お客様のニーズは深堀しないと的を外す

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コアコンセプトを創る際、
「誰に(=お客様)」を明確にするときには、

対象とするお客様にニーズについて、
よく理解しておく必要があります。

ニーズは
「理想と現実のギャップを埋めたいという感情」ですが、
知ろうとすればするほど、細かくなっていきます。

例えば、
「のどが渇いた」「何か飲みたい」
というニーズを見ると・・・

・暑いから冷たいものを手軽にさっと飲みたい  ⇒ 自販機がベターかも
・暑いから冷たいものを飲みたいけど室内がいい ⇒ 喫茶店がベターかも
・室内で、更には、読書ができたらうれしい   ⇒ 漫画喫茶も選択肢に
・室内で、飲みながら、友達と話したい     ⇒ 喫茶店よりも居酒屋?

というように、
「のどが渇いた」「何か飲みたい」
という表現一つを見ても、
お客様の事情や状況に応じて、いろいろな選択肢が出てきます。

コアコンセプトを創るときには、
この「お客様像」を理解するのが、とても大切です。

上記の例で申しますと、

あなたが喫茶店をやることをすでに決めているなら、
満たすことができるお客様のニーズは、すでにそこで
決まってしまっているのです。

逆に言うと、
「手軽にさっと飲みたい人」を対象にビジネスする選択肢は
その時点で、失っているのです。
(もしくは、どうしても、手軽にさっと飲みたい人相手にも
ビジネスをしたいなら、喫茶店とは別に、
自販機を用意したりする必要があります)

そもそも論ですが、
「コアコンセプト」は、
「誰に」「何を」「USP」の3要素から構成されます。

整合性があることが前提ですが、
「誰に」と「何を」の整合性を取るためにも、
お客様のニーズをしっかりと深く理解しておくことが大切です。

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今日のまとめ
・お客様のニーズは、
表面的には一見同じように見えても、実は、大きな違いがある。
その違いを明確に理解することが大切。

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