上の写真は、
沖縄県のある優良大手小売店さんで
買い物したときについてきた段ボールです。
これ、何だと思いますか?
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正解は、コチラ(↓)です。
上から見ると、こんな感じ(↓)です。
瓶の飲料を買ったときに、
持ち運びの時に割れないような工夫です。
これはお店の方が下さいました。
これ、すごくないですか?
2つの意味で。
1つは、顧客心理の中でも、
なかなか表に出にくいものを、
的確にとらえています。
今回で言いますと、
買い物客の
「瓶を割ってしまうかも」
と思う不安を払拭しています。
あなたの近くのスーパーや
小売店では、
そんな不安に対して、
何かしてくれていますか?
あったとしても、
決して多くはないのではないでしょうか?
顧客の不安の中でも、
なかなか売り手にはわかりにくいものを
的確にとらえて対応している点が、
1つ目の「すごい点」です。
もう一つは、
これによって、他店との差別化を
なしている点です。
感情価値と言う言葉がありますが、
商品の価値(実質価値と言います)は、
いいものを安くすることで、
他社との差別化になりますが、
小売店などでは特に、
商品そのもので大きな差が付くことは難しく、
そうなると金額勝負の価格競争になりがちです。
もちろん、小売店もスーパーも、
それを覚悟しての、ビジネスなのですが、
このようにちょっとした、
感情に訴えるものがあれば、
それは、大きな差につながります。
これ、何がすごいかと言うと、
商品や金額によらないところ(気遣い)で
差がついています。
気遣いは、気持ちがあればできることで、
ほぼ無料です。
かかったとしても大して、費用が発生していません。
しかし、この感情価値が与える効果は、
それこそ、お金で買えないものになりえます。
那覇市での買い物で、
こんな気づきがありましたので、
今回はご紹介いたしました。
あなたのビジネスのお役に立ちましたら、
幸いです。
今日も最後まで読んでくれて、
ありがとうございました。