生きている限りは自分の力を使うことが大切 得意な分野を活かすことで可能性が広がる

立志財団会員ロング・インタビューでは、会員の志やビジネスのストーリーをご紹介していきます。

今回は、Your English代表 秋本 眞紀子 (あきもとまきこ)さんです。
秋本さんは入会後2年程は、立志財団を活用できていなかったそうです。ですが現在は、交流会の運営や、立志コンサルタント、サポートメンバーとして活躍されています。秋本さんの変化の理由や立志財団を活用したことによる変化についてお伺いしました。

志とマーケティングの両輪を成長させる

−なぜ立志財団に入会しようと思いましたか?
秋本:2017年の秋に坂本さんが登壇された『全国志ビジネスプレゼンテーション大会』で知り合いました。

その頃、私は英語のプレゼン大会を始めようと思っていて、坂本さんにもご登壇を依頼したところ、快く引き受けて下さいました。
英語でのプレゼンということで、週に何度もお会いしてお話をしていたんですよね。
ちょうど財団を立ち上げる頃で、いろいろとお話を伺って、設立記念パーティーにも参加しました。

その時に私がびっくりしたのは、裕子さんが「私の夢は夫を応援することです」とおっしゃったことです。
それがすごくインパクトがあって、面白いなと思ったことがきっかけです。

あとは、財団のメインのプログラムである坂本立志塾に、志とマーケティングの両輪があることが素晴らしく、印象的でした。志を鍛えるとか、マーケティングをやる講座はそれぞれあって受けたりもしていましたが、これほど志に注目して、さらに経済の仕組みや百年大計のような事業計画もカチッと両方やるところは少ないですよね。それで入会を決めました。

自分の力を活かす

―立志財団ではどのような取り組みをされましたか?
秋本: 2年くらいは会費だけ払っている優良会員でした。
ですがある時に、立志財団はいい方が多いなって思ったんです。

色々な交流会に呼ばれて出ましたが、どの交流会も皆さん自分のことに一生懸命で、自分の宣伝とか売りたいもののことをすごくお話してくださるんですね。
でも、立志財団は他のコミュニティと違って、自分を売り込むということはあまりなくて、他の方に貢献しようという気持ちが強いですよね。

一般的な交流会に行くと、相手は顧客みたいな感じで参加しますが、立志財団の場合は、お互い志を持つ同志で、尊敬しあうというか、そんなところがありますよね。
この方たちと繋がる方が自分がいい状態でいられるなって思ったんです。
それで2年くらい前に積極的に参加しようと思って、交流会の運営に入ったのが財団にしっかりと関わるようになったきっかけです。

その後、坂本さんからお声がかかって、プレゼンの勉強会運営をしばらくご一緒させていただきました。
そこがきっかけで、最近は真志命の解放や、坂本立志塾のプレゼンのフィードバックにも参加させていただいています。

フィードバックはもともと違う会で10年以上やっているので、お役に立てそうだなと思ったのと、活躍できる分野だったのでお引き受けしました。生きている限りは自分の力を使うって大事なので、そういう意味ではいい場をいただいていると思います。

自信に繋がり可能性が広がる

―立志財団に入会してどのような変化がありましたか?
秋本:立志財団に入る前は、プレゼンの仕事を始めたいなと思っていたけれど、どういうところで、どういう方と繋がったらいいか、繋がる方法も分からなかったという状態でした。

基礎講座や、一日集中セミナー、マネープランナーゲームなどを受けて、あまり自分の事業としては経験したことのないベースみたいなものが入ってきたので、この先どうやっていこうかなとか、どういう風に計画したらいいかなと考えるときに役に立っています。

今は立志コンサルタントやサポート面談もやっていますが、こういうことをやっていますということが自信につながっているし、サポート面談のような仕事もできるなと思って、自分の新たな可能性を引き出していただきました。

現実と理想を肯定してくれる場

―どのような方に立志財団をおすすめしたいですか?
想いはあるけれど、なかなかそれを受け入れてもらえないという方。
特に、天命とかそういうことを考えているけれど、まじめに言っても現実をみなさいと言われてしまうような方たちは、立志財団が現実と理想を描くようなビジョンの両方を肯定していただける場所なのでおすすめです。

あとは何かやりたいことがあるけれど、まだ見えない、でもそれを言語化したい、あるいは視覚化したいという方にもおすすめです。

人と話すことで進展する

―会員さんにメッセージをお願いします。
秋本:立志コンサルをぜひ活用してほしいなと思っています。

何かあった時に相談をすることで、自分の中でやるべきことが見えてくるので進展しますよね。
一人でやっていると分からなくなったり、悶々と考えてしまうときがあるので、そういう時にお話できる方がいるというのは素晴らしいなと思います。

私は立志コンサルでプレゼン分野を担当しています。

“プレゼン”というと、かたく考える方が多いと思いますが、コミュニケーションの一番簡単なスタートがプレゼンだと思っています。
お仕事だったら、自己紹介や報連相、家庭ではお小遣いの値上げ交渉もプレゼンです。
コミュニケーションを良くしたい、スムーズにしたい、ストレスを減らしたいというときに、プレゼンというツールを手に入れて、そのツールを使いこなしていくと、コミュニケーション力が磨かれていきます。

技術はいろいろあって、マーケティング的にはこうしたほうがいいというのもあるけれど、それよりもまずはプレゼンは相手の真志命に沿ってあげることが大事なんですよね。
立志財団が志と経済の両輪であるように、プレゼンの技術と自分の本質・相手の本質をみるというところの両輪があるといろいろとうまくいくかなと思っています。

そこで役立つのが私がやっている天命診断です。
私は『天命からの自己表現で人が魂で繋がる世界をつくる』という志のもとで活動をしています。私のベースはもともと心理学なんですね。
心理学セラピーもやっているし、統計学的ないわゆる占いと言われているものも見ているし、いろんな方面からアプローチができます。

そういう技術も持っているということが、単にプレゼン技術のスキルだけではなくて、お役に立つかなと思っています。新しい発見が必ずあるし、それを活かしていただけるといいなと思ってプレゼンの指導をしています。

もう一つお伝えしたいことは、私はビジネス英語の企業研修もやっていて、最近企業の方からプレゼンを出来るようにしてほしいと依頼されるようになりました。

企業研修は15年ほどやっていますが、ここ1年くらいで初めて依頼されるようになりました。
ということは、今グローバルと言われている社会の中で、そういうところできちんと仕事をしていこうとするとプレゼンの技術が必要だということに企業が気が付き始めているということなんですね。

プレゼンは、企業なりのアプローチや、指導方法がいろいろありますが、私はベースは一つだと思っています。どこのプレゼンのテンプレートでも当てはまるような型を持っているので、ぜひ聞いてください。

もちろん、いいテンプレートを一つ持っていればいいという考え方も反対はしませんけれど、原理が分かっていないと応用ができないんですね。
時代と状況によって変化していくものがコミュニケーションだしプレゼンなので、そのベースをつかんでいただけたらなと思っています。

サポート面談も、1時間ちょっと、今いる所からはなれて俯瞰してみるいい機会になります。AI前線の時代だからこそ人と話すことを大事にするっていいなと思います。