ほぼすべての女性は、生涯に必ず一度は、
年齢の離れた妻子のある年上男性に、
求愛と求婚をしてしまう。
そんな統計があるそうです。
あなたは、そんな事実を、
どう思いますか?
実は、この話には続きがあって・・・
その後、
年齢の差から、子供扱いされることに
反発心をもったりしながら、
一緒の時を過ごすそうです。
最終的には、その女性は
別の男性を好きになり、結局は、その男性と
結婚式を迎えるそうです。
この話、あるブライダル産業で集客のために
使われている話であって、
最後は、バージンロードで
「ありがとう、お父さん」
と締めくくられています。
冒頭の内容だと、
昼ドラチックな内容を彷彿とさせますが、
最後の一行で、
「ナゾはすべて解けた」
となって、
感動的な話となるわけです。
これは、叙述トリックと言われる
ライティングのテクニックの一つです。
多くは、ミステリーで使われていて、
有名なのは、
『イニシエーションラブ』(著:乾くるみさん)
『葉桜の季節に君を想うということ』(著:歌野晶午さん)
などのミステリー小説は人気があります。
ミステリー小説で言いますと、
元祖は、アガサ・クリスティー原作の
『アクロイド殺し』
でして、発表された当初は、
「さすがは、アガサ!」
「フェアじゃない!」
という賛否が、社会問題にまでなったそうです。
通常は、
犯人が探偵役や警察を欺くために
トリックを使うのですが、
「叙述トリック」は、
小説家が、書き方ひとつで、
読者を騙そうとするものです。
いずれも、最後の数行や数ページで
アッと驚くどんでん返しが
そのミステリーの価値を高めています。
このテクニックは、
コピーライティングでも
大いに活用できます。
その例が、上記のブライダルの例です。
このコピーが、
読者の胸に感動を与えるのは、
「不倫 → 結婚時の親子愛」
という落差の激しさです。
この落差が大きければ大きいほど、
最後に与える感動や感銘、印象は強くなります。
起業家のあなたの商品やサービスの価値を
正しく伝えるためのテクニックの一つとして
ご利用下さい。
沖縄でのあなたの起業の成功を応援しております。
今日も最後まで読んでくれて、
ありがとうございました。