【着付け教室】仲間とともに学び歩む 『スピーディーで美しい着付け技術を未来に承継する』橋本ミヨ子氏

立志財団会員ロング・インタビューでは、会員の志やビジネスのストーリーをご紹介していきます。

今回は、一般社団法人葵の美きもの学院 学長の橋本ミヨ子(はしもとみよこ)さんです。
着付けの仕事がとにかく楽しくてしょうがないと話される橋本さんですが、もっとできることがあるのではないかという想いがあり、立志塾を受講されました。立志塾を通して、橋本さん自身がどのように変わり、それによってビジネスはどのように変わったのか、お話しいただきました。

自分の好きなことを仕事に

−立志財団に入る前はどのような状況でしたか?
橋本:私は『葵』という屋号で主に着付けの仕事をしています。

もともとは事務の仕事をしていましたが、民事再生法で社員からパートになってしまい、先が見えない中、好きな着物を仕事にしよう、そして可愛い娘の為にもせっかくやるなら「花嫁着付け師」になりたいと思い、花嫁着付け専門学院に通いました。

卒業後は事務の仕事をやりつつ、知り合いが紹介してくれた振袖の前撮りの着付けを担当しました。その後ご縁があり、ヘアメイク事務所の社長さんと一緒に成人式の振袖着付・卒業袴の着付け・婚礼和装の着付けを担当し、少しずつ仕事が広がる中で『葵』として独立しました。

『スピーディーで美しい着付け』をスローガンに、決められた時間の中で高いクオリティを提供するにはどうしたらいいのか、一緒に働くスタッフと試行錯誤をしながら作り上げたのが今の葵のかたちです。

嬉しそうなお嬢様と涙ぐみながら微笑んでいるお母様やご家族様達の感動を、着付け師として共有する幸せが全ての原動力です。

コロナを機にこの感動と高い着付け技術、つまり「世界に誇る民族衣装きものの着付け技術を未来に継承したい」と強く想うようになりました。それが『一般社団葵の美きもの学院』の設立です。

心を許せる“第2の実家”

−なぜ立志財団に入会しようと思いましたか?
橋本:独立をしたときにHPの制作を頼んだ会社の方から、坂本先生の「6つの不安がなくなればあなたの起業は絶対成功する」の本を紹介されました。それを読んだときに強い衝撃を受けました。

「あなたは自分を否定していませんか。自分を否定することは両親を否定することですよ」というメッセージが、私の嫌だなと思っているところを突かれた気がしたんです。 「この人すごい」と思って興味が出て、1dayセミナーを受けました。そして、これは受けるしかないと、導かれて立志財団にすぐに申し込みましたね。

立志塾に入ったら一緒に受ける方が6人いらっしゃって、「この人たちと一緒だったら、私も大丈夫かもしれない」って思えたんです。

年齢も環境も全然違いますが、皆さん自分の想いに向かって突き進んでいたんですね。私はそれを見ることでパワーをもらって、私にも何かできることがあるという確信が持てたんです。

また、自分を振り返った時に不足していることがたくさんあるわけです。このままではいけないと思っているけれど、どう強化したらいいか分かりませんでした。そんなところを立志で学んだおかげで、1個づつ丁寧に掘り下げていけました。

そして、真志命の解放の時には、立志の人たちは心から信頼できるという印象をものすごく受けました。ここは心を許していい場所なんだと確信をしたので、涙が出ましたね。この体験はこれからもずっと私のエネルギーになっていくだろうなと思います。

経営を学ぼうと思ったときにいろいろ調べましたが、やっぱりビジネスの目的が“お金“なんですね。でも、坂本先生は、お金と志が並行していて、そこが大きいですよね。

生きていくのにお金は重要ですけれど、でもそれだけに終わらない、志が1本通っていれば絶対に大丈夫というところです。

私は今、財団の活動にあまり行けていませんが、心の支えになっています。第2の実家と謳っているじゃないですか。あれもまさにその通りで、いつ行ってもいつでも受け入れていただけるというのはすごく安心です。 

良さに気付くことで人は変化する

―立志財団に入会してどのような変化がありましたか?
橋本:自分自身が自分の良さ、葵の良さに気づいていないということを気づかせてもらいました。
だめなところに注目をして否定する捉え方をしてましたが、そうではなくて、部分部分をみればいいところもいっぱいあるということです。

今まで葵が30年続いてきたということは、良いから続いていると見直したときに、スタッフ一人一人に対する想いや捉え方も変わりました。

レッスンのチェックをする時に、今までは技術のチェックだけをしていましたが、みんなのいいところもみるようにしました。そしたらみんな顔つきが変わって、すごく楽しそうに仕事をするようになって、これだと思ったんですね。

あとはスタッフが業務で失敗したり技術が足りなかった時の向き合う姿勢ですよね。足りないところを指摘して終わりではなくて、一緒に考えることを大切にするようになりました。

あなたのことを大切に思っていますよ、一緒に頑張っていこうね、みたいなフォローをしたり、感想でもいいからメールをくださいね、と言うと、「橋本先生に言っていいんだ」と心を開いてくれるようになりました。人は優しくすると優しくしてくれるし、そこも相乗効果でこういう雰囲気がいい仕事を作っていくんだなと感じています。

事業計画を見直して理想のビジネスをつくる

―立志財団ではどのような取り組みをされましたか?
橋本:百年大計で事業を見直したことが大きいですね。

葵の場合はお陰様で着付け業務と付随する業務があります。そこの根本を見直すと、この活動の大事な部分が分かり、膨らませると活動範囲が広がり続けて、活動をすれば対価は後について来ます。
この循環がうまくいけばすごいことになるとさえ思っています。

百年大計を作ってきちんと数字を出せたこと、迷いなく何をやるべきか確信が持てたことがとても良かったです。

葵は主に振袖着付けで収入を得てきましたが、これだけに頼っていたら私たちの活動が狭まるなと思っています。

立志塾卒業後に、このままではいけないという流れの中で、サブスクのセミナーを受けました。そこで「1は1、2は2だよ」と坂本先生がおっしゃって、それがすごく印象に残っていました。

それを自分の学院や業務に照らし合わせたときに、技術的には花嫁着付けのほうが上なので、そこをもっと輝かせたいなと思いました。よく振り返ったら私は花嫁着付け師で専門家だよね、そこをもっと打ち出せばビジネスになるよねって気が付いたんです。

立志に行っていなかったら、この大事なことに気が付かないままだったと思います。

ちょうどいいタイミングで今年の7月に花嫁専門のホームページを立ち上げました。このホームページ公開で精神的に落ち着きました。ここを軸にとにかく循環させていけば1は1で輝いて、2は2でついてくる、この仕組みをちゃんと作れたことが、やっぱり良かったなと思っていますね。

事業計画を見直したことで繋がりました。

事業承継と志

―どのような方に立志財団をおすすめしたいですか?
ご縁のある人です。
まずは私自身が立志の学びを実現する事だと思います。
橋本さんってどんな人、どこで志を立て、どこから英知をもらい、どこで技術の向上を図っているの?

それは「立志財団」です。

橋本さんのプロフィールはこちらから
https://risshi.or.jp/memberichiran/227hashimotom/