あの有名人が、あえて伝統を崩した理由とは

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「お客様から選ばれる存在になりたい」

 

起業家のみならず、

ビジネスパーソンであれば、

誰でもそう思いますが、

 

では、

 

のようにしたら、

「お客様から選ばれる」のでしょうか?

 

今回は、その考え方を、

わかりやすく教えてくれた

ある芸能人の方の事例からご紹介します。

 

 

その芸能人は、島田紳助さんです。

 

 

今は引退されていますが、

現役時代は、若い時には漫才師として活躍され、

コンビ解散後は、司会としても

お茶の間を沸かせていました。

 

その島田紳助さんが、

デビューするときの話です。

 

「どうしたら売れるか」

ということを考えていた時に、

こんなことがあったそうです。

 

 

同期には、

明石家さんまさんや、

オール巨人さんがいました。

 

お笑い芸人として考えたときに、

同期でライバルの明石家さんまさんは、

今でも芸能界でもビッグ3のお一人であり、

天性の明るさは、

スターになるべくしてなった方だそうです。

 

また、

漫才という分野で戦うことを考えたときには、

同期にいたオール巨人さんには

とてもでないけど勝てる気がしなかったそうです。

 

 

そこで生き残る道を考えたときに、

当時としては異色の

「不良っぽい漫才師」のスタイルだったそうです。

 

当時はまだ、

スーツなどの正装で舞台に立つのが当たり前だったのですが、

そのスタイルを崩したそうです。

 

最初は、かなり反感を買っていて

苦労はされていたそうですが、

結果を出してきてから、

徐々に理解を示す人が出てきたと言われます。

 

 

では、

なぜ、そのような伝統を崩すようなスタイルで

反感を買いながらもデビューしたのでしょうか?

 

答えは、

「勝てる分野を探した結果」

です。

 

同期に天性のスターがいて、

加えて、正統派の漫才のスペシャリストもいる。

 

正攻法で戦っても勝てないなら、

その土俵で戦うのではなく、

別の土俵で売れる方法を探した結果が、

上記のスタイルだったそうです。

 

しかも、

その不良っぽいスタイルであるのも、

もともと学生時代には不良だったそうですので、

無理しているわけではありませんでした。

 

自分に無理をしたり、

あまりに奇を衒ったものは、

行き過ぎるかもしれませんが、

 

競合を冷静に見たときに、

自分が戦える土俵を見極めることができれば、

十分、選ばれることはできるようになる

いいお手本ではないでしょうか?

 

 

あなたが、

これから起業するのであっても、

すでに起業されているのであっても、

競合は必ず存在します。

 

そして、

その競合もあなたと同じように努力をしています。

 

その中で、

あなたがお客様から選ばれるためには、

競合を冷静に観察しながら、

 

それでいて、

あなたが戦える土俵を選ぶことが大切なようです。

 

 

この内容が、ここ沖縄県で、

お客様があなたを選ぶようになることの

一助になりましたら幸いです。

 

今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

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