あなたの商品の良さを、あなたご自身が
改めて知ることが、
あなたの商品の良さを
更に伝えることにつながります。
さて、
あなたの商品の良さを知るために、
あなたができることは、何でしょうか?
ヒントの一つを提供してくれるのが、
他ならぬお客様です。
商品を、実際に購入されたお客様が、
あなたの商品の良さのヒントや、
答えそのものを持っています。
では、どうやったら、そのヒントや答えを
手に入れることができるのでしょうか?
その方法の一つが、
「実際に聞く」
ということです。
その手法の一例が次の通りです。
Q1:商品を手に取る前には、どんなことで悩んでいたか?
Q2:どんな経緯で(どうして)、
その商品の存在を知ることができたか?
Q3:なぜ、(数ある商品の中から)それを購入しようと
思ったのか?
Q4:購入する時に、期待していたことは?
Q5:使ってみて(購入してみて)、
実際の効果は期待と比べてどうだったか?
Q6:あなたと同じ悩みを持つ、友人・知人・ご家族に
勧めるとしたら、どのように勧めるか?
というような感じで、質問をすると、
ヒントを頂きやすいです。
質問をするときの注意点は2つあります。
1:欲しい答えをもらえるような質問の仕方に
することが大切です。
例として、「Q3」。
ここで「数ある商品の中から」という表現を入れる場合と、
入れない場合では、
返ってくる答えが変わります。
表現を入れると・・・
↓
他の競合と比べて、どこがよかったか
(USPを知りたい)
表現を入れない・・・
↓
商品そのものの効用やメリット
(ベネフィットを知りたい)
という答えの違いが出てきます。
上記のQ1~Q6は、サンプル的な質問ですが、
あなたが欲しい答えを答えてもらえるような
質問をすることが大切です。
2:相手の方が答えやすい質問をすることが大切です。
例えば、「悩み」という表現。
類似する表現として、
「課題」
「困りごと」
「解決したいこと」
などいろいろあります。
この中で、相手の方が、
よく使う表現を利用することが大切です。
一例を挙げると「課題」という言葉は、
比較的、固い表現で、
好んで利用されるのは、
どちらかというと、
理詰めで考えるのが得意な方や、
そのような思考が必要とされる部署
(在庫や数字、人を管理する立場の方)が
その代表です。
逆に言うと、サービス業の現場のプレーヤーの方などは、
あまり頻繁に使うことは、少ない表現のようです。
その場合は
「悩み」とか、
「もう少し、ここがこうなったら・・・と思うこと」など、
相手の方に馴染みのある表現で質問することが大切です。
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今日のまとめ
・あなたの商品の良さの理解を深めるためには、
あなたのお客様(実際に購入した)に聞くことが
大きなヒントになります。
その際は、欲しい答えを頂けるように、
質問の表現や質問の仕方を考えておく必要があります。
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