「上司=偉い」
という図が、ある意味、会社という組織では当たり前です。
ですが、この「上司=偉い」、
本当に、そうなのでしょうか?
たまたま先に入社していて、
会社の中で「上司」というポジションを与えられた人が、
いったい、何を持って、「偉い」となるのでしょうか?
これは、「偉い」の使い方を
間違えている典型例です。
今回は、
「こんな上司は要注意!!
あなたを上司ガチャの被害者にする上司の特徴」
をご紹介します。
上司ガチャのハズレ例3選
【①「上司=偉い」の意味がよくわかっていない】
「上司=偉い」というのは、
正しく言い換えると、
「上司=部下にはない権限を、会社から与えられている」
ということです。
逆に言うと、「会社から与えられた権限」の中には、
以下のものは含まれておりません。
・あなたを私物化していい権限
・あなたの基本的人権を蔑ろにしていい権限
・あなたの権利を蔑ろにしながら、それをあなたに口止めする権限
・自分が大したことをしていないのに、あなたの手柄を奪ってもよい権限
・その他、あなたの働く権利や、労働の喜びを奪う権限
あくまで、あなたの上司が、
あなたの会社から与えられている権限は、
あなたが「働きやすい=成果を出しやすい」環境を作るためだけに
与えられているだけです。
その権限を得手に解釈して、
反論がしにくい立場のあなたに対して、
間違った対応をして、それを当たり前と思う上司は、
上司ガチャハズレです。
【②上司のクセに、被害者面する】
人がいない、時間がない、想定外のトラブルが発生したなど、
会社に勤務している以上、
時には、したくない残業や、したくない仕事を
誰かがやらなければならない時があります。
そんなときは、
「介護」「育児」「健康」などの理由がある人を除き、
できるメンバー全員で力を合わせて
乗り切らなければなりません。
課員全員が「なんで、こんな目に・・・」と
思っていたら、
それを鼓舞して、そのピンチを乗り切る為に
最善を尽くすのが、上司の役目です。
それを、よりによって、
「なんで、オレがこんな目に・・・」
というような、被害者面をしているようであれば、
その組織を任せるに値しません。
何も、労働基準法や基本的人権を、
すべて会社のピンチの為に擲て、
と言っているわけではありません。
ピンチの時に、被害者面したい気持ちがあっても、
それを押し殺して、ハッタリでも、痩せ我慢でもいいから、
ピンチに立ち向かう全員を鼓舞したり、励ましたりする
ひと言でも言えないものなのでしょうか?
上司の役職手当は、そのためのものだと考えますが、
いかがでしょうか?
【③上司のくせして、部下と張り合う】
完全に、上司の役割を間違えている人であり、
こんな上司につかまったら、不幸確定の
ハズレ上司ガチャです。
部下が上司を超える時があってもよいですし、
それを喜ばなければなりません。
もちろん、部下は、一部で上司を超えることができたと言っても、
所詮は、一部分だけであり、全体的には、
上司よりも下のレベルだと見なされていることを、
謙虚に理解しなければなりません。
上司が、部下と張り合わなくていい所で張り合うと、
その上司は獅子身中の虫となります。
その態度が、その組織で働く部下に、
「この場所で働くことがくだらない」
と思わせることに気が付くべきです。
上司ガチャに外れた場合の対処方法
外れた場合、会社員である以上、
人事をコントロールするのは、難しいです。
もちろん、希望を募って、
希望を叶えようとする企業もありますが、
そうでなければ、
自分の人生は自分で決めなければなりません。
・選択肢1
それでも、その組織でやりたい仕事があるので、上司の存在はさておいて、成果に向けて最善を尽くす
・選択肢2
転職する
・選択肢3
起業する
どの選択肢でも、あなたが納得して選ぶなら、
それが正解です。
大事なのは、上司ガチャにハズレをひいてしまったとしても、
それもあなたの人生の一部です。
それを踏まえて、
次にあなたがどうするか、
ということを、あなた自身が、自分の責任で決める必要があります。
「上司を変えて下さい」ということは、できないわけですから。
上司に「変わってください」ということも、できないのですから。
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