経営者はバカになれ

●はじめに

こんにちは、坂本です。
経営者の方は、普段頭を使われて、悩まれていることが多いと思いますが、

一度立ち止まって、考えてみてほしいと思います。

●直感、感性に従って意思決定する

経営者の方、自営の方など、自分がリーダーをされている方は、戦略や戦術を決めたり、意思決定をする場面が多いと思いますが、この意思決定のときに、頭を使って結論を出しますが、それだけをやっていても、行き詰まることがあります。どちらがいいのか、と考えても、分からないことが多いです。自分の心の深いところ、直感で意思決定をしていくことが大事になってきます。
戦略や戦術というのは、論理思考や言語を司っている大脳皮質で考えることが多いですが、意思決定は最終的には感性になってきます。試験問題のように、どちらが正しいか決まっていればいいですが、経営の現場では、それが決まっていないことが多く、結果的にはそれはあとになってみないと分かりません。

最初からそれが分かっている人はいません。先が分からない中で、意思決定をしなければなりません。そのときに信じられるのは、自分自身の直感、感性になります。
「バカになれ」というのは、物事を一旦考えずに、自分のミッションとして、自分の会社として、どちらの決定をすればいいのか、ロジックではなくて感性で決めていく、ということです。

●経営者はバカになれ

これは、日本の自己啓発界の父と呼ばれる行徳哲男先生から教わったことです。

この先生から、経営の指導を受けているときに、「経営者はバカになれ」ということを何度も言われました。自分の使命や理念に沿って考えると、この行動が正しいのか、正しくないのか、どの行動をすべきか、というのが見えてきます。

●おわりに

ぜひ経営者の皆さんも、迷ったときは、一旦バカになって、何も考えず、どちらが正しいのか、感じ取ってください。