起業家をも悩ませる「私、疲れた」症候群

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沖縄県では離島の活性化が
進められています。

例えば、県民限定で、
旅費の7割を県が負担する
モニターツアーが
たくさん企画されているのが、
その一例です。

そんな
「観光による経済効果」
を目指す一方、

観光の現場スタッフを
悩ませている問題があるようでして・・・

観光で離島の経済が潤うことは、
誰も反対はしないのですが、

程度については、
かなり意見が分かれるようです。

代表例を挙げると、

抜本的に変えていくべきだと
主張する方もいれば、
保守的な考え方の方もいます。

これは、どちらが正しいかは、
島民の皆さんの今の生活も
あったりしますので、

カンタンには、
結論が出しにくいようです。

しかし、

結論が出しにくいからと言って、
結論を決めないと、
話は前進しません。

そこをまとめ上げて、
「こうやっていく」
という結論がなかなか出せずに、
場当たり的なことしかできない

というのが悩みだと、
あるスタッフの方が話してくれました。

「私、疲れた・・・」
という一言が、印象的でした。

このような話は、
実は、
「あるのが、当たり前」
です。

・A側を立てれば、B側から不満を持つ
・B側に配慮したら、今度はA側が文句を言う

というように、
モグラたたきのように、
次から次へと、
問題は発生します。

坂本憲彦先生も以前、
同じようなことで、悩まれ、
ついには、
社長を退任されたことがありました。

では、坂本先生は、
それをどう解決されたのでしょうか?

ヒントとして、

『6つの不安がなくなれば、
あなたの起業は絶対成功する』
の中で、

次のように書かれています。

===============

(P.199)

あなたの思いが強ければ、
あなたの弱いところを助けてくれる人が
必ず現れます。

(中略)

あなたが
自分の弱さや足りなさを自覚した上で、
「それでも、これを実現したい」
「これを世に広めたい」
と歯を食いしばるのであれば、

その情熱に心を動かされる人は
必ず現れ、

互いの弱さを認め合いながら、
一緒に成長していけると思うのです。

==========

目の前に立ちふさがる
すべての問題を仮に
根こそぎ解決できたとしても、
また次から次へと、
新しい問題が出てきます。

それは、万人にとって
共通の宿命みたいなものです。

起業家として活躍していく
あなたにとっても、

まるで、あなたの決意を試すかのように、
次々と問題がやってくるのは、
残念ながら、避けられません。

トラブル処理をする力は
当然必要ですが、

それよりももっと大切なのは、
「本当にやりたい」
という軸を据えていることです。

結局は、自分の想いが
大切だというお話でした。

今回の内容が、
起業したあなたが
課題にぶち当たった時の
お役に立ちましたら、幸いです。

今日も、最後まで読んでくれて、
ありがとうございました。

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