たすきの重さが教えてくれる沖縄での起業の成功の秘訣

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2020年、令和最初の箱根駅伝は、

青山学院さんが、

圧倒的な力の差を見せつけて、

王座奪還しました。

 

 

青山学院さん、おめでとうございます。

 

 

また、この日を夢見て、

日々努力を重ねてきた選手やサポーターの皆様、

今年も感動をありがとうございました。

 

 

学生スポーツ経験者の方なら、

すべからく知っていることですが、

 

あの箱根の舞台に憧れて、

多くを犠牲にしながら努力を重ねても、

それでも、あの舞台に立てるのは、

本当に限られた一握りの選手たちです。

 

 

努力を重ねながらも、その舞台に立てなかった

他の部員全員の想いを背負って、

選手の皆さんは、コースを走っているのです。

 

 

そして、

その想いの象徴が、各チームのたすきです。

 

 

各中継所で、

トップのチームから20分経ったら、

繰り上げ一斉スタートとなり、

たすきをつなげることができなくなります。

 

 

今年も、

死に物狂いでたすきをつなごうと

力を振り絞る選手の前で、

無情にも、繰り上げスタートがされてしまい、

 

その瞬間に、そのチームのたすきが

途切れてしまいました。

 

 

たすきは、

各チームが、選手の想いをつなぐ象徴であり、

意地でもつなぎたいものです。

 

それがつなげないということは、

ある意味トップチームに対する敗北であり、

一年間の努力の積み重ねが、

否定されたと感じてしまうほどの、

心のダメージを与えます。

 

 

もちろん、たすきが途切れても、

そのチームは敗北ではありませんし、

選手の努力が水泡に帰すことはありません。

 

しかし、そのように選手が感じるほど、

たすき1本の布には、

重みがあるのです。

 

 

この重みを「価値」と言い換えるのであれば、

たすきには、選手にしかわからない価値が

宿っています。

 

 

このお正月の風物詩が、

私たち沖縄の起業家に、

成功の秘訣を教えてくれるのです。

 

 

価値という観点で考えますと、

価値には2種類あります。

 

実質価値感情価値です。

 

前者は、商品そのものの価値であり、

原価の価値が、そのまま売価に反映されます

 

高級食材を使った料理は、

やっぱり高額である現実を見ると、

このことは、わかりやすいと思います。

 

一方で、感情価値は、上記の実質価値と

異なる価値の感じ方です。

 

実質的な質量は、数グラム程度の布切れ一枚ですが、

それをつなぐことができなかったら、

大の大人が、悔し涙を流すほどなのです。

 

実際の重さではなく、

込められている想いや、

それに至るまでのドラマが、

そのたすきに、関係者にしかわからない

重みを与えているのです。

 

いわば、感情的な価値を感じているのです。

 

 

このことは、

箱根駅伝のドラマを、

視聴者全員に感動させるほどのものに

仕立て上げているのですが、

 

それはそのまま、

私たちにも学びを与えてくれます。

 

 

お客様に提供する商品やサービスの価値は、

実質価値感情価値がありますが、

 

感情価値があれば、

それは、そのまま、あなたの存在が、

お客様に欠くべからざるものになります。

 

 

お客様の心を掴むような、

感情価値を提供して、

あなたの沖縄の起業を、ぜひ、成功させてください。

 

 

今日も最後まで読んでくれて、

ありがとうございました。

 

 

 

 

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