『自分が楽しむことで人を笑顔にする』 想いをベースに事業を拡大

立志財団会員ロング・インタビューでは、会員の志やビジネスのストーリーをご紹介していきます。

今回は、pilates×整体サロンCiel代表 森山 佳菜子 (もりやまかなこ)さんです。
森山さんは入会された当時はフリーランスになったばかりで一人でお仕事をされていました。ですが、立志塾で学ばれた後、1年足らずでスタッフが2人増え、お店を軌道に乗せられました。どのように立志財団を活用され、事業を拡大されたのか、お話を伺いました。

フリーランスから次のステップへ

−立志財団に入る前はどのような状況でしたか?

森山:立志財団に入ったのは3年前で、私は整体のお店で業務委託で働いていましたが、そこからピラティスのインストラクターの資格を取って、自分で活動を始めたというときでした。

立志財団に入った時は、独立をして、お店を出したいなと思っていたけれど、どのように進めていけばよいのか、自分では分からないという状況でした。

私はもともと整体をずっとやっていました。
整体は姿勢を整えていきますが、姿勢を支える筋肉がそもそもないと、施術したときはいいけれど、しばらくすると戻ってしまうんですね。
施術者がやるだけの介入だとなかなか根本改善できないなと感じていたときに、ピラティスに出会いました。

ピラティスのメソッドが姿勢を支えるインナーマッスルで、身体の正しい使い方を学ぶというところです。
まさに整体だけでは足りなかったところが補えると思い、ピラティスの資格を取りました。

ピラティス側も、ある程度ゆがみを整体で整えてからやった方が、エクササイズの効率がめちゃくちゃいいんです。
なので、整体で整えた姿勢がピラティスでキープできるようになって、身体の使い方も変わっていけば、そもそもゆがまなくなります。

ピラティス側から見てもいいし、整体側から見てもよくて、すごく相乗効果があると思って掛け合わせました。

一つのお店の中でピラティスのコースと整体のコースがあるところはありますが、私の場合は90分の中で整体とピラティスとオイルが全部セットで一つのコースなんです。これは今のところ、私しかやっていない施術だと思います。

挑戦をサポート

―なぜ立志財団に入会しようと思いましたか?

森山:立志財団会員の島田さんに交流会にお誘いいただいて、全く参加したことがなかった交流会というものに参加しました。

その後坂本先生のお話を聞く機会があって、立志財団は起業塾をやっていて、スタートアップをサポートしてくれるところだということだったので、ここだったら今の私に合うのかなと思って入りました。

想いに共感して人が集まる

―立志財団に入会してどのような変化がありましたか?

森山:まずは、真志命で自分の軸を作るというところで、これまでも自己分析をしてきたつもりではありましたが、また新たな目線で自分の事業の軸ができたなというところと、スタートをする上で心強かったなというのはすごく思いますね。

まさに立志塾は一人で事業をやっているところから組織化していくところ、人を雇う上でどういうことを大切にしたらいいかとか、何をマニュアル化したらいいかとか、そういったところを学べたことがよかったです。

立志塾で組織化を学び、次のステップとしてスクールをやろうと思い募集をかけたところ、受講生が2人でした。その2人が今サロンで働いてくれていて、すごくありがたいですね。

私の真志命は『自分が楽しむことで人を笑顔にする』です。

自分が楽しむというのは、私の場合は自分が好きなことを一生懸命にやることなんです。
なので、施術も一生懸命やることが楽しいし、それでありがとうと言われると嬉しいんですよね。
自分が楽しんでいると相手にも伝わると思うので、自分が楽しむことを大切にしています。

スクールの事前説明会もそうですし、スクールの第1回目も、技術を教えるスクールではありましたが、それよりも自分の想いを発信していたんですよ。
そこに共感してくれた人が来てくれたという感じなので、受講生の2人は真志命だったり、自分の事業に対する想いみたいなところにめちゃくちゃ共感してくれているなというのはありますね。

募集をかけ始めたくらいで妊娠が分かって、スクールの1回目で妊娠しましたって言ったんです。
なんて言われるかなって思ったら、「じゃあ、今の職場辞めなきゃ」って、2人とも思ってくれたみたいです。

最初に想いのところに共感してくれていたので、助けになりたいって思ってくれたのかなと思います。想いベースでできるのっていいなって思いましたね。

立志コンサルが指針に

―立志財団ではどのような取り組みをされましたか?

森山:月一のコンサルを利用しながら、スタートアップのところはセミナーを活用し、次のフェーズで人を雇おうと思ったときに立志塾に入りました。

まさに立志塾は一人でやっているところから人を増やしたい人たちにすごくいいなと思いました。

月一のコンサルも、分からないことを聞ける人がいるってすごく心強いと思うんですよね。
なので、立志塾が終わった後も、気になることがある時に坂本先生のコンサルを受けています。
そういう疑問を解消できるコンテンツがあることはすごくありがたいなと思います。

セミナーに関しても、月一のコンサルで自分の悩みを相談すると、じゃあこれがいいんじゃない受けてみなよって、おススメしてもらった感じでしたね。
それで自分の今の悩みを解決してくれそうなセミナーに参加していました。

お金が苦手だなという意識があったので、マネープランナーゲームをやってみたり、お店を出す前は起業ブートキャンプが“初の売り上げをあげよう”というところがテーマだったので参加してみました。

それこそ立志塾も、私のフェーズにいいんじゃないかとおススメしてもらい参加しました。 

やりたいことを明確にして実現をサポート

―どのような方に立志財団をおすすめしたいですか?

森山:二通りあると思っています。
        
1つ目は、起業したいけれど何をやったらいいか分からないという方。

私が起業ブートキャンプを受けた時は、サラリーマンだけど副業として何かをやりたい、でも何をしていいか分からないという方とご一緒しました。

そこで真志命を発見していくと、最初に思っていたこととは違うところにたどり着き、やりたいことを見つけられていました。
深ぼっていくと、最初に思い描いていたものと軸の部分は一緒でも、たどり着くゴールが違ったりするので、そういうところは、真志命があってこその全部ですよね。

真志命とか想いの深ぼりみたいなことは日常の生活の中ではやらないじゃないですか。
だから想いベースというところを思うと、何かを始めたい人にはすごくいいのかなと思いますね。

2つ目は、私みたいに個人事業主から、組織化して事業を広げていきたい人におすすめです。

私は組織化のタイミングで立志塾を受けられたことが良かったです。
マニュアル化をして、どういう想いを人に伝えて、それをどう共通の認識として持つかみたいなことを百年大計でやりますが、それをまさに組織化する際にそのまま使った感じなんですよ。
立志プレゼンのスライドも、スクールの事前説明会や、スクールの1回目にも使ったんですよ。

事業拡大のタイミング受けたからこそ、実用化できた気がします。