坂本先生は起業家育成の専門家として長く活動されてきたと思うんですけれども、実際どれくらいの方に指導されてきたのでしょうか?

坂本 起業塾の方は現在2000人ほど生徒さんがいて、あと講演会など含めると10000人以上の方にこれまで指導させて頂いておりますね。

森川 かなり多くの方に起業について指導されてきたということですね。

坂本 そうですね。指導していて分かったことは、さきほど言ったように人生レベルでまず何をやりたいのか見つけること、そしてマーケティングと財務について学び、ビジネスを創っていくということ。これが非常に大事なんだなということに気付くことができましたね。

森川 そのような起業のノウハウなどがまとめられた本を坂本先生が以前出版されたとお伺いしたのですが、現在の販売数はどれくらいなんでしょうか?

坂本 私が初めて出版した『6つの不安がなくなればあなたの起業は絶対に成功する』という本なんですけれども、おかげ様で今3刷になっていまして、約9000部を販売することができました。もうすぐ10000部までいけるかなという風に思っているんですけれども。

森川 実際世に出るビジネス書ってたくさんありますよね。その中で重版になる書籍って何冊に1冊とか統計のようなものはあるんでしょうか?

坂本 増刷がかかるのが大体10冊に1冊だと言われています。3刷だともっと少なくなってきますね。

森川 そうなんですね!増刷がかかるということはそれだけ多くの方に坂本先生が支持されているということになると思うんですけど、今回のラジオ起業塾でもそういった今までの坂本先生のご経験や指導されてきたことについてお話頂けるということでしょうか?

坂本 ラジオ起業塾ではこれまで私が指導してきた経験をもとに色々お話させて頂きます。あとはゲストの方もお呼びして、どのように起業したのか、どのように現在ビジネスを展開していっているのかなど、皆さんに生きた知識をお伝えしていきたいと思っています。

森川 ありがとうございます。例えばこのラジオを聞いているリスナーの方からのご質問にも答えて頂けるのでしょうか?

坂本 もちろんです。立志財団の公式サイトからお問合して頂きましたら、私たちが必ず目を通させて頂きます。お問合せ内容を確認し、お答えできる範囲でお答えしていきたいと思っています。

森川 ありがとうございます。これからも起業のお役にたてるような内容をお届けしていきたいと思いますので、リスナーの皆さんには楽しみに待って頂きたいと思います。坂本先生、これからもよろしくお願いいたします。

坂本 ありがとうございました。

次回:【第2回】坂本憲彦のラジオ起業塾「起業するために必要な”4つのこと”とは?」

 

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番組概要

番組タイトル

沖縄で起業したい人を応援します「坂本憲彦のラジオ起業塾」

ナビゲーター 坂本憲彦
オンエア 毎週日曜 09:30~09:56
コンセプト 起業家育成の専門家、坂本憲彦がはじめての起業で成功する為に大切なポイントをお届けします。
関連サイト ■ポッドキャスティングでいつでも聞ける!
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