孫正義さんのビジネスの作り方
こんにちは、坂本憲彦です。
先だって、ご紹介させていただいた
孫正義さんの「新30年ビジョン」という
プレゼンテーションはご覧いただけましたか?
孫さん本人がソフトバンクの次の30年について
語っているプレゼンです。
このプレゼンの中で、孫さんは
どのようにビジネスを作っているのかを
解説してくれています。
今日は、その孫さんのビジネスの作り方を
私が解説させていただきます。
孫さんが「新30年ビジョン」で
語っているビジネスの作り方について解説します。
孫さんはビジネスを作るときに
3つの要素が大切だと言っています。
その3つとは、
・ミッション
・ビジョン
・ビジネスモデル
の3つです。
この3つをベースにビジネスを考えていると言っています。
その中でも特に重要なのが、
ミッションです。
孫さんの言葉で言うと、
ミッションは「志」になります。
ソフトバンクは、
これまでに、いくつもの事業を展開してきました。
最初は、PCソフトの卸売、
90年代に入ってからは、インターネット回線
2006年からは、携帯電話、
そして、今年からは、IoTの事業に参入していきます。
次々とビジネスモデルを変えて拡大しているのが
ソフトバンクのビジネスモデルです。
これは、一見すると、
まったく別のことをやっているように思われるかもしれません。
ただ、共通している点が一つあります。
それが、ソフトバンクの「志」です。
「情報革命で人々を幸せに」
というのが孫さんの「志」です。
すべては、情報革命で人々を幸せにするという
不変の理念に基づいて、
ビジネスを作っていっています。
ですので、孫さんは、
「新30年ビジョン」の中で、
「30年後のビジネスモデルは分かりません」
と言っています。
ビジネスモデルは時代時代によって変化していきます。
その時代にあったビジネスモデルを選択し、
構築していく必要があります。
ただ、時代が変わっても変化し続けない「志」が
自分の中にあるからこそ、
一貫性のあるビジネスを構築することができます。
多くの方が、ビジネスで
迷ったり、壁にぶつかって挫けてしまうのは、
この自分の中に、変化しない「志」が
ないからです。
その場、その場で
どの商売がもうかるかな、
なんのビジネスがいいかな、
と考えていると、
その場しのぎのビジネスに乗せられて、
途中でやる気がなくなって失敗してしまいます。
自分の中の一生変わらない
不変のミッション(志)を見つけることこそが、
ビジネスで成功するために
もっとも大事な要素です。
そういった自分の軸がしっかり定まった上で、
ビジネスを開始するのと、
軸がフラフラした状態で
ビジネスを開始するのとでは、
結果に雲泥の差が現れます。
ぜひ、孫さんのように
自分の中の「志」を明確にして、
ビジネスをやっていってくださいね。
本当に揺るがない軸を持つことこそが、
結果的に、成功への最短距離を歩むことになります。
それでは、今日もありがとうございました。
あなたの志の実現を応援しています!
坂本憲彦