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【第10回】坂本憲彦のラジオ起業塾「流行のビジネスは儲かる?子育て中でも起業できる?」

 2019/05/06 FM那覇 Radio
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毎週日曜朝9時半から、FM那覇で放送中の『坂本憲彦のラジオ起業塾』。起業家の専門家、坂本憲彦がはじめての起業で成功するために大切なポイントをお届け。沖縄で起業したい人を応援するラジオ番組です。

今回はリスナーから届いた2つの質問に答えて頂きます。流行のビジネスをやりたいけど儲かるか分からない、またシングルマザーで起業をしたいけど時間がないと悩んでいるリスナーに向け、解決方法や気を付けるポイントなど、坂本氏に教えて頂きます。

▼こちらの音声は、下記の「FM那覇」のサイトよりお聴きいただけます。(※2019年3月10日放送)▼

沖縄で起業したい人を応援します「坂本憲彦のラジオ起業塾」

質問①流行りのビジネスは儲かるのか?

森川 立志財団の森川です。今日もラジオ起業塾が始まりました。坂本先生、よろしくお願いいたします。

坂本 はい、よろしくお願いします。

森川 今回はリスナーの方から2つ質問が届いておりますので、それぞれお答え頂ければと思います。まず1つ目ですが、「流行のビジネスをやったほうがいいのか」という質問です。起業をするときに何をビジネスとしてやっていくのかと考えたとき、儲かるからという理由でその時流行っているビジネスを選んでやる人もいますよね。ただ実際のところ本当に儲かるのか、流行が終わった後はどうしたらいいのかという不安もあると思いますが、坂本先生はこのことについてどう思われますか?

坂本  流行に乗るのは決してだめというわけではないですが、もしも流行のビジネスを始めるんだったら注意が必要です。流行っているものは流行らなくなる可能性があるので、そこをよく考えてやるかどうか決めたほうがいいですね。流行っているという理由だけでそのビジネスを始めたら、絶対将来苦しくなりますから。

森川  ”流行り廃り”という言葉があるように、流行ったものはいずれ流行らなくなりますよね。ちなみに最近だとどのようなビジネスが流行っているんでしょうか?

坂本 最近だと『オンラインサロン』というのがすごく流行っているんですよ。お笑い芸人のキングコング西野さんがやり始めてさらに話題になったんですけど、オンラインサロンというのはネット上で集まって情報交換をしたり人脈を作ったり、同じ趣味や目的を持つ人が集まって交流する月額会員制のコミュニティサービスのことをいいます。DMMが有名ですが、このようなコミュニティを作れるサイトに登録すると、自分でサロンを開設したり誰かのサロンに参加することができますし、Facebookのグループでもできます。オンラインサロンは誰でも気軽に始めることができるのでみんなやろうとするんですけど、有名人もやっているし流行っているからという理由だけでやるには注意が必要です。その理由としては、キングコングの西野さんはオンラインサロンは有料のメルマガのようなものだと言っています。サロンの主催者はただ開設して放置するのではなく、常に情報発信をし続けなければいけないんですよ。情報発信の頻度が少ないと各々が勝手に色んなことをしますし、そのグループの統一感はなくなってしまうので。その結果参加者は減ってそのサロンは上手くいかなくなってしまうんですよね。ちなみに僕も財団で同じようにコミュニティをやっているんですけど、会員同士で勝手に繋がっていくってあまりないんですよ。こちらから促してあげないと積極的に交流しないので、だから主催者として情報を発信したり会員同士の交流を深めるために促してあげたり、とにかく自分から行動しているわけです。だから要は何が言いたいのかっていうと、今流行りのオンラインサロンをやりたいんだったら、メルマガのように情報を常に発信し続けなければいけないというのを理解しておくこと。もっと分かりやすく言えば、流行っているビジネスをやりたいんだったらちゃんとそのビジネスの本質を理解した上でやらないと成果は出ないということです。

森川 ということは、本質を理解していれば流行りのビジネスをやっても儲けることができるということでしょうか?

坂本 流行っている=市場が大きくなっているところに参入するのはそれだけ儲かる確率は高いですが、そのかわりライバルも多いので競争は激しくなります。そもそも流行りが何年続くのかによってどれくらい儲けられるのか変わってきますからね。例えばちょっと前に流行った、Airbnb(エアビー)という民泊サービスなんですけど、導入当初はドバーっとみんなやりだしたわけですよ。不動産をやっている人は「これからの時代は民泊だ!」みたいな感じでみんなやり始めて、実際多くの人がエアビーで儲けたんです。ただその後民泊で色々な問題が起こり民泊新法が施行され、その結果年間で180日しか営業できなくなってしまったんですね。そしたら流行りだからという理由だけで始めた人は軒並み撤退することになって、ビジネスとしてちゃんと考えてやっていた人だけが残ったんです。だから流行りのビジネスをやるんだったら、その物事の本質を理解して、流行らなくなった後のビジネスプランも考えておくこと。じゃないと儲けることはできないですし、流行らなくなったら撤退しなければいけなくなるので。あとはそのビジネスが流行ってなくてもやりたいと思えることかどうか。これも大事だと思います。好きなことじゃないと結局続かないですからね。ちなみに流行りのビジネスをやるのが向いている人と向いていない人がいると思うんですけど、僕はひとつのことをずっとやっている方が得意なので、流行りに乗って数年ごとに仕事を変えるのはしんどいなと思ってしまいますね。

好きなことじゃないと勝てない

森川 どんな仕事でも向き不向きはありますよね。流行りのビジネスをやっている方が周りからの評価は高いように思われますが、ひとつのことを長く続けるというのもビジネスのやり方としては同じくらい評価されてもいいと思います。老舗と名乗っているお店も多いですし、そういうお店の方が信頼されますよね。ちなみに流行りのビジネスをやるとした場合、本質を理解することと他にも何か気を付けたほうがいいことなどありますでしょうか?

坂本 先ほども少しお話したんですけど、そもそもその流行りのビジネスが好きなのかどうかっていうことですね。オンラインサロンをやるんだったら情報発信するのは好きか、人と人とを繋げることは好きか、民泊をやるんだったら不動産は好きか、外国人と接するのが好きか。そのビジネスで何か好きだと思えることがあったり、やってて楽しいと思えるならいいですけど、そうではなくただ単に儲かるという理由だけで好きでもない流行りのビジネスをやっても、結局他に勝てないわけですよ。

森川 確かに起業をする多くの方が、「why(なぜ)」よりも「how(どのように)」ばかりを考える方が多いですよね。両方考えなければいけないことですが、割合でいえばwhy:how 8:2くらいでwhy(なぜ)そのビジネスやりたいのかという理由の方が大事だと思います。流行のビジネスをやるんだったらよりwhyの方を重要視しないといけないということですよね。

坂本 そうですね。なぜそのビジネスをやるのかという理由がすごく大事だと思います。先ほどの話でいうとなぜオンラインサロンをやりたいのか、なぜ民泊をやりたいのか、その理由が儲かるという理由だけだと、起業しても長くは続かないと思います。例えば最近だと、行政書士で日本人ではなく外国人をターゲットにして、ビザ申請などの入管業務を専門にして儲けているという方が多いみたいなんですね。今はそれでいいかもしれませんが、国の法律が変わってビザの申請方法などが変わったり、またAIによって手続きが簡略化したら行政書士の仕事が減ってしまう可能性も十分にあり得ますよね。だからそうなった場合どうするかっていうのを考えとかないといけないですね。何かあってから対処しようとしてもてんやわんやになってしまうので。

森川 儲かるという理由だけで始めると、最初はいいけど後々大変になってくる可能性が高いので、始める前に本当にそれをやりたいのかどうかっていうことを考えておくのが大事なんですね。

坂本 それがすごく大事だと思います。これは前もお話したんですけど、ソフトバンクの孫さんは自分が何のビジネスをするかを考えた時、50年やっても飽きないと思えるビジネスを選んだそうですよ。だから今儲かっているから自分もやるという理由でビジネスをやっていないということです。例えば先ほどの行政書士の話でいえば、外国人と関わるのが本当に好きであれば外国人専門でやってもいいと思います。しかしそうじゃなくただ儲かるから専門でやっているとなればそれはただの労働で、儲かるけどその場限りの仕事になってしまいますね。

質問②子育てで忙しいけど起業がしたいシングルマザー

森川 ありがとうございます。では2つ目の質問に答えて頂きたいんですけれども、2つ目は「時間がない中でどう起業したらいいのか」というご質問です。この質問を送ってくれたのはシングルマザーの方で、お子さんがまだ小さく子育てと仕事の両立でとても忙しい日々を送っているそうです。でも起業に興味があり、自分で何か事業をしたいけど実際は難しいのだろうかと悩んでいるみたいなんですね。坂本先生はどのようにしたらいいと思いますか?

坂本 シングルマザーの方はお仕事をしながら子育てもして、自分ひとりの時間を確保するのが難しいと思うんですね。だからこそ、その限られた時間の中でもやりたいと思えることを探して、少しづつやっていくことが大事かなと思います。仕事や子育てで忙しく、疲れているときに何かやろうとしても、嫌なことだったらできないですよね。だから自分が好きだとか楽しいと思えること、疲れているときでもやりたいと思えることをビジネスにするべきです。それがいきなりお金になるかどうかは分かりませんが、まずは小さなことから始めてみるのがいいと思います。

森川 坂本先生が今まで教えてこられた生徒さんの中で、小さいお子さんがいて子育てをしながら起業されたという方はいらっしゃいますか?

坂本 シングルマザーではないんですけれども、まだ2~3歳のお子さんを育てながら起業した方はいらっしゃいました。その方はボディージュエリーといって、肌にキラキラとしたデコレーションを施すお仕事をされてたんですけど、自分で通信講座を始めて初心者の方に教えたりしていましたね。他の方だとネイルの通信講座をやったり教材を売っている方がいましたが、みんな子育てをしながら空いている時間を使ってやっていましたよ。

森川 ボディージュエリーやネイルなど女性は興味を持ちやすいですし、実際に需要もありますよね。しかも自分でやってても楽しいと思えることなら尚更良いですね。ただ子育てをしながらだと作業する時間がないと思うのですが、みなさんどのように時間を作っているのでしょうか?

坂本 1人の時間をどのように捻出するかは家庭によって様々だとは思いますが、その方は子供よりも2時間早く起きるようにして、1人の時間を作って情報発信をしたり教材を作ったりしているそうです。シングルマザーの方だと忙しくてそんな暇がないっていう方も多いと思うんですけど、その中でも1時間でも2時間でも時間を作って、自分の好きなことをやって欲しいと思います。ブログで情報発信してもいいですし、家にある不良品をメルカリで売ってもいいですし、なんかそういう小さなことでもいいのでまず始めてみるっていうのが非常に大事かなと思います。

森川 1日1時間って聞くと大したことないように思われがちですが、それを1週間継続したら7時間になるわけですよね。7時間あったら色々できると思うので、起業をしたいと思っている方は1日の間で1時間でもいいので自分の時間を作って欲しいですね。シングルマザーの方もそうですし、日頃サラリーマンとして働いている方にも言えることなんですけど、起業するにしてもいきなり大きなことから始める必要はないですし、小さなことから始めて少しづつ大きくしていけばいいので、誰にでも起業のチャンスはあるんだと思いました。

坂本 時間がないっていうのはみんな同じで、逆に時間が有り余っているから起業しますっていう人は少ないんですよ。忙しい中でみなさん時間を捻出して色々考えたり行動したりしてるので。だからこそ、その時間は好きだなとか面白いなとか楽しいなと思えることをやってもらいたいですね。それを少しづつでもいいので継続していくと、最初の3ヵ月とか半年で成果が出なくても、1年2年3年と続けていけば大きな成果に繋がるということもよくありますからね。

森川 確かにそうですね。忙しい中頑張って時間を作ったなら、どうせなら好きとか楽しいと思えることをやったほうがいいですね。疲れて眠いけど、でもやりたいみたいな。

坂本 それが理想だと思います。例えば面白い本を読んでいて、気付いたら明け方になってしまったみたいな。それくらいハマるものを仕事にして、さらにそれを毎日続けてやるのが理想の状態じゃないですか。起業をするときってまずは最初に全部自分でやらないといけないので、そのときに嫌なことってできないですからね。

森川 毎日作業するための時間を捻出して続けていくうちに、時間の使い方も上手くなっていきそうですね。

坂本 時間の使い方って、結局は優先順位の問題だけなんですよ。何を優先するかっていうことだけなので。だから自分のやろうと思っているビジネスが他のことよりも優先順位が上がらないんだったら、本当にやりたいと思えることじゃないってことになりますね。

森川  確かにそうですね。今回は流行りのビジネス、そしてシングルマザーの起業についてお話して頂きましたが、今回の内容は起業したいと思っている方全てに役に立つお話だと思います。坂本先生、本日もありがとうございました。

坂本 ありがとうございました。

次回:【第11回】坂本憲彦のラジオ起業塾「40代での起業。成功させたいなら3つのことから始めよう」

 

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番組概要

番組タイトル

沖縄で起業したい人を応援します「坂本憲彦のラジオ起業塾」

ナビゲーター 坂本憲彦
オンエア 毎週日曜 09:30~09:56
コンセプト 起業家育成の専門家、坂本憲彦がはじめての起業で成功する為に大切なポイントをお届けします。
関連サイト ■ポッドキャスティングでいつでも聞ける!
http://www.fmnaha.jp/podcasting/85.xml
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http://risshi.or.jp/

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