経営戦略の前に、定めないといけないこととは?

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「経営戦略の前に、定めないといけないこととは?」

 【経営戦略の位置づけ 経営戦略の前に、定めなければいけないこととは?】

●はじめに

こんにちは、坂本です。
今日は『経営戦略の前に、定めなければいけないこと』についてお話します。
企業経営を考える上で、経営戦略というのは大事な部分ですが、それが最上位かというとまた違っており、経営戦略がどこに位置づけされているのかについて、お話したいと思います。

●会社の根幹である経営理念

企業において一番大事なのは、経営理念です。そもそもこの会社は何のために存在しているのか、ということです。ここがしっかり定まっていないと、どんなに優秀な戦略を定めたとしても、企業の発展は止まってしまいます。

ゴールデンサークル理論というものがありますが、「WHY」の部分、なぜこの会社をやっているのか、なぜこの仕事をやっているのか、が非常に大事になってきます。

●社長の使命と会社の経営理念がつながること

さらに、社長の個人的な使命が、会社の経営理念とつながっていることが大事です。ここがつながってないと、やっていることがバラバラになってしまいます。社長になる人は、会社の経営理念と合致している人ということになります。そうしないと、社長自身が苦しくなってしまいます。

●100年後の未来

次に出てくるのがビジョンです。どこに向かいたいのか。どういう未来をつくっていくのか。おすすめするのは、100年後どうなりたいかです。当然100年後ですので、正確な予測はできませんが、そこを予測していくことが大事です。

松下幸之助さんは、250年計画を作りました。250年先から考えて、この25年をどうするかということで、25年単位で計画を考えたといわれています。

孫さんも「新30年ビジョン」ということで、ソフトバンクができてから30年が経って、次の30年をどうするかという経営計画を発表するときに予測されていたのは、300年先の世界でした。自分がどういう未来をつくりたいのか、というビジョンをしっかりするということです。

100年後が定まるからこそ、10年後はどうするのか、5年後、3年後、1年後はどうするのか、そして今どうするのか、という形になります。そこまで定まった上で経営戦略です。具体的にこの1年の戦略はどうするのか、これができあがってきます。

●おわりに

もう一度会社の理念を振り返ってください。そしてご自身の生きる目的とそれがどうつながっているのか。さらに100年後、どんな世界をつくりたいのか。

そこからここ1年、3年の戦略をつくっていきます。戦略を考えるときは、常に理念に立ち返るということです。そうすることで、よりよい戦略が出てきます。

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