起業で失敗する経営者の8つの特徴
起業で失敗する人の8つの特徴
こんにちは、坂本です。
起業で失敗する人の8つの特徴についてお話します。
私はこれまで2000人ぐらいの方を見てきて、
自分自身もサラリーマンから起業してきた経験があります。
どういう特徴がある人が失敗しやすいのか、についてお話していきたいと思います。
ビジネスアイデアがない
そもそも何をしていいか分からない、こういう方が多いと思います。私もそうでした。
自分が何をやりたいかを見つけないと、起業はスタートできません。
起業するには特別なことをやらなければならない、と思っている方が多いように思います。ですが、特別なことをやる必要はありません。
なかには特許がとれるような技術といった特別な要素が必要だと思っているかもしれませんが、起業といっても実にさまざまです。
重要なのは欲しいと思われる商品やサービスを提供できるかです。また、ビジネスを立ち上げる以上、継続的に収益を上げなければ経営は行き詰まります。
大事なのは、まずは小さくてもスタートすることです。
スポーツでも、いきなりプロ野球選手になれるわけではなく、最初は地域のリトルリーグに入って、そこから経験を積んでだんだんうまくなっていきます。
まずはいろいろ経験してやってみることです。
ビジネスアイデアも、大きなものである必要はありません。
小さなものから、それが後に大きなビジネスになっていくというのは、非常に多いことなので、自分が得意なこと、好きなことをやって、伸ばしていくことが大事です。
ミッションがない
ミッションというのは、自分の人生の目的です。志ともいいます。
スタートは小さくても構いませんが、起業を単なるお金もうけだと考えていると正直しんどいと思います。
お金もうけだけのためであれば、サラリーマンで一生懸命働いたほうが給料は安定していていいと思います。
その分、上からいろいろ言われる苦しみはありますが、サラリーマンのほうが楽な面もあります。
自分が好きなようにやりたい、自分が思う商品をつくっていきたい、誰かにいわれてやるのではなく、自分でやるというのが、ビジネスの醍醐味かと思います。
どんな社会をつくりたい、どんな会社をつくりたい、どんなお客さんを増やしていきたい。
こういうビジョンがないと長期的にはうまくいきません。
お金もうけのためだけにやっている
お金もうけだけを考えている人は短期のスパンでは稼げる可能性はありますが、5年、10年となってくるとなかなかうまくいきません。
事業には必ずもうからない時期がありますので、そこをやり続けられるかどうか、その先に大きな成功があります。
お金もうけが悪いわけではなく、それを一番大きな価値観にしてしまうとおかしくなります。
一番上は自分のミッションや志になります。
最終的にはお金ももうかるけど、それが一番ではありません。
お金もうけが一番になっていると、成果が出ないとすぐにやめてしまいます。
自分が夢をかなえられる事業をつくっていないと思っている
自分がそもそも起業できると思っていない。
こういう方もうまくいきません。
思考は現実化する、ではありませんが、まずは経営者の思いが非常に大事です。
自分が自分の夢を信じられないと、なかなか成功することはできません。
好きなことだけやってる人が成功していることを知らない
起業を、苦しいこと、危険なことだと思っている人が多いですが、経営者で成功されている方というのは、好きなことだけやってる人が多いです。
そこだけに集中してやっています。
最終的には好きなことをやりながら、お金をかせいでいる、という状態になります。
そのことが本当に面白い、本当に好き、極めていきたい、と思えることでないと、
なかなか成功はできないので、いやなことをやっている方は、起業しても成功しにくいと思います。
事業のつくり方を知らない
筋道を立ててやっていく、ここは知識の部分が必要になります。
どうビジネスをつくっていくのか、事業には何が必要なのか、それらをきちんと学んで設計図をつくることが大事です。
決断力がない
決断力がない場合も、なかなか成功しません。
社長の一番大事な仕事は何かというと、決断するということです。
他の仕事、集客や営業、サービスというものは、他の人に委任できます。
しかし意思決定、自分たちがどこに進んでいくのか、これは外部に委任することはできません。
自分で決められない、という方は起業が難しいと思います。
ビジネスについて教えてくれる先生や友人が周りにいない
こういう方も失敗しやすいです。
ビジネスという世界は弱肉強食であり、厳しいという側面があります。ですから、指導してくれる人、サポートしてくれる人がいるかどうかも成功や失敗に関わってきます。
成功する人ほど、すごく勉強熱心です。
あと人の話をよく聞きます。
先人の経営者の話や、従業員、お客さんの声を聞きます。
自分の中にメンターを持っているかどうかは、大きな要素になります。
起業に失敗する方の8つの特徴をお話しましたので、ぜひご参考にしてください。