第6回 立志プレゼンテーションTOKYOを開催いたしました

2019年2月3日、第6回 立志プレゼンテーションTOKYOが御茶ノ水の日本経営道協会にて開催されました。
立志財団理事長の坂本憲彦他、坂本立志塾第6期の4名の起業家が、自身のビジネスと志について熱く語りました。

「起業家に1番大切なものは、志を立てることである」と坂本理事長は言います。
9月に始まった立志塾第6期ですが、このプレゼンテーションに至るまでには、みなさんそれぞれが深く自分自身と向き合ってきたことでしょう。そうして生まれてきた熱い思いを是非感じてください。

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第1演者:川崎仁史 氏(CanR 代表)
タイトル:愛と技術で「できない」を「できた!」に
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小学校で鉄棒の前回りが「できなかった」。
でも、お手玉はスムーズに「できた」。

「できない」と「できる」って何が違うんだろう?
どうしたら、「できない」を「できた!」に変えられるんだろう?
「できない」と「できた」が人生のテーマになりました。

優れた半導体技術者のお父さんが遺してくれたVR対応パソコン。
鉄棒ができなくて苦しかった時に、お母さんがつきっきりで教えてくれたこと。
父からの「技術」と母からの「愛」で、「できない」を「できた!」に変えたい!

こんな思いから、『けん玉できた!VR』という仮想世界で遊ぶと現実世界でもけん玉ができるようになるVRゲームを開発しました。これまで約700人の「けん玉ができない」を「けん玉できた!」に変えて来ました。
スポーツや語学などへの応用も検討中です。

川崎さんの愛と技術によって、たくさんの「できない」が「できた!」に変わっていくでしょう。

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第2演者:鈴木到 氏(Dimatrix LLC 代表)
タイトル:人生のセカンド・ハーフをワクワクさせるベイシックインカム型モデルのご提案
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中高年の経済的自由を確保できる社会にしたい。
そこで鈴木さんが提案するのは、ベーシックインカム型モデルの投資です。

お父さんの影響で、自らも投資の道へ。
時代はバブル絶頂期。投資は順調に進みました。
しかしバブル崩壊後は損するばかり。そしてついに借金まで・・・

しかし鈴木さんはあきらめませんでした。
「投資でも成功できる道が絶対にあるはず!」と研究を続け、ようやく確実性が高く長期的に安定した収益を得る方法を見つけ出します。

お父さんと同じ道で、お父さんが目指していた成功へと事業を極めたい。
人に与えることで喜びを見出すお母さんの信条を、引き継ぎたい。

鈴木さんは、自然科学の力である数学などの数理を用いて必要なお金を創り出し、ワクワクする世界を実現していきます。

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第3演者:米山沙央里 氏(人生の幸せサポーター)
タイトル:米山流・人生を楽しむ方法!
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以前の米山さんは、結果にこだわり追い込んで来ました。

学生時代の部活、会社での営業成績、常に勝つことだけを考えていました。
なのに・・・部活も、仕事もうまくいきませんでした。挫折感を味わいます。

人生は苦しい・・・

ここで、ある「きっかけ」が訪れます。
それは、周りの支えでした。自分の良さを引き出してくれたのです。
自分らしさを貫くことで、ついに会社で表彰されるという結果を出すことができました。
そして、その喜びを分かちあうという体験をします。

人生って楽しい!

この素晴らしい「私らしさ」を育んでくれたのは家族。
「私らしさ」を大切にしてくれ、そして見守ってくれました。
この大好きな家族へ恩返しがしたい。
両親からもらった愛を世の中に広め、人の幸せに貢献したい。

米山さんは、がんばる人を全力で応援していきます。

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第4演者:後藤和人 氏(英語でアート 代表)
タイトル:アートのチカラでステキな家庭が増えていく!
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アートという自由でわがままでいられる分野で、子供たちは自由に自分を表現し、答えを自ら導いていきます。
この自由な表現の価値を、親御さんにも受け止めて欲しい。

また、アートは個性を培い、直感力を養う力もあります。
つまり、アートは子供たちの人生を豊かにする力があるのです。

子供たちとその親御さんへのこのような思いは、ご自身の幼い頃の体験にあります。
自営業で忙しくて、子供にかまう余裕もないご両親に、寂しさを感じると同時に、両親を気遣うようになっていました。

子供たちに愛情を注ぎたい。
親御さんにも価値を伝えて愛情を注いでもらいたい。

しかし、「塾に行くから」などの理由で美術教室をやめていく生徒が多く、しかもそれが本人ではなく親御さんの意思ということが残念。

そこで、アートと英語が学べる「英語でアート」を準備中。
英語を使ってアートの面白さを伝えたい。
英語という学習要素があれば親御さんにも喜んでいただけそうです。

アートには心を動かす力があります。
「アートで素敵な家庭が増えるように」これが後藤さんの願いです。

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第5演者:坂本憲彦 氏(一般財団法人 立志財団 理事長)
タイトル:みんなの志が世界を変える
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日本には創業100年以上の会社が約3万社。
そして、世界で見ると、創業200年以上の会社の半数以上が日本企業。
これは日本の起業家の誇りです。

一方で、、、
日本人が夢をあきらめる平均年齢は24歳、という事実。

「全ての人が成果を出せる起業家教育の団体を作りたい」
そんな思いから立志財団を設立しました。

ビジネスに答えはありません。
そして、一人で出来ることは本当に小さいものです。
ですから、財団の活動を通してビジネスを活性化する仲間を増やしていくことです。

そして、みなさんの力を貸してください。
みんなで志のある人を増やして、世界を変えて欲しいのです。

世界中の一人一人が志を実現できる社会へ。

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感動、感動、の連続でした。ありがとうございます。
本当にすばらしいプレゼンテーションでした。
直前まで緊張していたプレゼンターのみなさんでしたが、終わった後のみなさんの表情がそれは晴れやかに輝いていたのが印象的です。
そして、ご参加下さいましたみなさま、ありがとうございました。