あなたは、
坂本憲彦先生の書かれた
『6つの不安がなくなれば
あなたの起業は絶対成功する』
をお持ちですか?
あれば、ぜひ、
今回の記事と合わせて
P.31~34まで、読み直していただきたいと
考えております。
と言いますのも、
特に、起業して間もない方を
強く勇気づける内容が書かれておりまして。
例えば、P.34のコチラの一文。
【あなたの「やりたい」という思いを大切にした
「自分軸」から入るビジネスを、
まずはやっていただきたいのです。
そのほうが成功する確率は高まりますし、
あなたも、あなたの家族も、お客様も、
多くの方が喜ぶ毎日を過ごすことができます】
なぜ、勇気づけるなんてことを、
そもそも言い出したのかと言いますと、
実は、こんなことがありました。
沖縄県那覇市某所にて、
オープンして一年も経たないある飲食店がありまして、
たままた、そこのオーナーさんと懇意になりました。
食事をいただきながら、お話を伺うと、
「今、とても不安で、迷っています」
とのことでした。
というのも、
別に今、閑古鳥が鳴いているわけではなく、
何とか、黒字は出せていますが、
先々、この状態が続く保証がないわけです。
そして、その不安を見透かしたかのように、
周囲の人が、いろんなことを言うのだそうです。
曰く
「若い女性を集客したら?男性客も入るよ」
とか、
「人としての魅力でお客をつかむために、トークを磨け」
とか、
「話題を豊富にするために、新聞を毎日読め」
とか、
「ワールドカップやっているから、大型モニターつけろ」
とか。
それらのアドバイスをされるお気持ちに、
そのオーナーさんは感謝を示しながら、
「そうは言われても、自分ではピンと来なくて・・・」
と、困ったご様子でした。
で、なんだかんだ、30分くらい話をした結果、
そのオーナーさんが下した判断は、
「やりたいようにやります」
とのことでした。
その方が起業した原点に立ち返ると・・・
もともと別の職場に勤めていたそうです。
それを、リスクを背負ってまで独立したのは、
「自分が通いたくなるお店を作りたかった」
からでした。
提供するのは、料飲ではなく、
その空間で過ごす時間でした。
週に1回でもいいから、帰宅途中の方が、
ちょっと寄り道をすることが楽しみになるような、
そんなお店を目指していました。
そんな自分が提供する空間と時間に
共感してくれるお客様を大切にしたい。
そんな思いで、お店を創ったそうです。
そしてさらにもう少し深堀りすると、
そのお店は、オーナーご自分がお客様の立場だったら、
通いたくなるようなお店に仕上がっているのです。
ですから、その軸をぶらすことなく、
提供したいものを提供する!
その思いに共感してくれた人を大切にする!!
ということを、改めて決意したそうです。
確かに、上記のアドバイス通り、
若い女性を集客したら男性客も増えるかもしれません。
しかし、
近所にガールズバーでもできたら、
そちらにお客様を奪われてしまいます。
オーナーさんが、トークを磨こうとしても、
新聞を読んで時事ネタを仕入れても、
お客様に提供したい空間とはそぐわなくなってしまいます。
ワールドカップの試合を見ることができるように
モニターをつけたところで、
すでに近所にあるスポーツバーの二番煎じにしかなりません。
それよりも、
自分がなぜ、独立起業したのか、
というその原点に沿ったお店創りをする方が結局はいい、
という結論をそのオーナーさんは出しました。
坂本憲彦先生は、
このことを、次のようにも言われます。
【はじめは数は少なかったとしても、
あなたの提供する商品やサービスのことを
本当に理解してくれるお客様と一対一で接し、
ていねいにお客様の声にも耳を傾け、
さらなるサービス改善に取り組む。
そんなふうに繰り返しながら、
あなたの中にビジネス経験が蓄積されてゆき、
着実に成長を実感しながらビジネスを育んでゆく。
そのような形のほうが健全だと思いませんか?(P.33)】
あなたは今、
起業家として、正しい道を進んでいるかどうか、
それを決めるものは、
結局は、あなたの「自分軸」に他なりません。
だから、
自信がなくなったり、不安になったときこそ、
「自分軸」を拠り所にすることが、
起業の成功の秘訣となのです。
今回の内容が、ここ沖縄で起業する
あなたの起業の成功のお役に立ちましたら幸いです。
最後まで読んでくれて、
ありがとうございました。