伊藤結城さんインタビュー「『人生を熱く楽しむためのサポートをする』 120%の学びで気づいた真志命の力」

立志財団会員ロング・インタビューでは、会員の志やビジネスのストーリーをご紹介していきます。

relation circle 代表  伊藤結城(いとうゆうき)さんです。

伊藤さんは立志財団に入会して間もなく、立志交流会や立志フェスタの運営メンバーに加わり、120%の体感でプログラムに参加されました。そして坂本立志塾真志命コースで志を極められどのように変化されたのか、お話を伺いました。

開業と感じた違和感

−立志財団に入る前はどのような状況でしたか?
伊藤:2023年の1月まで会社員をしていましたが、身体的にも精神的にも疲弊していたので退職をしました。
会社員時代の経験から事務代行であれば開業ができるかなと思い仕事を始め、お金をもらえるようにはなりましたが、“結局自分がやりたかったことってこういうことだったのかな、なんか違うんだよな”と、なんとなく違和感がありました。
でも、何が違うかが分からず、とりあえず生きていくために生活費を稼がなければいけないみたいな、そんな感じで仕事をしていましたね。

出会いと気づきが導いた志命への一歩

−なぜ立志財団に入会しようと思いましたか?
伊藤:私は今まで“もしかしたら死んでいたかもしれない”ような体験を何度もしています。
でもその都度生き残っているので、よっぽど現世に用事があるんだなと思い、それが何なのか、知れる機会をずっと探していました。

その話をニーズマッチという交流会の懇親会で坂本先生にお話をしました。
そしたら芯を突いた話で盛り上がりすぎて2時間も話をしていました。
今思うと、私が知りたいと思っていた用事を知るのであれば立志財団だよね、と思いますが、当時はいずれ売り上げがあがったら入ろうと入会を保留にしていました。

私は“いろいろな人が集まれる場所を提供したい”とずっと考えていました。そして、ニーズマッチで研修を受けてみて、支部の運営をやれば、その実践になるのではないかなと思ったんです。
自分がやりたいことをやるのであれば、志命が明確に分かった方がいいなと思いました。
それで、立志財団のことを思い出して、自分がやるべきことの用事を明確にしたくて、入会しました。

“熱く楽しむ人生”をサポートする

―立志財団に入会してどのような変化がありましたか?
伊藤: 真志命が見つかって、ぼんやりしていた行先に光が見えた感覚になっています。
人生って道しるべはないじゃないですか。
だけど、自分の中でこっちに行きたいなという夢があって、真志命が明確になったことで私が来た道がこっちで合っていたんだという安堵を感じています。
そう思えたことで自信に繋がって、しっかり踏ん張ることができるようになった気がします。
私の真志命は『人生を熱く楽しむためのサポートをする』です。
私はもともとどんな精神分析をやっても群を抜いているのが“サポート能力”なんですね。誰かに手を差し伸べたいとか、縁の下の力持ちでありたい的な気質がすごく強いから、 何かのサポートはしたいんだろうなと思っていました。

そんな中、真志命を見つける段階で出てきてたことが、“自殺者を減らしたい”ということでした。
私自身が自殺を踏みとどまった理由が、“なにかもっと楽しいことをしたい、楽しいことがいっぱいあれば自殺を踏みとどまれる”ということでした。
もともと楽しいことが好きなんですよね。
だから“みんなに人生を楽しんでもらいたい”という最初はふわふわとした志だったんです。

そこから志を固めていく過程で「楽しいって何ですか?」と聞かれた時に、すぐには答えられませんでした。
見つめなおして深ぼっていったときに、“初めてすることってワクワクするじゃん”というところから、ワクワクすることを話している時に“熱く語っている時がめっちゃ楽しい”ということに気付きました。
熱くなれることだったり、楽しむことをサポートできればいいんだというところに至り、今の真志命になりました。

具体的に描いている夢もあります。
私は碧南市という地域的にはご老人が多いところに住んでいます。
核家族化してしまい、1人になって寂しいと別に生きていなくてもいいかなって思ってしまうんですよね。
だから人が繋がれる場所を作りたかったんです。

喫茶店を作って、そこに来たら友達ができるとか、知り合いに会えるとか、あの人に会える場所みたいな、なじみのお店を作りたいというイメージです。
寂しい人のよりどころになれたらいいなと。

だから、サポートはサポートでも、事務代行は少し違ったという感じですね。
ただ、心が疲れた人が集まってきたときに、それでも生活していく上でお金は必要なんですよね。
なので、そこに事務代行が活用できるかもしれないと、最近気づきました。
要は私と一緒に事務のお仕事やってもらって、お給料が発生すればそれもいいのかなって、思えるようになっています。

そもそも自分がやっていることは、自分が心地いいことの方に向かっているはずなので、自分のスキルの仕事をしているはずなんです。
それなら、やり方次第で自分がやっていることのそれぞれがリンクしないわけはないんだろうなと思います。
今まではプレイヤーとしてフィールドに立っていたけれど、自分がマネジメント側になって俯瞰して見れるようになった結果気づけたことですね。

120%で立志財団を学ぶ

―立志財団ではどのような取り組みをされましたか?
伊藤:立志財団に入って、プログラムとしてまず受けたのは真志命の解放ですが、それよりも早く、立志交流会の運営メンバーになりました。
立志フェスタの運営メンバーにもなり、懇親会で司会もしました。
その時はまだ立志フェスタに参加したことがなかったんですけどね。
初めて立志フェスタに行ってみて、みんなが輝いていて綺麗だなって思ったんです。
そしたら、立志財団の会員さんのために何かしたい、私が今までいただいたものを恩返ししたいって思いました。
それで、長谷川陽子さんと『なんでも相談室』を始めるという形になりました。

その流れで立志財団のリーダー会議に参加することになり、その時の議題が新しい立志フェスタのリーダーを決めるという内容でした。
前リーダーの真岡そらさんが私に真志命がどういうものなのかを教えてくれた人で、そらさんイズムを引き継ぎたいと思っていました。
なので、坂本先生が、伊藤さんどうですかとおっしゃってくださったときには私がやりますと手を挙げさせていただきました。

なので立志財団のプログラムを120%で体感している意識はあります。
運営側に携わるということはそういうことだと思うんですね。
それを伝えていきたいし、今後に活かしていきたいと思っています。
立志財団にいる方は全員志がある方なので、みんなそれぞれ光を放っているんですよね。
私が真志命コースで、“自分の人生を皆さんに大切に生きてほしい”と思ったときに、それはみんながそれぞれが志を見つけることで実現するだろうと気づいたんです。
なので、私がやりたいことの半分は立志財団だなと感じたので、立志財団に貢献したいと思っています。 

胸を張って“幸せ”と言える自分に出会う場所

―どのような方に立志財団をおすすめしたいですか?
伊藤: まず、どんな方もこんな方もなく全員なんですよね。
ただ特にというのであれば、幸せだと胸を張って言えないけれど、それを言えるようになりたいと思う人は、立志財団に来た方がいいと思います。
幸せがわからない、そのもやもやも、全部立志財団に来たらわかると思います。

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以上、伊藤結城さんのロングインタビューをお届けしました
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