自分の価値を一番発揮できるところに集中する
はじめに
ー こんにちは。今日は、「自分の価値を一番発揮できるところに集中する」
ー というお話をお伺いしたいと思います。
ー よろしくお願いいたします。
どこで一番価値を発揮するか!?
自分の価値を一番発揮できるところに集中する、ということなんですけれども、
自分でビジネスをやっていく中で、または仕事をやっていく中で、
どこで一番価値を発揮するかということは、とても大事なところです。
特に、ある程度年齢を重ねてくると、皆さん自分の得手不得手というのが大体分かってくるものです。
どうですか?その辺わかっていますか?
ー そうですね、だいたいなんとなくは。
価値提供の対価がお金
たぶん、得意なところとか苦手なところとかもわかっていると思うんですけれども。
その時にビジネスにおいて、自分がやはり一番価値を発揮できるところに集中する
ということが非常に大事になってきます。
ビジネスっていうのは、何か価値提供をしてその対価としてお金を頂くということなので、
これはサラリーマンの方でも変わらないと思うんですね、基本的に。
経営者の方も一緒だと思います。自社の一番強い所に集中して行くということです。
貢献して対価をいただくということですが。
人によって、苦手なところを克服しようとする人がとても多いです。
特に、個人のスキルだと、できないことをできるようになるということが、
「仕事ができる」だと思っている人がいるんですけれども、初めのうちはいいかもしれないですが、
なかなかこれだと大きな芽が出づらいと言うか。
1教科だけ200点取る
学校だと、5教科あって全部80点を取れる子がえらいですけれど、
皆さんそういう教育を受けてきています。英語も国語も理科も社会も全部80点という。
社会に出てから評価されるのはどういう人かというと、
4教科は全部30点でいいです。
でも1教科だけ200点取れる人です。
実はこういった人が評価されるんですね。
ー それは、能力とか技術ということですか?
そうですね、能力とか技術ということでも ok です。
突出したところ、スペシャリティのところです。
自分自身の能力の中で、ここだけは誰にも負けない人、もしくはそういう会社が生き残っていくと。
まんべんなく、なんでもできちゃうという人というのは、結構器用貧乏と言うか、
何でもそつなくできるんですけれども、
突出したものがないので他との差別化というのがしにくいです。
ビジネスというのは、競争なんです。
望んでいなくても常に 競争の世界にさらされていますから、
どこかでライバルと違う差別化というのを図っていかなければならないです。
その時に自分が一番価値提供ができる所に集中していくってこと、これ非常に大切なんです。
圧倒的な価値を作り出す
これを価値提供できないところに、
苦手なところを練習したりトレーニングしたりして克服するとかは、
もちろん大事ですが、そこを克服したところで、あまり世の中に価値提供は出来ないです。
それよりも、自分が既に価値提供できている所をさらにもっと磨いて伸ばすことによって、
他社が追随できないほどの価値を作り出すということが大事です。
ー そういった価値が、200点取れるところがない場合はどうすればいいのでしょうか?
人によっては、自分はそんな価値ないよとか得意なところはないよ
とかいうふうに思っている方もいるかもしれませんが、これは皆さんの誤解かな、
と私は思っています。
本当の能力は簡単にできてしまうところ
それは、改めて自分自身がやってきた仕事や成果を見直してみて、
必ずよかったことがあるはずなんです。
で、この良かったこと、うまくいったことを見つけることに大事なのって、
皆さん多いのは頑張ったことが能力、頑張って身につけたものが能力だと思っている人がいます。
実はそこではなくて、本当の能力というのは簡単に出来てしまうところなんです。
自分にとってはすごく簡単にできるんだけれども、人にとってはなかなかすぐできないというところ。
簡単にできるんだけれども人に喜ばれるところ、圧倒的な価値を提供できるところ。
これが自分の強みだったりするので、そこをしっかりもう一度見直すということをしてください。
自分の過去を掘り返して探す
ー 自分が簡単に行っていて、人に価値を認めてもらえるところって、
ー なかなか自分で気づきにくい事だと思うんですけれども、
ー それを探す方法というのはあるんでしょうか?
探すとするならば、自分自身で自分の過去の仕事や成果、
よかった時どんなことをしていたかということを書き出すようにしてください。
この仕事の時に、人にすごく評価されたなー、褒められたなー
とかいうのは掘り返して行くと必ずあります。
仕事以外も掘り出すといいかもしれません。
例えばスポーツで、こんな時 成果が出た。その時こんなことをやっていたな、とか。
または、地域の活動でこんなことをやっていた時にうまくまとまって皆が喜ぶ成果が出たな、とか。
自分がこれまでやってきたなかで、
どういうパターンの時は上手くいったか、これを分析していくこと。
一番価値提供できるところに集中する
ー それは人に聞いてみるというのはどうでしょうか?
他者からの評価を聴くというのもいいです。
なかなか自分の強みというのは自分ではわからないことが非常にありますので、
周りの人から聞いた上で、
その中で自分の一番価値が発揮できるところはどこなのかというのを確認していくと言う。
そして、全面に打ち出していくという、そこに集中していくと。
さらに資源を投下していくと。資源というのは自分で持っている時間などです。
さらに価値がより提供できるということです。
それが一番の強みになってきますので、よりそこから対価が返ってきたりします。
そこに集中していくことで、ひいては差別化にもつながってくるということです。
ですので、ぜひ自分の価値のところに集中していただだきたいと思います。
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