あなたが会社員である場合、
【起業=勤め先を辞める】
ということは、避けて通れません。
今回ご紹介する内容は、
その時に思い出していただきたい内容です。
多くの企業にとって、
「従業員」とは、
その企業にとって有益な人財と成長してもらい、
その企業で勤め上げてもらうことを
期待しています。
ですから、
転職であっても、独立であっても、
退職することは、好ましく思いません。
ひどい企業になると、
「アイツは裏切り者だ」
「一切の連絡を取るな」
とか、
失敗することを期待したりします。
(まあ、気持ちはわからなくてもないのですが、
品のない話だと、個人的に思っております。。。)
一方で・・・・・
ある方が話してくれたことがあります。
その方は、ある企業の管理職であり、
何人も部下を持つ方です。
その方は、
「大きな声では言えないけど・・・」
と語ってくれました。
配下のスタッフさんが、
仮に退職するとしても、
それは、本人の人生だから、と
その決断を尊重されるそうです。
ここで働くことは、
「自社の為」ではなく、
「自分の為」であってほしいというのが、
その方の願いでした。
この職場で学んだことや、
経験した苦楽の一切が、
スタッフ一人一人の将来の糧になれば、
それがありがたい。
それが、その管理職さんの願いだそうです。
あなたが起業した後には、
いつかは、スタッフを雇い入れる日が来るかもしれません。
その大切なスタッフが
一身上の都合で辞めなければならない日が来るかもしれません。
その日まで、あなたは、
どのようにスタッフの皆さんと接しますか?
あなたが企業理念や行動指針を考えるのであれば、
この話が、何かのご参考になりましたら、
幸いです。
ここ沖縄でのあなたの起業の成功を祈念しております。
今日も最後まで読んでくれて、
ありがとうございました。