人間関係の悩みが楽になる9つのヒント

 

 

【人間関係の悩みが楽になる9つのヒント】

●はじめに

こんにちは、坂本です。
今日は『人間関係の悩みが楽になる9つのヒント』をお話します。
人間関係で悩んでいる方、多いと思います。
親との関係、子どもとの関係、夫婦、恋人、あるいは上司や部下との関係があると思います。
真面目な人ほど悩みやすいようです。

●1「浅い人間関係をやめる」

浅い人間関係を続けているとしんどくなりますので、
そういうところはすっぱり切ってしまいます。
しっかり付き合いたい人とだけ、付き合うようにします。
無理に会社の人と仲良くなりたいと思わないのであれば、
割り切って業務時間の中だけ付き合えばいいと思います。

●2「相手に期待しない」

自分が何かやったから、その人から何か返ってくる、
という形の関係をずっとやっていると、どうしても疲れてきます。

見返りがなかったときに、嫌な気持ちになってしまいます。
直接的な見返りを求めない、その場ですぐに求めないということです。
すぐに何かを期待してはいけません。

返ってくるのは、3日後かも、1カ月後かも、1年後かもしれません。
あるいは、もしかしたら、その人からは返ってこないかもしれません。
でも必ずどこか、別のところから返ってきたりするので、
相手に期待せずに自分が何かをやっていくことのほうが、気が楽になります。

●3「周りを気にしない」

他者との評価の違いで悩む人が、とても多いです。
周りから認められているかどうかを気にする方も、多いです。
自分の評価は自分でしか分からないので、
外の人が「それいいね」「悪いね」と言ったところで、
実はあまり関係がありません。

周りの目を気にして行動していても、その人たちが責任をとってくれるわけではないので、
自分自身がどうしたいか、何をしたくないか、というところが大事になります。

人の評価で生きていると、ずっと人の人生を生きてることになるので、
自分の人生ではなくなってしまいます。人の評価を気にしないことは、大事です。

●4「よい人と思われようとしない」

よい人と思われようとすると、見栄を張ることになってしまったり、
本当はそんなに親切にしたくないのに、親切にしないとそう評価されるから、
など、他者の評価で自分の存在価値を感じていると、常に満たされず、息苦しいし、生きづらいです。

自分がよければ、それでOKと思ってください。自分自身、
そのままでいいんだと認めてあげることが、非常に重要です。

どんな善人でも、人によっては悪いと評価する人がいます。
例えばマザーテレサでも、批判する人は批判します。
なので、どんなにいいことをやっていても、逆に悪いことをやっていても、
評価してくれる人はしてくれるし、批判する人は批判します。

なので、他者の評価は自分でコントロールできるものではないので、
自分自身のままでいることが重要です。その状態でいると、
自分がやる仕事や、人間関係もよくなってきます。自分が苦しんでいると、
それが波及して苦しい人間関係をつくっていきます。まず自分はそのままでいいんだ、
ということを認めてあげてください。

●5「見返りを求めない」

見返りを求めると苦しくなります。何かやってあげたから、その対価として何かください、
というふうにやっていると、どんどん苦しくなっていきます。

相手の行動は、自分にはコントロールできません。
自分にコントロールできないところで苦労をするというのは、一番ストレスがかかります。

見返りというのは、何か人にしてあげて、その人から返ってこなくても、
別の人から返ってくるということもよくあります。

あるいはタイミングがずれて返ってくることもよくありますので、
その場で見返りを求めないようにすることが大事です。

●6「自分を優先させてみる」

特に日本人はいい人が多いのか、どうしても他人を優先したり、
家族であれば夫や子どものことを優先したりしてしまいます。

しかしそれが長く続いてくると、ストレスがたまってきます。
自分を犠牲にして、人を優先するというのはよくないです。

自分も満たされていれば構いませんが、自分を犠牲にしていると、幸せを感じられません。
自分が幸せを感じていて、それをおすそわけしていくというのが本来の姿ですので、
まずは自分自身を優先させてみてください。

苦しんで人助けをやっていると、それがどうしても出てしまい、押し付けになってしまいます。

愛情についても、自分が与えるばかりで、自分には足りてないと感じる場合は、
人に「愛情ちょうだい」と言ってみてください。言っていかないと、周りの人は分かりませんので、
そこを伝えていくことも大事です。

●7「たまには相手と距離を置く」

家族で多いと思いますが、ずっと一緒にいると疲れたり、
苦しくなったりしますので、距離を置くことは大事です。

男性は家に帰って1時間ぐらいは1人になりたい時間です。
外で、戦場で戦って帰ってきてますので、帰ってきたらほっとしたいと思います。
でもおくさんは、帰ってきただんなさんにすぐにしゃべりたいと思います。
男性は家に帰った最初の1時間ぐらいが、一番やる気が落ちています。

そのときになにかいろいろ言われても頭に入らなくて、
答えられなくて、そうすると、おくさんは「話を聞いてくれない」となって、怒ってしまいます。
ですので、その1時間はそっとしておく、その後、話をしたほうがいいです。

これは夫婦だけではなく、どんな関係でもあまり一緒にいないようにする、
距離を置くということは大事なことです。

●8「今ある関係が終わっても新しい関係がつくれると思う」

これは楽になるポイントです。人間関係、
ずっと続けていかないといけないと思うと苦しくなりますが、
もしその関係が駄目になっても、また次の関係ができてきますので、
そこは気にしないようにします。

関係が終わるということは、必ずしも悪いことではありませんので、
そこに罪悪感を感じる必要はありません。

●9「永遠に続く関係はないと知る」

一時的に悪い関係になったとしても、それが永遠に続くことはありません。
必ずどこかで終わりがきます。人間関係には、サイクルがあるので、
合わないなという人も、時間をおいて会うと、また変わっていたりしますので、
人間関係は変わっていくものだということです。

相手を変えるのは難しいですが、自分自身も変わっていきますので、
悪い関係でもそれが続くことはありません。

自分に嫌なことをしてくる人でも、その人なりに何か理由があったり、
守りたいものがあっての発言になっているはずなので、そこを理解してあげると、
人間関係は楽になってくるかと思います。

人間関係で苦しんでいる方、今日お話した9つのヒントで、
少しでもよくなることを願っております。ありがとうございました。

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