私的成功から公的成功へ

●私的成功と公的成功

こんにちは、坂本です。
私的成功、公的成功という言葉を聞いたことはあるでしょうか。この言葉は『7つの習慣』という本の中で紹介されている言葉です。
私的成功、自分の個人的な欲求を満たしていきましょう、というところから、そこが満たされたら、より大きな成功、社会への貢献であったり、人の役に立ったり、地域の役に立ったりという公的成功になっていくという概念です。

●最初は私的成功から

ビジネスをやっていく上で、最初はエネルギーになりますので私的欲求も大事です。

しかしそれが達成されてしまうと、次のモチベーションになりにくいです。私も最初サラリーマンをやめて、独立して、月30万稼げるようになったとき、そこで一安心して、次の目標がなくなってしまい悩みました。そのときに、公的成功を次に考えていくといいと思います。

社会のために何がやりたいのか、どんな人の悩みを解消したいのか。これを考えていくことで、より大きなステップへと行くことができます。これが私的成功から公的成功です。公的成功を目指していくことで、ビジネス自体もよりよいものになっていき、長期的な成功に近づくビジネスモデルになっていきます。
世の中のため、人のために何をしたいのか。自分が何に役立って、成果を出していきたいのか。こういう視点で考えるのは、ビジネスを見直すきっかけになると思います。

●公的成功を目指すとより成功することができる

最初から公的成功を目指して起業されても構いませんが、まずは自分自身の私的成功で成果をあげるというところに集中していただいても構いません。

ただ私的成功だけで成果を出せる方というのは、限定されてしまうように思います。私利私欲だけで動けるのは、全体の2、3割しかいないと思います。

特に日本人は、公のため、社会のためという教育を受けてきているので、自分のためだけに頑張ることができる人は少ないので、社会のために何ができるかを考えることも、ひとつのモチベーションになってくるかと思います。