起業家を悩ませることは、
お客様との会話の中にもあるようでして・・・・・
ある理髪店でのこと。
店員「髪、どうされますか?」
客 「短くしてください」
店員「何センチくらい、切りますか?」
客 「?」
店員「だから!!何センチくらい、切りますか?!」
このお客様は、このお店のことを
どう思うでしょうか?
会話を振り返ると、
どうやら、
店員さんは「何センチ切ったらいいか」を知りたかったそうですが、
お客様は、「何センチ切ればいいか」という考えがなく、
「こんな感じの髪形にしたいな」程度に思っておりました。
「何センチ切ればいいか」という質問に対して、
その答えを持たないお客様との会話は、
お客様が答えやすいように質問をすべきです。
この場合、
「どんな髪形にされたいですか?」
という、お客様の要望にピッタリの質問とか、
「○センチ切ると、分け目がなくなって、髪が立つようになります」
というように、イメージを与えるとか、
もっとわかりやすく、
イメージ写真を見せて、選んでもらうとか、
やり方は色々、あるはずです。
相手を自分に当てはめようとする方がラクですが、
その結果は、望ましくならない方が多いです。
お客様満足度は損なわれ、
そのうちに、よほどの安売りをするしか
生き残る方法はなくなります。
自分の伝えたいことが伝わらない。
思い通りの会話が成り立たない。
それは、
誰が悪いという犯人捜しをしたり、
他の誰かのせいにするよりも、
まず自分ができることを、探す方が、
けた違いに生産的です。
あなたが起業家として成功したいなら、
是非、覚えておいていただきたいことです。
あなたの沖縄での起業の成功を
心から応援しております。
今日も、読んでくれてありがとうございました。