お客様について、明確になったら、
あなたの商品を知ってもらう活動が必要です。
多くの場合は、広告を出したり、
営業活動をしたりするのですが、
その時に、正しく考える必要があることがあります。
それは、市場です。
市場とは、お客様群というようなイメージです。
お客様像を絞り込み、お客様像が明確になると、
そのお客様像に近しい人たちが、なぜか不思議と寄ってきます。
これを、ニッチ イズ リッチと言われます。
ビジネスの発展(リッチ)は、お客様像を絞る込んだ先(ニッチ)にある
というものです。
さて、そうすると、次にあなたがすべきことは、
何でしょうか?
そのお客様がたくさんいる場所(市場)へ、
広告や営業をすることです。
(広告や営業は、厳密には異なるのですが、
ここでは、「お客様とのコミュニケーション」という意味で
ほぼ同義語として、ご認識下さい。
これについての詳細は、また、別のところで。
ここでは、
「どんなにいい商品でも、知られないことは存在しないことと同じ」
ということをご記憶下さい。)
市場とは、お客様がたくさんいる場所ですが、
「ニーズ」「属性(想定される対象)」の2点から、考えられます。
「ニーズ」は、カンタンに言いますと、
「理想と現実のギャップを埋めたいと思う、お客様の感情」
です。
この「ニーズ」という観点で、市場を考えるというのは、
具体例を挙げると、以下の通りです。
・ダイエット商材(ニーズ:痩せたい)
→ ファッション雑誌、筋トレ雑誌、スポーツジム、ダイエットがテーマのブログなど
・金融商品(ニーズ:お金が欲しい)
→ 投資雑誌、投資ブログ、投資に興味がある人が集まるSNS上のコミュニティなど
一方、「属性」から考えると、
具体例は、以下の通りです。
・ダイエット商材(ニーズ:痩せたい)
対象:若い女性=女子会で食べたり飲んだりするが、太りたくない。
→ 若い女性用雑誌、その女性がよく見るテレビの時間帯のテレビCM、
ダイエット系のSNS
・金融商品(ニーズ:お金が欲しい)
対象:既婚男性=独身の時はお金が自由になるが、今はお小遣い制で、物足りない。
→ ビジネス雑誌、金融系ブログなど
そこの市場に向けて、あなたのビジネスの広告をうったり、
営業をしたりすることで、
はじめて、あなたのビジネスが、必要とされる方へ届きます。
これは、この後に出てくる、コアコンセプトの「何を」との整合性、という点で
とても大切なことですので、是非、ご理解下さい。
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今日のまとめ
・あなたのビジネスの「誰に」を明確にできたら、
そのお客様群へ、広告をうったり、
営業をしたりします。
その市場を考えるときには、「ニーズ」「属性」の観点から
市場を考えると、選ぶべき市場を考えやすくなります。
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