ビジネスはすべからく、社会貢献(or人助け)であるべし!
立志財団沖縄志部では、そのように考え、
沖縄で起業したい方を応援しております。
私たちがすべての答えを持ち得ているのではなく、
折に触れ縁に触れ、学びや気づきを頂きながら、
ご縁のある方々と起業家として成長していきたいと
考えております。
私事ではありますが、先日、読谷村の座喜味城跡に
お邪魔しました。
ライトアップを見たかったからです。
こんな感じ(↓↓↓)でした。
座喜味城は、
「築城家として名高い護佐丸が築いた先進的な建築技術と、
見事な曲線が美しい『続日本100名城』に選ばれた世界遺産」
と謳われています。
世界遺産だから、入場料が必要かな、と思っていってみると、
なんと、無料で入れます。
そして、それはライトアップの時も同じです。
観光する側からすると、ありがたいお話ですが、
ビジネスという観点で考えると、「?」となります。
何の意味があるの?
いかがでしょうか?
あなたは、どう思いますか?
以下、記載するのは、あくまで分析と推察でして、
読谷村の方に裏どりをしたわけではありませんので、
「一つの意見」と言う形でお読みください。
普通に考えたら、世界遺産だから、
入場料を請求してもよさそうなものを。
更に、費用をかけて、ライトアップまでして。
一体、なぜでしょうか?
これは、
「2ステップマーケティング」
であり、
「フロントエンド・バックエンド」
の考え方を知っていると、よく理解できます。
フロントエンドは、集客用商品。
バックエンドは、本命商品。
フロントエンドは、集客が主となるため、
利益は(場合によっては)度外視になることすら、あります。
バックエンドは、利益が主となりますゆえ、
単価が高額です。
そこで、
先のフロントエンドで集客できたお客様に集中的に
販売していくものです。
上記の座喜味城のことに当てはめると、
「無料で入れる世界遺産」
「無料のライトアップ」
は、フロントエンドです。
無料だから、多くの方来やすいです。
そして、一度来た人を、見込み客と考えているようです。
※「読谷村=自治体」であるため、
本記事で言うところの「見込み客」とは、
「読谷村で消費をする人」となります。
実際、こんなキャンペーン(↓↓↓)もありました。
インスタにハッシュタグをつけて投稿すると、
プレゼントが頂けるというキャンペーンです。
この「インスタ+ハッシュタグ」は、
今のご時世ですと、とても強力です。
「インスタ+ハッシュタグ」は、
投稿する方は無料で投稿でき、
その結果、自尊心を満たすことができます。
投稿される読谷村さんから言うと、
お客様が、誰に言われることもなく、
広告を出してくれているということになります。
読谷村さんは、リゾートホテルも多く抱える
観光地。
プロ野球のキャンプなども行われます。
しかも、日本で最大人口の村だそうです。
そんな、ポテンシャルのある読谷村さんの
2ステップマーケティング(と思われる取り組み)を
ご紹介しました。
今回の内容がお役に立ちましたら幸いです。
今日も読んでくれて、ありがとうございました。