商品説明と自慢話を混同すると、いい商品でも売れなくなる!

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あなたは、ご自身の商品の価値を説明できますか?

 

 

実は、少なくない方が、

商品の価値について、誤解をしています。

 

もう少し正しくいうと、

商品の価値の伝え方について、

誤解をしています。

 

「商品の価値の正しい伝え方」は、

商品のスペックや性能が

いかに優れていることか伝えること

では、ありません!

 

残念ながら、それは、お客様にとって、

大して聞きたくもない自慢話を聞かされているのと、

同じように感じられてしまいます。

 

なぜでしょうか?

 

それは、お客様にとって、何より大切な、

「それが自分にとって、どんないいことがあるのか?」

ということが抜けているからです。

 

上記をそれぞれ、

「A:特徴」

「B:ベネフィット」

と言われます。

 

具体的に書きますと、次の通りです。

 

「A:特徴」

商品のスペックや性能が

いかに優れていることか伝えること

 

「B:ベネフィット」

それが自分にとって、どんないいことがあるのか?

 

違いをもう少し見てみると、

「A:特徴」主語が商品やサービス

「B:ベネフィット」お客様が主語

となります。

 

更には、

「A:特徴」誰に説明しても同じ説明

「B:ベネフィット」お客様によって説明内容が異なる

となります。

 

ですから、ベネフィットの文言は、

一見すると、どのように説明したらいいか、

わからないと思われます。

 

そこで、

「こうやったら、ベネフィットの文章が創れます」

という方法をご紹介します。

 

以下の構文に、不自然にならない言葉を当てはめてみてください。

 

= = = = = = = = = = = = = = = = = =

この商品は〇〇(=特徴)です。

だから、

あなたは、この商品を使うと、◇◇(=ベネフィット)になれます。

= = = = = = = = = = = = = = = = = =

 

 

具体例を挙げてご紹介します。

 

= = = = = = = = = = = = = = = = = =

例① マイナスイオンのドライヤー

このドライヤーは、マイナスイオンを出します(=特徴)。

だから

ご利用されたお客様は、髪がサラサラになり、

より美しく見えるようになります(=ベネフィット)。

= = = = = = = = = = = = = = = = = =

例② マイナスイオンのドライヤー

このドライヤーは、マイナスイオンを出します(=特徴)。

だから

ご利用されたお客様は、湿気の多い日でも、

髪が広がりません(=ベネフィット

= = = = = = = = = = = = = = = = = =

 

上記の2つの例を見比べてみてください。

 

同じ、マイナスイオンのドライヤーでも、

ベネフィットの創り方が複数あります。

 

それは、マイナスイオンのドライヤーの価値の感じ方が、

人によって違うからです。

 

サラサラの髪になることを望む人にとっては、

サラサラの髪になることにこそ、価値があり、

髪が広がることは、大きな意味がない可能性があります。

 

逆に、湿気の多い日に髪が広がってしまうことに

嫌気がさして、何とかしたいと思っている人にとっては、

髪が広がらないことこそが価値があります。

 

上記のように、ベネフィットは、

お客様の望むことによって、伝える内容は変わります。

 

ですから、ベネフィットの基本は、

お客様が何を望んでいるかを知ることから始まります。

 

今回も読んでくれて、ありがとうございました。

 

お役に立ちましたら、うれしく思います。

 

今回も、最後にお知らせをさせて下さい。

下記が、あなたのビジネスのお役に立ちましたら、

うれしく思います。

 

★ーーーーーーーーーーー
立志財団イベントスケジュール
ーーーーーーーーーーー★

●8月17日(月)19:00-22:00
志ある起業家のビジネス実践会【立志実践会】
詳細・お申し込み:https://mail.omc9.com/l/02g0cm/VnMttoXP/

●8月21日(金)19:00-22:00
あなたの起業の答えを見つける!【立志実践会 品川アイデア志部】
詳細・お申し込み:https://mail.omc9.com/l/02g0cm/Se2Wcr3A/

●8月28日(金)19:00-22:00
お金の増やし方と守り方をゲームで楽しく学ぶ【マネープランナー講座】
詳細・お申し込み:https://mail.omc9.com/l/02g0cm/ZFAFKobQ/

●●●
すべてのイベントスケジュールはこちらから確認できます。
→ https://mail.omc9.com/l/02g0cm/2JKAXCqW/
●●●

 

 

今日も最後まで読んでくれて、

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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商品の魅力を台無しにする商品説明

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いい商品であることは間違いなのに、

なぜか、力説しても、

その良さが伝わらないのか・・・・・

 

そんなお悩みありませんか?

 

理由はいくつかあると思うのですが、

ひょっとしたら、

その良さを正しく伝えられていないのでは?

と感じることがあります。

 

と言いますのも、先日、

こんなことがあったからです。

 

沖縄は言わずと知れた車社会です。

 

ですから、当然、車に乗る機会も、

他府県よりも多いです。

 

そうすると、

当然、車のトラブルも多いようです。

 

パンクも多いようで、

レッカー移動を生業にされている

ある方は、

「日に10回以上のレッカー移動がある」

とのことでした。

 

それくらいパンクが多い車社会ですが、

実は、調べてみると、

パンクに強いタイヤがあるそうです。

 

その名も

「ランフラットタイヤ」。

 

パンクして空気が抜けても

一定距離を一定速度で走行できるよう

設計されているタイヤだそうです。

 

これ、すごくないですか?

 

あるタイヤ屋さんで、

パンク修理をしてもらっているときに、

この情報を仕入れました。

 

すごいので、欲しくなり、

どんなものか、商品説明をしてもらうことに

しました。

 

ところが、この商品説明が、もったいない。

 

結論から申しますと、

その商品説明を聞いて、ガッカリして、

買うのを辞めてしまいました。

 

商品説明を求められている場合、

商品の性能の説明をしてほしい時と、

商品の使い勝手を教えてほしい時があります。

 

前者を特徴、

後者をベネフィット

と言ったりします。

 

商品の説明を求められたとき、

相手の方が知りたいのは、

どんなことなのか、

具体的にしてから、説明しないと、

 

言葉巧みに自分は説明しているつもりでも、

的外れな説明になってしまっている場合

あります。

 

例えば、

「性能について?」

「導入事例?」

「どれくらいパンクしても走れるか?」

「なぜ、パンクしても走れるか?」

「通常のパンクとの相違点?」

など、具体的に質問内容を捉えてから、

ご回答いただくと、

よりお客様の求める答えになることでしょう。

 

 

最後に、

少しだけ立志財団沖縄志部からの

お知らせをして、

今日の内容をまとめます。

 

 

【お知らせ】

立志財団沖縄志部は、

沖縄で起業する人、

経営を頑張っている人、

キャリアを考えている人の応援をしております。

コチラからコンテンツをご紹介しております。

→ https://risshi.or.jp/okinawa/

 

また、多くのコンテンツが

オンライン化されています。

沖縄にいながら、オンライン対象のコンテンツは、

全国のものをご利用いただけます。

→ https://risshi.or.jp/katsudo/

 

 

====================

【今日のまとめ】

商品の説明は、

お客様が「本当に聞きたいこと」を

説明することが大切です。

「具体的に、何について聞きたいか」を

理解してから、説明に入りましょう。

===================

 

今日も最後まで読んでくれて、

ありがとうございました。

 

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たすきの重さが教えてくれる沖縄での起業の成功の秘訣

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2020年、令和最初の箱根駅伝は、

青山学院さんが、

圧倒的な力の差を見せつけて、

王座奪還しました。

 

 

青山学院さん、おめでとうございます。

 

 

また、この日を夢見て、

日々努力を重ねてきた選手やサポーターの皆様、

今年も感動をありがとうございました。

 

 

学生スポーツ経験者の方なら、

すべからく知っていることですが、

 

あの箱根の舞台に憧れて、

多くを犠牲にしながら努力を重ねても、

それでも、あの舞台に立てるのは、

本当に限られた一握りの選手たちです。

 

 

努力を重ねながらも、その舞台に立てなかった

他の部員全員の想いを背負って、

選手の皆さんは、コースを走っているのです。

 

 

そして、

その想いの象徴が、各チームのたすきです。

 

 

各中継所で、

トップのチームから20分経ったら、

繰り上げ一斉スタートとなり、

たすきをつなげることができなくなります。

 

 

今年も、

死に物狂いでたすきをつなごうと

力を振り絞る選手の前で、

無情にも、繰り上げスタートがされてしまい、

 

その瞬間に、そのチームのたすきが

途切れてしまいました。

 

 

たすきは、

各チームが、選手の想いをつなぐ象徴であり、

意地でもつなぎたいものです。

 

それがつなげないということは、

ある意味トップチームに対する敗北であり、

一年間の努力の積み重ねが、

否定されたと感じてしまうほどの、

心のダメージを与えます。

 

 

もちろん、たすきが途切れても、

そのチームは敗北ではありませんし、

選手の努力が水泡に帰すことはありません。

 

しかし、そのように選手が感じるほど、

たすき1本の布には、

重みがあるのです。

 

 

この重みを「価値」と言い換えるのであれば、

たすきには、選手にしかわからない価値が

宿っています。

 

 

このお正月の風物詩が、

私たち沖縄の起業家に、

成功の秘訣を教えてくれるのです。

 

 

価値という観点で考えますと、

価値には2種類あります。

 

実質価値感情価値です。

 

前者は、商品そのものの価値であり、

原価の価値が、そのまま売価に反映されます

 

高級食材を使った料理は、

やっぱり高額である現実を見ると、

このことは、わかりやすいと思います。

 

一方で、感情価値は、上記の実質価値と

異なる価値の感じ方です。

 

実質的な質量は、数グラム程度の布切れ一枚ですが、

それをつなぐことができなかったら、

大の大人が、悔し涙を流すほどなのです。

 

実際の重さではなく、

込められている想いや、

それに至るまでのドラマが、

そのたすきに、関係者にしかわからない

重みを与えているのです。

 

いわば、感情的な価値を感じているのです。

 

 

このことは、

箱根駅伝のドラマを、

視聴者全員に感動させるほどのものに

仕立て上げているのですが、

 

それはそのまま、

私たちにも学びを与えてくれます。

 

 

お客様に提供する商品やサービスの価値は、

実質価値感情価値がありますが、

 

感情価値があれば、

それは、そのまま、あなたの存在が、

お客様に欠くべからざるものになります。

 

 

お客様の心を掴むような、

感情価値を提供して、

あなたの沖縄の起業を、ぜひ、成功させてください。

 

 

今日も最後まで読んでくれて、

ありがとうございました。

 

 

 

 

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沖縄で起業や副業で成功するには「汝自身を知れ」

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沖縄で起業したいけど、売れる商品とは?

 

誰もが知りたいことですよね。

 

さて、あなたは、この

「売れる商品とは?」

の答えを持っていますか?

 

結論から申しますと、

「コアコンセプトが磨かれた商品」

です。

 

 

「コアコンセプト」とは、何か?

 

それは、売れる商品(≒ビジネス)の設計のことです。

 

「誰に(お客様)」

「何を(提供する価値)」

「USP(数あるライバルたちの中から選ばれる理由)」

の3つについて、

 

・明確にして

・各要素同士、整合性を持たせて

・テストマーケティングをしながら修正する

ということで、

 

売れるべくして売れる設計ができるようになります。

 

現在、ご縁をいただいております桜坂市民大学様の講座

はじめての起業・副業 成功の秘訣講座

では、そのコアコンセプトを中心にご紹介しております。

 

3回目の今回は、「何を(=提供する価値)」について。

 

この「何を」とは、カンタンに申しますと、

「あなたの商品・サービス」

のことです。

 

「汝自身を知れ」

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」

の格言の通り、

 

まずはご自身のこと(ここでは、ご自身の商品やサービス)を

しっかりとご自身がまず、理解をすることが大切です。

 

逆に言うと、理解をされていないケースが

少なくなかったりします。

 

理解をするとは、どのようなことかと言うと・・・

 

お客様が、

あなたの商品やサービスに価値を感じるのは、

そこに求めている以上の変化があるからです。

 

変化とは、何の変化でしょうか?

 

例えば、肩こりで悩んでいる方が、

治したいために、あなたのマッサージを受けるとします。

 

肩こりが治り、快適な日常を送ることができるようになる。

 

それが、お客様に提供する変化です。

 

その変化に価値を感じるから、

お客様は、あなたの商品やサービスに価値を感じてくださいます。

 

感じた価値が、そのまま、

お客様がお支払いになる金額(=あなたへの感謝=あなたの報酬)

なります。

 

このことは、沖縄で起業や副業で成功したい方だけでなく、

沖縄以外でのビジネスでも当てはまる、普遍的なことです。

 

ですからこそ!

ぜひとも、しっかりとご理解していただきたいことでした。

 

 

さて・・・

 

あなたが、お客様に提供している変化は、

どんな変化でしょうか?

(上記でいうと、肩こりが治り快適な毎日になる、的な)

 

換言すると、

 

あなたのお客様が、あなたに感じる価値は、

言葉にすると、どんなものになるでしょうか?

 

 

そんな内容を、今回はお届けしました。

 

 

上記の問いかけは、

コアコンセプトの「何を」だけで独立して考えるのではなく、

「誰に」(場合によっては、もう一つの「USP」も)と

セットで考えると、考えやすいと思います。

 

そして、

「商品は目的ではなく、変化」

という観点も、

「何を」を考える際、忘れてはいけないものです。

 

それについては、また別の記事で、詳しくご紹介します。

 

今日も最後まで読んでくれて、

ありがとうございました。

 

 

最後にご案内させてください。

 

沖縄県で起業したい方を応援させてもらっております。

例えば・・・

 

①桜坂市民大学さま

はじめての起業・副業 成功の秘訣講座

 

②ジュンク堂書店さま

11月30日 15時からのトークイベント

 

③FM那覇さま

ラジオ起業塾

 

 

沖縄で起業するあなたのお役にたちましたら、幸いです。

 

今日も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

 

 

 

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費用をかけずに価値を高める方法

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価値は、

作り方によって2種類に分類されます。

 

1つ目は、実質価値

2つ目は、感情価値

 

この2つの違いについて、

もう少し深く学びましょう。

 

この違いは、価値の高め方に影響します。

 

 

まず、実質価値

こちらは、量や質の価値になります。

 

レストランを例に取ると、

食材が安ければ、単価も安くなり、

食材が高ければ、単価も高くなります。

 

ということは、

あなたの商品の実質価値を高くしようとしたら、

必然的に、原価(≒食材費)が上がります。

 

単価が上がったからと言って、

利益が残るかというと、意外にそうではありません。

 

実質価値を上げると、それと引き換えに

原価も高くなることは、覚悟しなければなりません。

 

 

次に、感情価値

感情で感じる価値であり、その感じ方は、

品質の良し悪しに左右されないことがあります。

 

例えば、

一流シェフの作る高級食材カレーと、

母の日に息子が初めて作ってくれたカレー。

 

どちらがおいしいかは、

比べるべくもありませんが、

 

それを食べるお母さんにとって、

どちらがおいしく感じるか、

どちらがうれしいか、

それも一目瞭然です。

 

安っぽいからと言っても、

一流シェフ以上の価値を感じるのは、

お母さんの感情であり、

それが人情なのです。

 

このような感情で感じる価値が

感情価値ですが、

 

実質価値と異なり、

高めるのに、実は、原価がかかっていないのです。

 

感情価値のいい所は、

価値を高めようとしても、大きなお金は必要ないのです。

 

換言すれば、

お金がなくても、アイディアややる気があれば、

感情価値は、どれだけでも、高めようとすることは可能です。

 

より大きな価値を提供したい。

よりお客様に喜んでいただきたい。

 

実質価値を上げることも有効ですが、

合わせて、感情価値を上げることも検討することが、

あなたにも、お客様にも、いろいろいいことがありそうです。

 

 

===============================

 

今日のまとめ

・価値は、その種類によって、高め方が異なります。

 

実質価値は、原価を高めることで高くなります。

 

感情価値は、元手がなくてもアイディアで高められます。

 

この2つを上手に活用してください。

 

===============================

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商品やサービスの価値を高めるための2つの必須知識

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あなたの提供する商品は、

お客様の理想と現実のギャップを埋めるものです。

 

 

それに対して、お金を支払うというのは、

価値を感じているからです。

 

ここでは、その価値について、

一緒に学びましょう。

 

価値には、作り方によって、

2通りに分かれます。

 

1:実質価値

2:感情価値

 

 

「1:実質価値」とは、

量や質、そのものが価値を持つものです。

 

例えば、

原価の安い食材を使ったレストランと、

原価の高い食材を使ったレストラン、

 

その2つのレストランの単価が変わるのは、食材の金額の差です。

 

このように、質量が、そのまま価値を作り出す種類の価値を、

実質価値と言います。

 

 

「2:感情価値」とは、

上記の実質価値とは異なる作り方で、

「ありがたみ」という感情がわかりやすい例です。

 

例えば、

原価は同じお菓子なのに、

「ご当地限定」と表記されていると、金額が高くなる。

 

これは、そこでしか買えないという希少価値

ありがたみを作り出して、

金額が高くなっております。

 

結婚式のオプションが、

安くはない金額がするにも関わらず、

「せっかくだから」とつけてしまうのは、

感情価値を感じているからです。

 

 

あなたは、お客様に商品を通して、

価値を提供します。

 

実質価値感情価値は、合わせて提供できるものです。

 

その時に、この2種類の価値を、

どのように提供できるかを考えてみると、

お客様の満足度は高まります。

 

商品が提供する価値を考えたときに、

この2点から、改めて見直してみると、

より価値を提供できる方法が見えてくることがあります。

 

 

===============================

 

今日のまとめ

・あなたが提供する価値には2種類あります。

「実質価値」「感情価値」の2つです。

 

この2つを上手に提供することで、

顧客満足度は高まります。

 

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あなたの商品の良さを更に引き出す方法

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あなたの商品の良さを、あなたご自身が

改めて知ることが、

あなたの商品の良さを

更に伝えることにつながります。

 

 

さて、

あなたの商品の良さを知るために、

あなたができることは、何でしょうか?

 

ヒントの一つを提供してくれるのが、

他ならぬお客様です。

 

商品を、実際に購入されたお客様が、

あなたの商品の良さのヒントや、

答えそのものを持っています。

 

 

では、どうやったら、そのヒントや答えを

手に入れることができるのでしょうか?

 

その方法の一つが、

「実際に聞く」

ということです。

 

 

その手法の一例が次の通りです。

 

Q1:商品を手に取る前には、どんなことで悩んでいたか?

 

Q2:どんな経緯で(どうして)、

  その商品の存在を知ることができたか?

 

Q3:なぜ、(数ある商品の中から)それを購入しようと

  思ったのか?

 

Q4:購入する時に、期待していたことは?

 

Q5:使ってみて(購入してみて)、

  実際の効果は期待と比べてどうだったか?

 

Q6:あなたと同じ悩みを持つ、友人・知人・ご家族に

  勧めるとしたら、どのように勧めるか?

 

というような感じで、質問をすると、

ヒントを頂きやすいです。

 

 

質問をするときの注意点は2つあります。

 

 

1:欲しい答えをもらえるような質問の仕方に

  することが大切です。

 

例として、「Q3」。

 

ここで「数ある商品の中から」という表現を入れる場合と、

入れない場合では、

返ってくる答えが変わります。

 

表現を入れると・・・

他の競合と比べて、どこがよかったか

(USPを知りたい)

 

表現を入れない・・・

商品そのものの効用やメリット

(ベネフィットを知りたい)

 

という答えの違いが出てきます。

 

 

上記のQ1~Q6は、サンプル的な質問ですが、

あなたが欲しい答えを答えてもらえるような

質問をすることが大切です。

 

 

2:相手の方が答えやすい質問をすることが大切です。

 

例えば、「悩み」という表現。

 

類似する表現として、

「課題」

「困りごと」

「解決したいこと」

などいろいろあります。

 

この中で、相手の方が、

よく使う表現を利用することが大切です。

 

 

一例を挙げると「課題」という言葉は、

比較的、固い表現で、

 

好んで利用されるのは、

どちらかというと、

理詰めで考えるのが得意な方や、

そのような思考が必要とされる部署

(在庫や数字、人を管理する立場の方)が

その代表です。

 

逆に言うと、サービス業の現場のプレーヤーの方などは、

あまり頻繁に使うことは、少ない表現のようです。

 

その場合は

「悩み」とか、

「もう少し、ここがこうなったら・・・と思うこと」など、

相手の方に馴染みのある表現で質問することが大切です。

 

===============================

 

今日のまとめ

・あなたの商品の良さの理解を深めるためには、

あなたのお客様(実際に購入した)に聞くことが

大きなヒントになります。

 

その際は、欲しい答えを頂けるように、

質問の表現や質問の仕方を考えておく必要があります。

 

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あなたの商品の良さを正しく伝える方法

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「あなたの商品は何ですか?」

 

 

そう質問されて、あなたは、

どう答えますか?

 

 

たとえば、あなたが、

健康のサプリメントを扱っていたとします。

 

扱っている商品は、当然

サプリメント

ですね。

 

 

では、その説明をして下さい!

 

と言われたら、

どのように説明されますか?

 

 

○○という成分が入っています、

 

とか、

 

△△という成分が、1000mg入っています、

 

とか答える方が多いと思います。

 

 

もちろん、間違いではないのですが、

それは、あなたの商品の良さの一部しか

示していないです。

 

 

あなたの商品の良さは、実は、もっと深いのです。

 

その魅力のあぶり出し方の一つを、ご紹介します。

 

 

上記のサプリメントの例で申しますと、

次の2点を踏まえて、文章を書き加えてみて下さい。

 

1:主語を、あなたの商品ではなく、「お客様」にする

2:あなたの商品の説明の後に「なので、お客様は・・・」とつなげる

 

 

上記の例は、次の通りとなります。

 

「このサプリメントは、○○という成分が入っているので、

お客様は、二日酔いになりにくくなります

 

 

この文章は、

・○○   ⇒ 特徴、性能、スペック

・二日酔い ⇒ ベネフィット

という構成になっております。

 

 

特徴は、性能スペック諸元などとも言われます。

 

これは商品の特徴や性能を示しているのですが、

実はお客様が、このことに興味を持つことは、

あまりありません。

 

それよりもむしろ、

「その特徴が、自分にどんな役に立つのだろう」

ということの方が、興味の対象となるのです。

 

その興味の対象を、ベネフィットと言います。

 

効能メリット商品から受ける効能など、

色々な言われ方がされますが、

 

要は、その商品を使うことで、

お客様にとって、どんないいことがあるか

ということです。

 

この例で申しますと、

「二日酔いになりにくい」

という点です。

 

以前、

商品 = お客様の理想と現実のギャップを埋める手段

ということをご紹介いたしました。

 

この内容に当てはめると、

・ギャップが埋まる = ベネフィット

・埋め方      = 特徴

となります。

 

 

サプリメントの例で申しますと、

お客様の現状は、次の通りです。

 

・理想 ⇒ 二日酔いになりにくい

二日酔いで悩まないようになりたい

お酒をもっと楽しめるようになりたい

 

・現実 ⇒ すぐに二日酔いになる

飲んだ翌日はつらい

平日の飲み会に参加することができず、つまらない

 

・目的 ⇒ 理想に近づきたい

 

・手段 ⇒ 商品(○○という成分を含むサプリメント)

 

となります。

 

 

「商品」というと、

 

私の扱っているものは・・・

とか、

 

こんな特徴を持っています、

という説明になります。

 

 

もちろん、間違いではないのですが、

他にも、

 

「この商品を使うと、こんないいことがある」

「その結果、理想から遠い今の現実から、理想に近づける」

というベネフィットで説明することもまた、

できるのです。

 

 

 

===============================

 

今日のまとめ

・あなたの商品には、実は

あなたが知っている以上の魅力があります。

 

「特徴」だけでなく、

「ベネフィット」の観点からも商品を見直すことで、

その魅力を深くすることができます。

 

ポイントは、

「主語をお客様にする」

「~なので、お客様は・・・、という文章にする」

ということです。

 

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あなたの商品に突き付けられている現実とは!?

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あなたの商品は、手段です。

 

何の手段かと申しますと、

お客様の理想と現実のギャップを埋めるための手段です。

 

 

ここで注意が必要で、

 

お客様の理想と現実のギャップを埋めることができるものは、

決して、この世にあなたの商品一つだけ、

ということではないのです。

 

 

例えば、肩こりを例に取ります。

 

 

理想  ⇒ 肩こりに悩まない快適な毎日

現実  ⇒ 肩こりで悩む毎日

ニーズ ⇒ 肩こりを治したい(=目的)

手段  ⇒ 肩こりを治す商品

 

となります。

 

 

さて、では、

 

「肩こりを治す商品」

と言われて、あなたは、どんなものをイメージしますか?

 

・貼り薬

・塗り薬

・内服液

・マッサージ

などなど、

 

手段だけでも、いろいろと挙げることができます。

 

 

これらの手段すべてが、

あなたの競合となります。

 

 

他の手段と比べて、

なぜ、お客様は、肩こりを治すために

あなたの商品を手に取るのか?

 

 

それが、あなたの商品のウリであり、

お客様に選ばれる理由となります。

 

 

手段として効果があっても、

お客様に手に取っていただかなければ

ないのと同じです。

 

 

===============================

 

今日のまとめ

・あなたの商品は、お客様のニーズを満たすための手段ですが、

手段だけなら、他にもたくさんあります。

 

その中から選ばれることで

あなたの商品ははじめてお客様のお役に立てます。

 

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これを見逃すと売れるものも売れなくなる!?商品の本質は〇〇!!

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コアコンセプトの構成要素の2つ目である「何を」ですが、

換言すると、商品です。

 

 

では、商品とは、いったい何でしょうか?

 

 

ここでは、「お客様にとって、あなたの商品とは?」という意味で

お考え下さい。

 

 

お客様にとって、

あなたの商品は、手段です。

 

 

では、何の手段でしょうか?

 

それは、

「理想と現実のギャップを埋めるため」の手段です。

 

 

コアコンセプトの構成要素の1つ目である「誰に」の部分で

ご紹介しましたが、

お客様は、ニーズを持たれております。

 

そのニーズこそが、

「理想と現実のギャップを埋めたい」という感情です。

 

そして、その目的を遂げるための手段が、

あなたの商品なのです。

 

 

その意味でも、

「誰に」「何を」に整合性がなければ、

お客様は、あなたの商品に興味を示さないのが、

おわかりになると思います。

 

コアコンセプトは、各要素を明確化するだけでなく、

それぞれに整合性を持たせることが必要です。

 

そうやって、仮説を作り上げ、

実際にテスト的にマーケティングを重ねながら、

磨きあがったコアコンセプトこそが、

お客様にとりわけ喜ばれる

あなたのヒット商品を生み出します。

 

 

===============================

 

今日のまとめ

・お客様にとって、

あなたの商品は、手段です。

 

何の手段かというと、

「理想と現実のギャップを埋めたい」という目的を

果たすための手段です。

 

===============================

 

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